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バイクで素顔に戻る……普通2輪免許取得を目指す大槻ひびきが語る、セクシー女優の本音

バイクのニュース / 2021年11月21日 11時0分

静岡県伊豆半島地域を中心に、地元の高校生ら10代のメンバーで構成された課外クラブ『原動機研究部』は、レース活動のほか、電動キックボードなどの新しい乗り物で地域の活性化も目指しています。そんな彼らの活動に、セクシー女優「大槻ひびき」(33)が共感しました。部員との交流を通して原付バイクでツーリングするだけでは飽き足らず、自動2輪免許を取得中です。彼女をそこまで夢中にさせたのは何か。インタビューと現地取材で追いました。

■富士スピードウエイで、運命の出会い

 静岡県伊豆半島地域を中心に、地元の高校生ら10代のメンバーで構成された課外クラブ『原動機研究部』(以下、原研)は、レース活動のほか、電動キックボードなどの新しい乗り物で地域の活性化も目指しています。そんな彼らの活動に、セクシー女優「大槻ひびき」(33)が共感しました。部員との交流を通して原付バイクでツーリングするだけでは飽き足らず、自動2輪免許を取得中です。彼女をそこまで夢中にさせたのは何か。インタビューと現地取材で追いました。

「私、夢を追う若い人がスポーツする姿が好きなんです。高校サッカーを見に行ったり、甲子園をテレビで見たり。夢を追いかけてがんばっている子供たち、青春を感じる子を応援したい。それは私が高校生の頃からずっと同じで、気持ちが見える人を応援したいと思ってました」

 2008年に業界デビュー。今まで2000本以上のDVDに出演し、2016年には最優秀女優賞を受賞、揺るぎない人気を誇ります。原研とのきっかけを作ったのは、部員からのイメージロゴの依頼でした。

「最初はTシャツだけだったのかな。最初のデザインからどんどん広がっていって。車体のロゴとか。いろいろと話を広めてくださって。かっこいい感じのロゴも考えたんですけど、ねこちゃんがいいって言ってくれたので。ゆるキャラっぽい感じのゆるい絵ですけど、気に入ってくれてよかったです」

 部員が選んだのは、スパナを持っているネコでした。彼女がデザインしたロゴは原研の名称と共に、Tシャツ、トレーナー、競技車両などに使われています。

「子供たちがねこちゃんに『げんにゃん』って名前をつけてくれて、さらに愛着がわきました」

 2021年3月31日、彼女は部員と初めて顔を合わせました。デザインのお披露目と謝礼を兼ねて、部員が富士スピードウエイでの走行会に招待したのです。

 ピットには『げんにゃん』のロゴが描かれた競技専用4輪車の「VITA」。原研の活動に賛同するレースファクトリー「A・Q・M Company」(三島市)が提供し、原研は整備サポートを担当。その活動の様子を見学に来た高校生の中に、彼女も混じっていました。

初めてのサーキット、富士スピードウェイにて原研メンバーと初めての対面

 彼女にとって初めてのレース現場で、乗用車とは違う車両への乗り込み方やサインボードの出し方を教えたのは、原研部員の女子高生でした。

「私が富士スピードウエイでVITAに乗せてもらったことは奇跡に近いことが起きたんですよ。モータースポーツ(の世界)には行きたくてもいけない、私がそっち側に踏み出すとは思ってもいなかった。ピットから自分の乗ったVITAが間近で走る様子を見て、想像したよりかっこよかった。憧れとか、応援したいとか。ぜんぜん難しいかもしれないけど運転してみたいという野望とか一気に出てきました」

