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ロイヤルエンフィールド「ヒマラヤ」で南極点に到達 史上初の南極走破プロジェクト成功

バイクのニュース / 2021年12月24日 15時0分

インドのバイクブランド「ロイヤルエンフィールド」は史上初のバイクによる南極走破プロジェクト「90° SOUTH - Quest for the Pole」を成功させました。その軌跡を振り返ってみましょう。

■極限の気候条件の中行われたプロジェクト

 2021年で創業120周年を迎えたロイヤルエンフィールドは、モーターサイクルの新しい可能性を押し広げる新しい試みとして、世界初のモーターサイクルによる南極走破プロジェクト「90° SOUTH – Quest for the Pole」を行い見事に成功を収めました。

モーターサイクルによる南極走破プロジェクト「90° SOUTH - Quest for the Pole」で使用されたロイヤルエンフィールドのアドベンチャーツアラー「Himalayan(ヒマラヤ)」モーターサイクルによる南極走破プロジェクト「90° SOUTH - Quest for the Pole」で使用されたロイヤルエンフィールドのアドベンチャーツアラー「Himalayan(ヒマラヤ)」

 ロイヤルエンフィールドのアドベンチャーツアラー「Himalayan(ヒマラヤ)」で行われた同プロジェクトは、これまで120年にわたりモーターサイクルの歴史を作ってきたライダーや冒険家たちへの敬意を表すとともに、ロイヤルエンフィールドのビジョンである「Pure Motorcycling」をコンセプトに、これまでどのモーターサイクルも走ったことがない場所に行くという野心的な試みです。

 プロジェクトに挑んだロイヤルエンフィールドのライド&コミュニティ部門リーダーであるSanthosh Vijay Kumarと、製品開発部門のシニア・エンジニアであるDean Coxsonは、2021年11月26日に南アフリカのケープタウンを出発し、南極のノボ(Novo)に到着したあと、4日間の高所順応、物資の積み込み、装備やモーターサイクルをチェック。

 その後、ノボから9日間かけ、気温-30~-25度、風速60kmという極限の気候条件の中、ロス棚氷に向かって3,200kmの距離を走破しました。

ロイヤルエンフィールドが行ったモーターサイクルによる南極走破プロジェクト「90° SOUTH - Quest for the Pole」ロイヤルエンフィールドが行ったモーターサイクルによる南極走破プロジェクト「90° SOUTH - Quest for the Pole」

 大陸の最南端に位置するロス棚氷は、南極点を目指すライダーたちの出発地点として指定されていましたが、予期せぬブリザード発生のため、南緯86度ではなく87度からスタートするコースに変更。

 道路の寸断や迂回といった予期せぬ事態を乗り越え、チームは12月16日に無事南極点に到達し、新たな歴史を作りました。現在、チームは南極大陸西部のユニオン氷河に向かっており、そこからチリのプンタ・アレーナスへ飛び立つ予定です。

 なお、今回のプロジェクトでは環境への負荷を考慮し、雪で消えてしまうタイヤ痕以外は何も痕跡を残さぬよう配慮されて行われました。

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