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バイクタレントのトライアンフ工場見学+ライダースカフェ巡り【後編】

バイクのニュース / 2022年8月12日 19時0分

バイクタレント兼こうのす観光大使・岸田彩美さんが、イギリス・ロンドンを訪れた際に立ち寄った場所についてレポートします。

■長い歴史を持つ「Ace Cafe London」

 こんにちは。バイクタレントの岸田彩美です。前回に引き続き、今回もイギリス滞在時のお話をしていきます。

岸田彩美さんが訪れたイギリスのAce Cafe London岸田彩美さんが訪れたイギリスのAce Cafe London

 まずは日本でもライダーズウェアなどの販売をしている“Ace Cafe London”へ遊びに行きました。

 イギリスの天候は降水率が高いで有名だと思いますが、私が行った際は本当にいい天気に恵まれて、暑いくらいでした。この天気はかなり珍しいそうです。

 周辺は“ACE CORNER”という地名がついており、最寄り駅ストーンブリッジ・パーク駅から歩いてくるとライダーデザインの門がお出迎えしてくれます。お洒落!! 土地を挙げてライダーウェルカムの様子でした。

 ロンドン滞在時は地下鉄をよく利用したのですが、通路が狭く、座席が近い(笑)。私が行ったときは2022年3月末で、マスクの着用義務が撤廃された後だったので、マスク着用率は低かったです。

岸田彩美さんが訪れたイギリスのAce Cafe London岸田彩美さんが訪れたイギリスのAce Cafe London

 Ace Cafe Londonの歴史は古く、1938年に創業。当時は24時間営業でトラックドライバーに愛されたそうです。しかし第二次世界大戦の影響で建物は破壊されてしまいました。その後再建・閉店がありながらも、見事復活を果たし、中国・北京やマレーシア・クアラルンプールなどアジア圏にも進出しています。

 長い歴史の中で、ライダーとロックのイベントが人気を博し、その影響があって今でも続き店内には楽器のセットが残されているのですね。

 ほぼ毎日のようにこのカフェではミーティングもしくはイベントが行われているそうです。私が行った日はイギリスのクルーザーミーティングが開催されていました。

岸田彩美さんが訪れたイギリスのAce Cafe London。来店した日にはクルーザーミーティングが開催されていたようです岸田彩美さんが訪れたイギリスのAce Cafe London。来店した日にはクルーザーミーティングが開催されていたようです

 特に気になったのが、エアーサスペンションを搭載している車両。操作一つでこんなに車高が下がるなんて! みんなの注目を集めていました。

またイギリスの救急隊員の方も休憩中に立ち寄っていて、車両を見たり食事を楽しんでいました。仕事と休憩はしっかりと分けて楽しんでいる様子がよかったです。

食事は、マッシュポテトとグレービーソースがかかったソーセージのセット9.95ユーロを頼んでみました。初イギリスでのご飯でしたが、インパクト大。ソースが美味しくて、ポテトとソーセージと合って美味しかったです。

現地在住の2人の日本人ライダー、岡さん・小林さんと岸田彩美さん現地在住の2人の日本人ライダー、岡さん・小林さんと岸田彩美さん

 現地在住の2人の日本人ライダー、岡さん・小林さんにもお会いしまして、色々と教えていただきました。イギリスでは旧車(バイク・車ともに)を大切にする文化があり、1973年より前に製造された車両は、税金が無料なんだそうです。その印として、ナンバープレートが黒色になっています(通常は黄色)。

■ ロンドンのライダーの聖地「The Bike Shed」

 次の日は別のライダーズカフェに連れて行って頂きました。

岸田彩美さんが訪れたロンドンのライダーの聖地「The Bike Shed」岸田彩美さんが訪れたロンドンのライダーの聖地「The Bike Shed」

 ずっと来たかった場所の一つ“The Bike Shed”こちらもロンドンのライダーの聖地。ホクストン駅から歩いて10分程です。

 2011年に創業し、鉄道の高架下に作られています。土日は午前9時から開いており、多くのオートバイ乗りに愛され、アメリカ・ロサンゼルスにもお店を構えています。

岸田彩美さんが訪れたロンドンのライダーの聖地「The Bike Shed」。素晴らしい駐車場が完備されています岸田彩美さんが訪れたロンドンのライダーの聖地「The Bike Shed」。素晴らしい駐車場が完備されています

 まず、駐車場が素晴らしい。バイクに乗ってきて、そのまま店舗敷地内に”DEAD SLOW”超低速で入り、駐車場に停めることが出来ます。

 この広いスペースを使って、カスタムバイクのイベントなども行われるそうで、そのまま販売もしているとか。

岸田彩美さんが訪れたロンドンのライダーの聖地「The Bike Shed」岸田彩美さんが訪れたロンドンのライダーの聖地「The Bike Shed」

 カフェエリアも解放感があって素敵な雰囲気。
ピリ辛なバッファローチキンなどサイドメニューをいくつか頼み、ハンバーガーもガッツリといただきました。PISTON HEADピストンヘッドという面白いビールもあるので、ぜひ飲んでみて下さいね。

 食事の量がこれまた多くて、お持ち帰りし、次の日のお昼に美味しく頂きました♪

岸田彩美さんが訪れたロンドンのライダーの聖地「The Bike Shed」。遊び心のあるキリストのデザイン画が飾られています岸田彩美さんが訪れたロンドンのライダーの聖地「The Bike Shed」。遊び心のあるキリストのデザイン画が飾られています

 壁にはThe Bike Shedクラブメンバーのプレートがずらっと飾られており 年間350ユーロで加入できるそう。夜間駐車場に停められたり、メンバーだけの専用スペースに入れるなど様々な特典があるそうです。お酒をたくさん飲んでも、バイクを置いて帰れるから安心ってことですね。

 もしお店に行ったら絶対に見てほしいのが、キリストのデザイン画。キリストもバイクに乗っているのに、あなたは乗らないの? という意味が込められているのですが、ユーモラスに溢れていて素敵じゃないですか?? よ~く見ると、ヘルメットや来ている服にも遊び心があります。

 食事を楽しむ場所だけでなく、美容院やタトゥースタジオも備えており 仲間と盛り上がってノリでタトゥをいれることも出来ます…!駐車場・カフェ・美容院…お店が全部繋がっているため、“好き”の気持ちの連鎖が続いている気がして、とても居心地がよかったです。
バイクに乗らない方でも、休憩するだけ・ご飯食べに行くだけでも楽しめそう。
こんなスペースが街中にあるって、やっぱり素敵な文化だなと思いました。

岸田彩美さんがイギリス・ロンドン。横断歩道の手前の路面には“LOOK LEFT”(一方通行の道)などの注意喚起する表示が見られます岸田彩美さんがイギリス・ロンドン。横断歩道の手前の路面には“LOOK LEFT”(一方通行の道)などの注意喚起する表示が見られます

 最後に、街中を歩いていると、横断歩道の手前に“LOOK LEFT”(一方通行の道)や“LOOK BOTH WAYS”の表示がありました。車が来る方向を確認して渡る際に、より一層注意が出来るようになっています。

 車両も自分も過信せずちゃんと確認するように作られているのだなと感心しました。この表示、気を引き締める意味でもいい取り組みですよね!

 基本一人旅が多いスペイン留学でしたが(笑)、ロンドンで偶然な出会いから、みんなでお酒を飲みながらバイクの話で盛り上がることが出来ました。バイクでつながる縁に感謝です。

 もしイギリスに行く機会があれば、ぜひ遊びに行ってみてくださいね。最後までご覧いただきありがとうございました!

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