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これまでにないモトグッツィ 100周年の節目に登場した新型「V100マンデッロ」【EICMA 2021】

バイクのニュース / 2021年11月26日 17時0分

現存するイタリア最古のバイクメーカー「モトグッツィ」は、新型「V100マンデッロ」を2021年11月25日から28日にかけてイタリアのミラノで一般公開されるバイクの見本市「EICMA 2021」でお披露目しました。

■水冷エンジン、電動エアロ、電子制御サスペンションなど盛りだくさん

 2021年で創業100周年を迎える、現存するイタリア最古のバイクメーカー「MOTO GUZZI(モトグッツィ)」は、これからのブランド100周年に向け、独特なデザインと最新のエンジン、最先端のテクノロジーを採用した新型モデル「V100 MANDELLO(V100マンデッロ)」を、2021年11月25日から28日にかけてイタリアのミラノで一般公開されるバイクの見本市「EICMA 2021」でお披露目しました。

 これまでのモトグッツィには無い、まったくの新型となって登場した「V100マンデッロ」には、V85TTなどに搭載される排気量850ccの「スモールブロック」エンジンよりも小型化された「コンパクトブロック」エンジンが搭載され、縦置きクランクV型2気筒の伝統的なエンジン形式は残すものの、吸排気レイアウトはV型シリンダーの内側から吸気し、エキゾーストパイプはシリンダー前方ではなく側方となっています。

 また、冷却方式も空冷から水冷へ、排気量は1042ccとなり、最高出力115HP、最大トルク105Nmのユーロ5に適合したDOHC4バルブエンジンは、回転数3500rpmでその90%を発揮し、低速域で力強いエンジン特性となっています。駆動はシャフトドライブ、アルミニウム製の片持ちスイングアームを採用しています。

 さらに、電動調整式スクリーンに加え、燃料タンク前方左右に格納された電動可変ウインドディフレクターを含むアダプティブ・エアロダイナミック・システムを世界で初めて採用し、走行速度やライディングモードにより自動調整され、最大展開した状態ではライダーにかかる空気圧を22%低減するものとしています。

 足周りにはオーリンズ製電子制御サスペンションを搭載し、4種類の選択可能なライディングモード(トラベル、スポーツ、レイン、ロード)により、エンジンブレーキやトラクションコントロール、コーナリングABSなども含め、異なる設定が用意されています。

モトグッツィ新型「V100 MANDELLO(V100マンデッロ)」(2022年型)

 電子スロットル(ライド・バイ・ワイヤ)をはじめ、メーターには5インチのTFTカラーディスプレイ、灯火類はフルLED、コーナリングライトとデイタイムランニングライト(DRL)を含むヘッドライト、クイックシフター、グリップヒーター、クルーズコントロール、ブルートゥースを介したスマートフォンとの連携など、さまざまな装備が盛りだくさんとなっています。

 装備違いで2機種の展開となる新型「V100マンデッロ」は、この先のモトグッツィブランド100周年を見据えた最初のモデルだけに、日本への導入にも期待がかかります。

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