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1100ccの大型クルーザーなのに、扱いやすくて楽しいホンダのレブル1100DCTに乗ってみました!「夜道雪のちょっと寄り道」

バイクのニュース / 2022年5月11日 13時0分

人気YouTuberで声優、モデルなどマルチで活躍する夜道雪さんが、バイクライフを綴る連載コラム「夜道雪のちょっと寄り道」。連載第13回目ではホンダのレブルシリーズ最大排気量でオートマチック機構を搭載したレブル1100DCTに試乗してみました。

■ビッグクルーザーなのに小柄な女性でも扱いやすいレブル1100DCT!

 どうも! 夜道雪です! 今回はホンダのレブル1100DCTのインプレッションです! レブルシリーズの中で一番大排気量のモデルです。

レブルシリーズの中で一番大排気量のモデル「レブル1100DCT」に試乗しますレブルシリーズの中で一番大排気量のモデル「レブル1100DCT」に試乗します

 まずは見た目から!
 見てください、すっごい真っ黒。カッコいい。

 私、黒が好きなんです。なんとなく赤のイメージがあるかもしれませんが、実は黒が一番好き。服とかいつも真っ黒。

 そんな私にはたまらないこの+漆黒の堕天使+カラー!
 厨二病にはたまらんよコレ。

イグニッションキーの位置もサドル下にあってロマンがあるイグニッションキーの位置もサドル下にあってロマンがある

 イグニッションキーの位置もサドル下にあってロマンがある(?)し、エンジンカバーまでマットブラックで統一してるのもよいし、なんかスイッチボックスが特殊だし…。なによりデカくてゴツくてビジュアル100点満点!

 だけどよ、だけどよ、

 身長155cmのチビがこんなでっかいの乗れるわけないだろうよおおおお!!!!!!!!!!(怒泣)

身長155cmの私が、両足のカカトまで足がつく身長155cmの私が、両足のカカトまで足がつく

 え? とりあえずまたがってみろって? もう!立ちゴケしても知らないんだから…ね……

 あれ? かかとまで足が着く……

 ウソ…!? 1100ccのリッターバイクだよ…!?

 シート高700mm…?
 は?
 教習車仕様のCB400 SUPER FOURより50mmくらい低い…
 大型二輪教習車のNC750Lだと70mm差!

足つきべったりだから、230kgの車体重量も全然気にならない足つきべったりだから、230kgの車体重量も全然気にならない

 足つきべったりだから、230kgの車体重量も全然気にならないのも凄い…
 これリッターバイクのくせに初心者にもオススメできちゃう安心な足つき性じゃん…

 しかもよ、オートマチック機構デュアルクラッチトランスミッション(DCT)を搭載! シフトチェンジに慣れていない初心者さんにはコチラもさらにオススメのポイントです。加減速の激しい峠道なんかは、シフトチェンジが大変だったりするし、なによりクラッチ操作をミスってエンストからの立ちゴケとか、初心者あるあるも回避できる!

右のハンドコントロールでマニュアル設定にもできる右のハンドコントロールでマニュアル設定にもできる

 もちろん、右のハンドコントロールでマニュアル設定にもできます。左側にはシフトボタンとパーキングブレーキがあります。オートマチックモードでは、パワー、HSTC、エンジンブレーキ、DCTのパラメーターの組み合わせが選べるラインディングモードを採用。スタンダード、スポーツ、レイン、ユーザーの4モードから走行性を変えられるよ。だからある程度乗り慣れていてスポーツ性も楽しみたい方にもオススメ。

 走り出しのトルク感がかなり元気なので、慣れてない人はまずスロットルレスポンスや変速のショックを穏やかなレインモードから始めてみるのがよいかも。あとは、渋滞の時とかタンデム中は、このレインモードにするともっと快適になるかも…。

 ねえ、本当にオールラウンダーすぎない?

 ヨシ、実際に公道を走ってみよう!

■リッタークラスなのにフレンドリーで走るのが楽しい!!

 すっごい楽!

 オートマモードいいわぁ。スロットルを開けていくと、「カチッ」という音と一緒に勝手にシフトアップしてくれる。この音はかなり小さめだけど、感じ取れた時はかなり気持ちいい!

スロットルを開けていくと、「カチッ」という音と一緒に勝手にシフトアップしてくれるスロットルを開けていくと、「カチッ」という音と一緒に勝手にシフトアップしてくれる

「ありがとうオートマ」という気持ちになります。

 スポーツモードでの走行では、細かいアクセルの操作を敏感に感じ取ってくれてマニュアル以上の楽しさ!

 重たい車体ですが、かなり低重心になっているためか、低速でノロノロ運転をしていてもフラつきはそんなに感じられません。また、市街地の細い道でUターンなんかもしてみましたが、もう楽々。重たいバイクに乗る時は、足が着くって本当に大事だな…。

 やはりクルーザー的なスタイルの走りが楽しいですが、スポーツ性のある走りでもしっかり楽しませてくれる!

レブル1100DCTは、スポーツ性のある走りでもしっかり楽しませてくれるレブル1100DCTは、スポーツ性のある走りでもしっかり楽しませてくれる

 リッターバイクなりに排気音も大きめではありますがドルルルという音質が上品で心地よいです。長時間走行でもまったく問題のない程度!

 バイクのデザインも、シンプルで悪目立ちしないカラーリングでありながら、クルーザーらしい「無骨さ」もあるので上品さとカッコよさを両立しています。

 女性から男性まで、小さい方から大きい人まで、どんな方でも似合う、車体サイズでライダーや路面状況に合わせて乗り味を変えれるので走りにも安心。

 オススメポイントをあげていくと、やっぱりレブル1100DCTは本当にオールラウンダーなヤツだなと思った…!

「重たくてデカイ鉄の塊」みたいなイメージは全部捨てて、むしろ初心者の方にこそ乗ってみて欲しい「重たくてデカイ鉄の塊」みたいなイメージは全部捨てて、むしろ初心者の方にこそ乗ってみて欲しい

 パッと見て、重たくてデカイ鉄の塊! みたいなイメージは全部捨てて、むしろ初心者の方にこそ乗ってみて欲しいです。

 リッターバイクに対する敷居が少し下がるかも。
 リッターバイクをもっと身近に色んな人に挑戦してもらえるキッカケにもなるかも。

 ビビっちゃってる人こそ、ぜひお試しあれ!

HONDA Rebel 1100 Dual Clutch Transmission(レブル1100 DCT)HONDA Rebel 1100 Dual Clutch Transmission(レブル1100 DCT)

■HONDA Rebel 1100 Dual Clutch Transmission(レブル1100 DCT)
全長×全幅×全高:2,240×830×1,115mm
軸距:1,520mm
最低地上高:120mm
シート高:700mm
車両重量:233kg
最小回転半径:2.9m
最小回転半径:2.6m
エンジンタイプ:水冷4ストロークOHC4バルブ直列2気筒
総排気量:1,082
内径×行程:92.0×81.4mm
圧縮比:10.1:1
最高出力:64kW(87PS)/7,000rpm
最大トルク:98N・m(10.0kgf・m)/4,750rpm
燃料タンク容量:13L
タイヤ:前130/70B 18M/C 63H、後180/65B 16M/C 81H
ブレーキ形式:前後 油圧式ディスク
懸架方式:前 テレスコピック式、後 スイングアーム式
フレーム形式:ダイヤモンド
■メーカー希望小売価格:121万円(税込)

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