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夏こそ行きたい清涼スポット 関東にある鍾乳洞をピックアップ

バイクのニュース / 2022年6月14日 9時0分

清涼スポットのひとつとして、山中の滝や湖、高原の他にも鍾乳洞を思い浮かべる人は多いでしょう。鍾乳洞は夏季でも比較的気温が低く、清涼スポットにはうってつけといえます。では、関東地方にはどのような鍾乳洞があるのでしょうか。

■夏でもひんやり!関東地方の鍾乳洞

 梅雨が明ければ、暑い夏がやってきます。走行中は風があるとはいえ、ヘルメットをかぶったまま炎天下でバイクに乗るのはかなり堪える…という人も多いでしょう。そこで、夏こそ行きたい清涼スポットのひとつとして、鍾乳洞が挙げられます。

夏こそ行きたい清涼スポットに向けツーリングに出かけましょう夏こそ行きたい清涼スポットに向けツーリングに出かけましょう

 鍾乳洞は地中にあるため太陽からの影響を受けにくく、夏でも涼しく感じられるため、夏場には多くの人が”涼”を求めて鍾乳洞へ足を運ぶほどです。では関東地方には、どのような鍾乳洞があるのでしょうか。

■日原鍾乳洞

東京都西多摩郡奥多摩町にある日原鍾乳洞東京都西多摩郡奥多摩町にある日原鍾乳洞

 日原鍾乳洞は、東京都西多摩郡奥多摩町の鍾乳洞で、奥多摩湖のさらに奥にあります。関東最大級の規模を誇るこの鍾乳洞は、年間を通じて内部の温度が11℃と安定しています。

 また、内部はライトアップされており、ダイナミックな地底風景を楽しめるのも魅力のひとつです。

■三ツ合鍾乳洞

東京都あきる野市にある三ツ合鍾乳洞東京都あきる野市にある三ツ合鍾乳洞

 東京都あきる野市にある、都心近郊の鍾乳洞の三ツ合鍾乳洞は、変化に富んだ内部の地形で来訪者を圧倒します。

 全長120mと小規模ながらも、不老長寿の水が流れ落ちているという「竜神の滝」や、亀が首を伸ばしている姿に似ていることから名付けられた石筍(せきじゅん)「竜宮の亀」など、多くの見どころがあります。しかし、営業日が土曜日、日曜日、祝日と限定されている点には、注意が必要です。

■大岳鍾乳洞

大岳沢から大岳鍾乳洞に向かう道大岳沢から大岳鍾乳洞に向かう道

 大岳鍾乳洞は、前述の三ツ合鍾乳洞と同様、東京都あきる野市にある鍾乳洞で、東京都天然記念物に指定されています。

 1961年に発見され、個人が手掘りで整備した観光地であり、大岳キャンプ場を併設しているため、キャンプツーリングにもおすすめです。また、鍾乳洞内部の見学ルートには通常コースとチャレンジコースの2種類があります。チャレンジコースは全長26m、所要時間約5分で、通常コースよりも中腰の姿勢が続くため、体力に自信がある人は挑戦してみるのも良さそうです。

■橋立鍾乳洞

埼玉県秩父市にある橋立鍾乳洞入口埼玉県秩父市にある橋立鍾乳洞入口

 橋立鍾乳洞は、埼玉県秩父市にあります。ここは埼玉県で唯一の観光洞窟で、道内の2/3以上が竪穴という非常に珍しい鍾乳洞です。また、鍾乳洞の出入り口付近にはカフェもあるため、鍾乳洞観光の後にゆっくり休憩してみても良いかもしれません。

■不二洞

関東最大級の鍾乳洞の不二洞関東最大級の鍾乳洞の不二洞

 群馬県多野郡上野村にある、関東最大級の鍾乳洞の不二洞の洞内は、年間を通して11℃と気温が安定しています。各所にライトアップがされており、写真映えするスポットも多い鍾乳洞です。

 また、すぐ近くには上野スカイブリッジという歩行者専用吊り橋があります。こちらは高さ90m、長さ225mのつり橋で、空中を散歩しながら絶景を楽しむことができるなど、併せて立ち寄りたいスポットといえそうです。

■小平鍾乳洞

 小平鍾乳洞は、群馬県みどり市にあります。この鍾乳洞は、1874年に発見され観光地化されたにもかかわらず、100年近く存在を忘れ去られていた鍾乳洞でした。そのため、1984年に再発見されてからは、”まぼろしの鍾乳洞”とも呼ばれています。

 現在は、小平の里という自然公園内の鍾乳洞エリアとして、多くの観光客が訪れるようになりました。また公園内にはキャンプ場も併設されており、キャンプツーリングにも便利です。

■源三窟

 源三窟は栃木県那須塩原市にある史跡鍾乳洞です。現在放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でおなじみ、源頼朝が源義経を追討した際に、落ちのびた義経の腹心である源有綱が隠れていたとされる場所であることから、「源氏の隠れ岩屋」とも呼ばれています。

 また、洞窟内より発見された甲冑をはじめとした150点ほどの武具が、併設された武具資料館に展示されているなど、歴史好きの人には特におすすめといえるかもしれません。

■宇津野洞窟

栃木県佐野市にある宇津野洞窟栃木県佐野市にある宇津野洞窟

 栃木県佐野市にある宇津野洞窟は、無料開放されていることから、手軽に鍾乳洞探検ができる人気スポットになっています。駐車場やトイレも完備されており、アクセスしやすいのも人気の理由のひとつです。

■清見が岡鍾乳洞

 最後に紹介するのは、東京都小笠原村母島にある清見が岡鍾乳洞です。行くには、東京都港区から船に乗り父島へ行き、そこから母島行きの船に乗り換える必要があります。

 往復1週間程度はかかるため、気軽には行きづらいかもしれません。また、訪問の際はあらかじめ、母島観光協会へ申し込みが必要です。なお、船に乗せられるバイクは125cc以下なので免許証を持っていれば、現地でレンタルバイクを利用する方法もあります。

※ ※ ※

 ヘルメットをかぶったまま、直射日光に晒されながら走らなければならないライダーにはつらい夏がやってきますが、関東にも鍾乳洞などの清涼スポットが、数多く存在します。この夏は、ひんやり涼しい洞窟探検ツーリングに出かけるのも楽しいかもしれません。

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