小松菜奈＆坂口健太郎ダブル主演！ 号泣必死の恋物語『余命10年』

“切なすぎる恋愛小説”と反響を呼んだベストセラーを、小松菜奈＆坂口健太郎のダブル主演で映画化した話題作『余命10年』が、2022年3月4日（金）より全国公開中です。

■胸に突き刺さる切ないラブストーリー

　2017年に発表されるや“切なすぎる恋愛小説”として反響を呼び、ベストセラーとなった小坂流加による同名小説を映画化した『余命10年』。若者を中心に絶大な支持を得る小松菜奈と坂口健太郎のダブル主演、さらにRADWIMPSが音楽と主題歌を書下ろすなど話題性たっぷりの日本映画です。

号泣必死の恋物語『余命10年』(c)2022映画「余命10年」製作委員会

　若くして不治の病により“余命10年”を宣告された茉莉と、生きる気力を失いかけていた和人は同窓会で再会し、鬱屈とした日々に一筋の光が差したかのように惹かれ合います。しかし愛情が大きくなればなるほど、遠くない“別れ”への恐怖に押しつぶされそうになります。刻一刻と失われていく余命と、相反するように増えていく大切な思い出。苦しいせめぎ合いの中で二人が選んだ道とは……。

　かねてから実写化を望む声が大きかったという本作のメガホンをとったのは、第43回日本アカデミー賞で6部門を受賞した藤井道人監督。自身も大病を患っていた原作者の小坂さんが自らの想いを込めたであろう物語を、撮影に1年かけて丁寧に紡いでいます。茉莉を演じた小松さんも自らに厳しい食事制限を課すなど徹底した役作りで、坂口さん演じる和人との切なくもロマンチックなラブストーリーにリアリティをもたらしています。

山田裕貴さんは『デメキン』（2017年）ではバリオス2に乗って登場

　そんな二人の人生に関わるタケルと沙苗を演じるのは、これまた話題作に引っ張りだこの山田裕貴と奈緒。山田さんは過去作でバイクと深い関わりのある役を演じてきましたが、『東京リベンジャーズ』（2021年）ではゼファー400、『デメキン』（2017年）ではバリオス2に乗っており、とくにカワサキ車と縁深いようです。ちなみに坂口さんは数年前に大型バイクの免許を取得したそうですが、残念ながらまったく乗っていないそうです……（苦笑）。

号泣必死の恋物語『余命10年』(c)2022映画「余命10年」製作委員会

　主演陣の熱演はもちろん、リリー・フランキーや松重豊ら脇を固める名バイプレイヤーたちの思わずグッとくる“重みのあるセリフ”にも注目の『余命10年』は、2022年3月4日（金）より全国公開中です。