二輪車の納車待ちが長すぎる!? 最新人気原付二種の納車状況まとめ

コロナ禍による半導体不足や、二輪車人気が高まったことなど多くの要因により、新車バイクの納期が延び続けています。なかには、契約から納車まで半年から一年以上の時間を要する車種も。そこで、2022年4月時点での人気原付二種バイクの納車状況をまとめました。

■納車まで一年ほどかかる車種も存在

　コロナ禍による半導体不足や、二輪車人気が高まったことなど様々な要因により、新車バイクの納期が延び続けています。なかには契約から納車まで、半年から一年以上待たされる車種もあるようです。そこで、2022年4月時点での人気原付二種バイクの納車状況を調べてみました。

人気の原付2種モデルホンダ「スーパーカブ110」と「スーパーカブC125」

●ホンダ「PCX125」

　2022年4月時点では、どのカラーも4月から5月の間には納車可能見込み。しかし、販売店にも1台から2台ずつしか残っておらず、在庫が売り切れた場合、それ以降の入荷・納車時期は未定とのことです。

●ホンダ「スーパーカブ110」

　メーカーによると、毎月のオーダー数が決まっており、順次注文した人への生産・納車を進めている状況だと説明。どのカラーも納車まで3か月から4か月ほどの時間を要する見込みです。また、排気量の異なる「スーパーカブ50」も同様の状況で、カブシリーズの人気の高さがうかがえる状況となっています。

●ホンダ「スーパーカブC125」

　スーパーカブC125は、どのカラーも注文から納車まで、半年から一年程度かかる状況。海外で生産されているため、どうしても時間がかかってしまうとのことです。なお、一年後にはすぐに納車できる状況に戻っているかというと、それも難しいのが実情で、アウトドアに特化したモデルである、CT125ハンターカブも同様の納車状況となっています。

■人気すぎて納車時期未定モデルも…

●ホンダ「クロスカブ110」

　クロスカブ110は現時点で、どのカラーもオーダーがストップしており、納車時期は未定。なお、排気量が異なる「クロスカブ50」も同様に納車時期は未定となっていますが、こちらはクロスカブ110よりもさらに納車時期が遅くなる見込みとのことです。

人気の原付二種モデルホンダ「CT125・ハンターカブ」

●ホンダ「モンキー125」

　モンキー125も納車時期が未定となっており、ホンダの原付二種ラインナップには特に人気が集中。現在はどのモデルも契約からすぐに納車することは難しく、時間を要する状況が続いている状況です。

●ホンダ「リード125」

　どのカラーも、注文してから2か月以内に納車可能。同社の他車種と比較すると、比較的早く納車可能なモデルといえます。

　5月中に入荷する販売店もあるようですが、この機会を逃すと6月や7月の入荷になる可能性もあるため、購入を検討している人は早めの相談・契約がおススメです。

●ヤマハ「アクシスZ」

　アクシスZには、現在5色のボディカラーがラインナップしていますが、全色7月以降の納車状況が続く見込みです。非常に人気車種で、注文への生産が追いついていない状況であるといいます。

●スズキ「アドレス110」

　アドレス110は店頭に在庫がある販売店が多く、契約から一週間程度で納車可能です。なお、それほど生産が遅れている車種ではありませんが、ブルーのみ店頭で扱っている販売店が少ないため、他のカラーよりも納車に時間を要するかもしれません。

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　多くの要因により、新車バイクの納車が遅延している状況です。なかでも、原付二種の人気の高さは突出しており、契約から納車まで半年から一年ほどかかる車種も多くありました。

　この状況はまだしばらく続く見込みであるため、現在新車の購入を検討している人は、早めに契約へ踏み切った方が良いかもしれません。