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レーサー直系のストリートマシン ドゥカティ「パニガーレV4」シリーズが2022年型でアップデート

バイクのニュース / 2021年11月29日 17時0分

イタリアのバイクメーカー「ドゥカティ」が誇るスポーツモデルのフラッグシップ「Panigale V4(パニガーレV4)」シリーズが、2022年型でさらに進化を遂げました。

■登場以来もっとも大幅な改良、レーサー同様に進化を続ける

 ドゥカティのスポーツバイクにおいてトップモデルに位置する「Panigale V4(パニガーレV4)」シリーズの2022年型が、誕生以来もっとも大幅な改良が施されて登場しました。

 2022年型では2機種がラインナップします。2022年4月以降発売予定の「パニガーレV4 S」は価格が358万円、カスタマイズ可能で受注生産となる標準仕様の「パニガーレV4」は2022年9月以降発売予定で価格は290万円となっています(いずれも消費税10%込み)。

 2018年の新登場から世界中のモータースポーツファンに圧倒的存在感を示した「パニガーレV4」シリーズは、ドゥカティが参戦するMotoGPやスーパーバイク世界選手権(SBK)のマシンと同様に絶えず進化しており、レースシーンでのノウハウとテクノロジーが量産車へと継続的にフィードバックされています。

 そして2022年バージョンでは、エアロダイナミクス、エルゴノミクス、エンジン、シャシ、エレクトロニクスなどすべての分野に改善が施され、サーキットではより速く、ストリートではより疲れにくく、いずれにおいてもライディングをより楽しめるよう進化しているといいます。

ドゥカティ「パニガーレV4 S」(2022年型)

 エアロダイナミクスでは、よりコンパクトで薄いダブルプロファイルデザインのウイングと組み合わせることで効率の向上を達成、このアップデートにより、300km/hで従来と同じ最大37kgのダウンフォースを得ることに成功しています。さらにフェアリングの下部には、冷却効率を改善するために再設計されたエア排出ソケットを設置することにより、とくにサーキット走行におけるパフォーマンスが向上しています。

 エルゴノミクスの面では、サーキットセッション中のバイクのコントロール性を改善、タイムアタックとロングラップの両方で、ライダーがマシンのパフォーマンスを最大限に活用できるものとしています。

 搭載されるMotoGP由来の排気量1103ccのデスモセディチストラダーレ(90度V型4気筒)エンジンは、潤滑回路の変更や新しいオイルポンプを採用するなどエンジンパフォーマンスが向上され、215.5ps/13000rpmの最高出力と123.6Nm/9500rpmの最大トルクを発生すると同時に、スロットル・レスポンスも向上しています。また、新しいギアボックスの採用により、より「レース指向」の走りを実現しています。

ドゥカティ「パニガーレV4」(2022年型)

 ほかにも、新しいロジックで設定されたパワーモード(フル、ハイ、ミディアム、ロー)、アクラポビッチとの共同開発によるフルチタニウム製の新しいエグゾーストシステム、オーリンズ製電子制御式サスペンション(パニガーレV4 S)、アルミニウム製片持ち式スイングアームのピボット位置変更(4mmアップ)など多くの変更と改善が施され、6軸慣性プラットフォームをベースとする複数の電子制御システムなどが搭載されています。

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