1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

ハーヴェイ・カイテルが伝説的マフィアの晩年を好演『ギャング・オブ・アメリカ』

バイクのニュース / 2022年2月5日 15時0分

名優ハーヴェイ・カイテルが、これまで数々のマフィア映画のモデルともなったアメリカの伝説的マフィアの晩年を演じる『ギャング・オブ・アメリカ』が、2022年2月4日(金)より全国ロードショー中です。

■伝説的マフィアの壮絶な過去

 今年83歳になる名優ハーヴェイ・カイテルが、アメリカにおけるマフィアの礎を築いたと言われる伝説的人物を演じました。映画『ギャング・オブ・アメリカ』でカイテルが扮するのは、これまで数々のマフィア映画のモデルとなり、その名を冠した実録映画も製作されたマイヤー・ランスキーです。

『ギャング・オブ・アメリカ』(c) 2021 MLI HOLDINGS, LLC ALL RIGHTS RESERVED.『ギャング・オブ・アメリカ』(c) 2021 MLI HOLDINGS, LLC ALL RIGHTS RESERVED.

『ギャング・オブ・アメリカ』の舞台となるのは1981年の米マイアミ。サム・ワーシントン演じる作家のデヴィッド・ストーンは、伝説的マフィアであるマイヤー・ランスキー直々の依頼で彼の伝記を執筆することになります。出版されればベストセラー間違いなしの好オファーでしたが、ランスキーから出された条件は「俺が生きているうちは、誰にも読ませるな」というものでした。

 とはいえ、病により余命宣告されているランスキーなので、取材さえできれば出版は時間の問題。そうしてランスキーはお気に入りのダイナーで、ストーンを相手に自らの人生を赤裸々に語りはじめます。貧しい幼少時代に始まり、やがてニューヨークのマフィアを取り仕切ることになる重鎮ラッキー・ルチアーノとの出会いや、殺し屋集団「マーダー・インク」の結成、巨万の富を築いたカジノ経営……。それは半世紀以上におよぶ、ギャングたちの血で血を洗う壮絶な抗争の記録でした。

 物語はランスキーによる回想と、過去の出来事が再現ドラマ的に交互に描かれます。しかし取材に茶々を入れてくるのが、ランスキーがどこかに隠していると噂される3億ドルもの資産の在り処を捜査するFBIです。当然ながらストーンは「カネについて聞き出せ」と捜査協力を強いられるのですが、切れ者のランスキーはそう簡単に尻尾を掴ませず……。

サム・ワーシントンは、ホンダのXR250Rが印象的に使用された『タップ・ドッグス』に出演したサム・ワーシントンは、ホンダのXR250Rが印象的に使用された『タップ・ドッグス』に出演した

 カイテルの重厚な演技が本作最大の見所なのは言うまでもありませんが、ちょっと情けない作家を演じたワーシントンの人間臭さも見逃せません。ホンダのXR250Rが印象的に使用された『タップ・ドッグス』(2000年)では弟想いの不良青年を演じ、雑誌「GQ」オーストラリア版ではハーレーダビッドソン・エレクトラグライドと共に撮影を行うなど、バイクが似合う無骨な魅力が持ち味の俳優です。

『ギャング・オブ・アメリカ』(c) 2021 MLI HOLDINGS, LLC ALL RIGHTS RESERVED.『ギャング・オブ・アメリカ』(c) 2021 MLI HOLDINGS, LLC ALL RIGHTS RESERVED.

『モブスターズ 青春の群像』(1991年)や『ランスキー アメリカが最も恐れた男』(1999年)でその半生が描かれ、『ゴッドファーザーPARTII』(1975年)では重要人物のモデルとなったランスキーの晩年を描く『ギャング・オブ・アメリカ』は、2022年2月4日(金)より新宿バルト9ほか全国ロードショー中です。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください