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23年ぶりに復活したホンダの「ダックス」を紐解く!〜高梨はづきのきおくきろく。〜

バイクのニュース / 2022年12月18日 13時0分

毎月8の付く日は『高梨はづきのきおくきろく。』は、東京モーターサイクルショー2022で初めて見た「ダックス125」に試乗するよ!可愛いスタイリングに秘められた「ダックス125」の魅力を紐解くよ。

■2022年一番の注目バイク「ダックス125」の魅力とは!

 皆さんこんにちは、高梨はづきです。

 今回は12月14日に開催された日本バイクオブザイヤー2022において映えある大賞、そして原付部門の最優秀金賞にも選ばれたホンダ「DAX125(ダックス125)」をお届けするよ〜!

ホンダの原付二種レジャーバイク「DAX125(ダックス125)」のレポートをするよホンダの原付二種レジャーバイク「DAX125(ダックス125)」のレポートをするよ

 2018年から始まった日本バイクオブザイヤーは、今年で5年目。WEBからの一般投票と審査委員投票で各賞決まるもので、その年の人気・性能・デザインなどあらゆる角度から選考され最も優れたバイクが選ばれるんだって!そんな日本バイクオブザイヤー、今年の”大賞”に選ばれたのが、レジャーバイクとして復活を遂げた「DAX125」。

 今年の9月に満を持して販売開始されてから、今では納車までに半年以上を要するという人気のバイクだよ。

東京モーターサイクルショー2022で初めて見た「ダックス125」東京モーターサイクルショー2022で初めて見た「ダックス125」

 2022年の3月、東京モーターサイクルショーでホンダブースに新型ダックス125が展示されたのが昨日の出来事のよう。わたしが見た展示車輌の中でもダックスの展示は目玉だったこともあってブースに一際たくさんの来場者が集まっていたのを覚えているなぁ。

 わたしも実車はその時初めてのご対面。ブースでは実際に跨ることができ、ダックスという名前の由来の通り、胴長でコンパクトな作りからダックスフントを連想させられる作りに、「これが噂のDAXか〜!」と感激した記憶が蘇ってくる。

初代ダックス(1969年)初代ダックス(1969年)

 調べてみると、ダックスは歴史が古く、初代のダックスは1969年に発売されたそうな。当時のスーパーカブと同じエンジンを積んだ50cc/70ccの2種類が出ており、レジャーバイクとして好まれたんだって。

 実はわたし、昔からある名車だったことを新型発表時に知り、それまではダックスの存在すら知らなかったの。当時のダックスを知る人や所有していた人からすれば、とても懐かしい思い出が蘇り、新型のダックス発表に凄く興奮したことだろう。それもそのはず…23年ぶりに復活したのだから!

2代目ダックス(1995年)2代目ダックス(1995年)

 ダックスは1969年に初めて発売されてから1980年に一度販売終了。1995年にリニューアルして再登場。1999年にまた販売終了し、2022年に待望の新型「DAX125」が発表されたわけなんだけれど、これまでは50ccと70ccのモデルだったのが、現代に合うよう125ccに生まれ変わって発売されたんだね。とはいえ、当時の車両と比較すると面影はそのまま受け継がれているように思う。少し線が太くなった印象はあるけどね。

■原付二種レジャーバイク「ダックス125」の実力とは

 さて、そんな生まれ変わった名車を今回試乗出来るということで、撮影日がとっても楽しみにしていたわたし。太陽の下で見るダックスはやはり可愛くて、レジャーバイクと周知されている通り純粋に面白そうと感じた。

フロントタイヤを覆うフェンダーがタイヤに沿っていて、某ゲームに出てくるキャラクターが垂れさがっているようでキュートフロントタイヤを覆うフェンダーがタイヤに沿っていて、某ゲームに出てくるキャラクターが垂れさがっているようでキュート

 それぞれのパーツが丸みを帯びていて、前方から後方にかけて徐々に横に広がるような造り。斜め後ろから眺めてみると、フロントタイヤを覆うフェンダーがタイヤに沿っていて、某ドラゴンクエストに出てくるキャラクター”メタルスライム”が垂れさがっているようなトゥルンとした見た目をしていてキュートで、全体をマイルドにしているように思う。もちろん可愛さだけでなく、エンジンなど剥き出し感があることから可愛くてゴツくて、男女共に人気を集めそうなバイクだと感じたよ。