 昼休みに、彼女はミーティングルームで、部員にSNSの対処法を話しました。

「SNSがある時代に生まれた子供たちに、私の役に立てることがあればと。私がSNSで誹謗中傷を受けた時の経験と、それを乗り越えた経験を話し合いました」

インタビュー取材に応じる大槻ひびきさん。原研との関りをきっかけに、バイクの免許を取ってみんなとツーリングに行きたいと語る

 部員にも悩みがあります。10代の若者がリアルに相談できたのが、素顔の彼女でした。

「町内会の子供たちと活動している気分でした。“大槻ひびき”ではない中身の人間が関わっている感じ。私の中では居心地のいい感覚でした」

■普通2輪免許に“格上げ”挑戦

 彼女は今、都内の教習所で普通2輪免許の取得を目指しています。でも、最初は普通免許があったので、短期で取得できる「AT小型限定」を狙っていました。

「入校前に心折れました。関東中の教習所に電話して、8月の時点で11月になりますよ、って。まずその時点で、一生取れないんじゃないかって……」

 週末の2日間で取得できるとのふれこみでしたが、実施する教習所が少ない上に、コロナ禍で教習数が絞り込まれていました。そのとき、普通2輪免許を取るべきだと背中を押したのは、原研の部員たちや彼女のSNSのフォロワーでした。

「どうせ取るならマニュアルの普通2輪免許がいいよ、って。私ぜんぜんバイク詳しくないですけど、乗れる種類が増えた方が面白くなるのかなと。がんばればとれるのではと思えてきちゃったんです」

 運よく教習所が決まった後も、一筋縄ではいきませんでした。いよいよ入校です。

教習所の外周を走行中立ちごけ。引き起こしでバイクと格闘する“ひびやん”

「バイクの引き起こしやセンタースタンド立てがありまして、どうがんばっても起こせず、転んでけがをしたんです。デニムに穴があいて血だらけになって」

 教習初日、さらに試練が。

「すごく疲れましたね。へろへろでした。汗もすごかったですし。すごい緊張で、うまく操作ができなくて焦るし、しかも私……コースの脇の細い路地でギアチェンジの練習をしていたのですが、操作が下手すぎてコースに出てしまいそうになって、先生があわててバイクを引っ張って止められるという……」

 苦手はフットブレーキ。

「足のブレーキが下手なんですよ。足でブレーキってあんまり経験が……あっ、まあ、クルマは足のブレーキですけど、バイクに足のブレーキがあるなんて知らなくて……。理解が追いつかず、足が動かず倒れたりしてたのですが、それに慣れてきたらもう少し乗れる気がします。ただ、まだ教習車が小型だから乗れたんですよね、中型になったら足とどくかな……怖いですね」

 技能教習で大槻さんは、指導員に外周を回るように指示され、「私が先に行くんですか!」と、確かめる声が遠く離れていても聞こえてきました。

「先生とコンタクトとろうと必死でした。限られた時間の中で全部学ばなくては! って」

■ショップでバイク乗り比べ、免許とったら伊豆ツーに

 原研に出会ってからというもの、彼女は折に触れて伊豆の地を踏み、原付バイクでのツーリングや電動バイクの試乗にもチャレンジするようになりました。2021年11月には、部員やデザインを担当した高校生たちといっしょに、原研が来年参戦するホンダ「グロム」の彩色にも参加しました。

高校生によるグロムデザインコンペで採用されたデザインの彩色にも加わった(画像提供/原動機研究部)

「子供たちが夢に向かって頑張っている姿が輝いて見えて、ますます応援したくなりました」

 10代の若者たちとの交流が、彼女の気持ちもかきたてます。

「私はけっこう挑戦したいタイプなので。高校で吹奏楽部の時も全国大会目指してがんばるぞという感じで、副部長もやっていたし。仕事でも、作品をたくさん撮って、SNSや生配信をがんばって。そういうのを積み重ねて、みなさんの応援の結果、ようやく2016年に最優秀女優賞をいただきました。がんばる意欲とか目標とか夢とか、メラメラしたものがありました」

 彼女が見つけた新たな原動力は、原研との関わりでした。

「私は今まで、免許はあってもクルマに乗ったこともなかったし。原研と関わったジャンルは経験がなくて。彼らと会って、そういう未知の世界にチャレンジしたい、期待に応えられるようなことをしたいな、と思いました」

 免許取得後の予定は、部員たちとの伊豆ツーリングと、すでに決まっています。

「(教習を受けられる)期限内にはとりたいです。クルマのときもほんとにギリギリだったので、たぶんそのくらいかかるけど、必ず!」

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