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スポーツ指向のロードバイク(自転車)、どんな種類がある?【2021年版】

バイクのニュース / 2021年12月6日 15時0分

整備された路面を軽快に走ることができるロードバイク(自転車)は、少ない力で速く走るために、設計はもちろん素材や形状にまで工夫が凝らされています。どのような種類があるのでしょうか。特徴を解説します。

■ロードバイク(自転車)と言っても、種類はざまざま【2021年版】

 整備された路面を軽快に走ることができるロードバイク(自転車)。少ない力で速く走るために、設計はもちろん素材や形状にまで工夫が凝らされています。

 移動スピードが高く、高速域での安定性が求められるため、いわゆるキャスター角は直進安定性が高いように設計されています。用途が違うママチャリやMTB(マウンテンバイク)とは、基本的なジオメトリーの設計も変わります。

 使用される素材においても、ハイエンドモデルのフレームはほぼカーボン製です。これはカーボンファイバーの特性と言える振動減衰性や軽さなど、ロードバイクの性能を高める素材としては理想的だからです。

空気抵抗を減らし、パワーセーブを目的とした平坦コース向きの「エアロロードバイク」。キャノンデール「SystemSix Hi-MOD Dura-Ace Di2」価格(消費税10%込み)126万5000円(写真/CANNONDALE)

 また、形状設計もユーザーの好みが反映されやすいところ。空気抵抗を軽減するような翼状断面形状のフレームは「エアロフレーム」と呼ばれ、平地などハイスピード領域での用途として好まれています。デメリットはやや重くなってしまうことですが、特殊なビジュアルは目を引くものがあります。

 一方で、軽さにフォーカスしたフレームは「軽量フレーム」や「オールラウンド系」などと呼ばれ、エアロフレームよりも軽く仕上がっており、使う場面を選ばないのが特徴です。最新鋭のフレームはそれぞれの特徴をバランスよく取り入れた形状となっています。自由度の高い形状設計はカーボンファイバーならでは、とも言えます。

オーソドックスな形状で、軽量かつ使う場面を選ばない「オールラウンドロード」。キャノンデール「SuperSix EVO Hi-MOD Disc Dura-Ace Di2」価格(消費税10%込み)126万5000円(写真/CANNONDALE)

 ロードバイクの派生型としては、ロングライドにフォーカスしたジオメトリー設計で、無理なくゆったりとした乗車姿勢で長距離でも快適に、しかしスピードも追求しているロードバイクは、総じて「エンデュランスロード」と呼ばれています。

 快適だからといって走行性能が劣るわけではないのが最近のフレームのすごいところで、いずれも根底には「速く走るため」のバイクであるということに変わりはありません。

 大手メーカーでは上記のようなモデルがシリーズ化されています。どんなロードバイクが欲しいのか、迷った時には用途によって選ぶと決めやすいかもしれません。

快適性を追求し、ロングライドでも疲れにくい「エンデュランスロード」。キャノンデール「Synapse Carbon Hi-MOD Red eTap AXS」価格(消費税10%込み)104万5000円(写真/CANNONDALE)

 最近ではロードバイクから派生したジャンルで、「グラベルロードバイク」も勢力を伸ばしています。

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