 足付きや姿勢は158cmのわたしでこの画像の通り。

足付きや姿勢は158cmのわたしで両足はしっかりと地面につく足付きや姿勢は158cmのわたしで両足はしっかりと地面につく

 ダックスにはクラッチレバーが付いておらず、スーパーカブ同様ロータリー式のギヤシステムを採用しているよ。エンストすることがないのがロータリー式の利点。でもエンストしないからこそ忘れてしまうのが停車した時のギア下げ。これはロータリー式に乗ったことのある人にしかわからないかもしれないけど、信号待ちから発進時に重い進み具合で1速に戻してない事に気が付いてモタついた経験のある人は少なくないはず。

 わたしが初めてロータリー式を経験した時は間違えて4速スタートしてしまったことがあるけど、それでもちゃんと進んでしまうことにとても驚いた記憶がある。でもバイクには負荷がかかるから停車したら1速からの発進を心掛けないとね。完全に停車しなければ2速からでも全然問題ないよ。メーター表示には何速なのかギヤ位置は表示されない仕様だけど、一回乗ればすぐに慣れるのでロータリー式初めての人でも安心してね!

自動遠心クラッチの採用でシフトチェンジが可能自動遠心クラッチの採用でシフトチェンジが可能

 ちなみにダックス125は4速ミッション。自動遠心クラッチ(自力で切るのではなく遠心力で動力継続しながらクラッチ切り替えすること)だからエンジンを回しながらギアチェンジをすることが可能なんだよ。

 出来るとは聞いていたけど、試乗車ということもあって何か間違いがあってはいけないと小心モード発動。試乗車こそ試さなければいけないのに怯んで試せなかったのでこのあたりは次回乗る時にでも…。

 これまで自動遠心クラッチが装備された車両に乗る時は、走行中に開けたアクセルを戻して変速機を動かすというやり方していたんだけど、2速→3速度に変える時、なんの引っ掛かりも無く繋げられる速度は50km/速だった。これが49km/速だと少し引っ掛かる感触があったから変速ベストポジションは50km/速なんだと思う(体感)。

 次乗れる機会があったら、開けたアクセルは戻さず、しっかり加速している状態から思い切ってギアチェンジを試してみたい!

ブレーキをそこそこキツくかけると後輪が何度か横にブレた気がするブレーキをそこそこキツくかけると後輪が何度か横にブレた気がする

 3速で直線を走っている時に(大体45km〜50kmくらい)ブレーキをそこそこキツくかけてみたところ、後輪が何度か横にブレた気がした。ABSが付いているはずだけどスリップしたのはほんの少しで、もちろん転ぶことはなく、停車後タイヤ確認したら何ともなかったけど、あれはわたしの扱い方が悪かったのかなぁ?

 何がどうなってそうなるのか誰か教えて〜><。

 まぁでもABS搭載だからといって100%安心というわけではないのを再認識できたのでよかったということで。

楽なポジションのお陰で、ゆっくりトコトコ走っても疲れる要素が見つからない楽なポジションのお陰で、ゆっくりトコトコ走っても疲れる要素が見つからない

 ダックス125の乗り心地としては、コンパクトで取り回しも良く、シートも好きな位置に座れて、楽なポジションを取れるハンドルのお陰で気楽に乗れて、例えタイヤが滑っても焦らずすぐに立て直せるほど扱いやすい。今回はいつものように街中で走ってみたけど、ゆっくりトコトコ走っても疲れる要素が見つからず、大通りも小道もスイスイ進むし、小石の多いところや泥で緩んだ道でもアクティブに楽しめそうな雰囲気はあった。

ダックス125は、カスタムして楽しむセカンドバイクとしてもいいかも!ダックス125は、カスタムして楽しむセカンドバイクとしてもいいかも!

 タンクの容量が3.8Lで遠出に使うには少ない気もするけれど、65.7km/Lとダントツに燃費がいいエンジンなので数字の上では250km弱もの距離を無給油で走り切れるというダックス125。舗装されていない田舎道を走ったり、カスタムして楽しむセカンドバイクとしてもいいかも!

(個人的にはリターン式の5速ギアでガシガシ乗ってみたいなぁと思ったり…)

 ということで本日はここまで!
 また8の付く日にお会いしましょう~!

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