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子供が「自転車に乗りたい」と言い出した 子供用自転車はどう選ぶ?

バイクのニュース / 2023年2月28日 15時0分

子供の「自転車に乗りたいと」という一言は成長が感じられる、思わず嬉しくなることですが、子供にはどのような自転車を用意すれば良いのでしょうか? 子供用の自転車を選ぶ時のポイントを紹介します。

■年齢ではなく体格で選ぶことが重要

 子供にとって、自転車ははじめて自分の力で遠くまで行けるようになる乗りものであり、バランス感覚や足腰を鍛えたり、「交通ルール」をきっかけに社会のルールやマナーを学ぶ入口になったりと、成長に大きな影響を与えてくれる乗りものです。

子供用の自転車は選択の幅が広がっている子供用の自転車は選択の幅が広がっている

 子供が好奇心を持って「自転車に乗りたい」と言った時が挑戦のチャンス。そこで、子供用の自転車を選ぶ際のポイントを紹介します。

 まず自転車の大きさに関しては、タイヤのサイズを比較することで分かりやすくなっています。一般的なシティサイクル(ママチャリ)のタイヤサイズは26インチが主流です。子供用の自転車については、ひと昔前は16~18インチくらいが主流でしたが、現在はフレーム設計技術の発展などのおかげで、12インチといったより小さいタイヤサイズの子供用自転車も登場し、選択の幅が格段に広くなっています。

 選ぶ際の基準としては、それぞれのサイズごとに目安となる年齢が記されていますが、身体の成長は異なるため年齢よりも身長を目安にしましょう。

 各メーカーでは、だいたいの目安として12インチで適応身長80~105cm(2~4歳)、14インチで92~107cm(3~5歳)、16インチで98~119cm(3~6歳)、18インチで103~125cm(4~8歳)といったサイズ感になります。

 なお、子供はあっという間に大きくなり、子供用自転車であってもサドルやハンドルの高さ・角度などの調整は可能なので、選ぶ際は低い方の数字を目安にした方が経済的でしょう。

 身長と合わせてチェックしておきたいのが、サドルに腰掛けた時のペダルまでの距離と、ハンドルまでの距離です。例え身長がマッチしていても成長の度合いによって手足の長さには個人差があるので、しっかりとペダルを踏めてハンドルを握れなければ意味がありません。

 サドルを一番下の状態で腰掛け、少なくとも両足の土踏まずより先がしっかり地面に届き、ハンドルはただ握るだけでなく、手の力と肩の力も使ってハンドルを操作できるサイズ感が、初めて乗る自転車には丁度良い状態だと言えます。

体格に合わせた自転車を選ぶことが大事体格に合わせた自転車を選ぶことが大事

 そして忘れてはいけないのがヘルメットです。練習中の転倒はもちろん、将来的に1人で公道を走るようになった時にも、まさかの際に頭部を保護してくれる重要なアイテムです。

 ちなみに、自転車乗車時のヘルメットの着用は、年齢に関係なく「努力義務」となります。そしてそう遠くない未来で完全義務化もありえるでしょう。

 まだ子供が幼く、転倒時の受け身などに不安がある場合は、肘あてや膝あてなどのプロテクターも用意すると安心です。大型の自転車店などでは取り扱いもあると思いますが、小さい店舗ではなかなか置いていないかもしれません。そんな時は、玩具店やスポーツ用品店のローラースケートやスケボーなどが置いてあるコーナーで見つけることもできます。

 最後に忘れてはいけないのが、自転車の「防犯登録」です。防犯登録は盗難を防いでくれるわけではありませんが、登録シールの存在が予防線になりますし、万が一自転車が盗まれてしまった場合に、どこかで見つかった自転車が自分のモノであると証明できるので、手元に自転車が戻って来る可能性があります。

「子供用の自転車なのに?」という疑問もあると思いますが、悲しいことに子供用自転車が盗まれることもあります。「子供用の自転車を盗んでどうするのよ!?」と憤りを感じますが、自衛の手段として必ず防犯登録も行ないましょう。

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