ヤマハ「XSR900」用「カウルセット」発売決定！ 往年のレーサースタイルとカラーを実現する数量限定「Authentic Sports Blood line 外装セット」も登場

ヤマハ発動機株式会社の純正アクセサリー専門の子会社「ワイズギア」は、2023年3月17日から19日にかけてインテックス大阪で開催された「大阪モーターサイクルショー」で展示した「XSR900」カスタム車両に装備されていた「カウルセット」、ならびに「Authentic Sports Blood line外装セット」を2023年6月に発売します。

■ボルトオンでスタイル激変の「カウルセット」が早くも市販化

　ヤマハ発動機株式会社の純正アクセサリー専門の子会社「ワイズギア」は、2023年3月17日から19日にかけてインテックス大阪で開催された「大阪モーターサイクルショー」で展示した「XSR900」カスタム車両に装備されていた「カウルセット」、ならびに「Authentic Sports Blood line外装セット」を2023年6月に発売します。

ヤマハ「XSR900」用のカウルキット装着車（左）。純正のカラーにあわせているため、違和感なく装備することが可能です

　　2015年にイタリア・ミラノで開催されたバイクの見本市「EICMA」で公開され、2016年より国内導入されたXSR900は、権威あるデザインアワード「iF Design Award 2017」「Red Dot Award 2017：best of the best」や「グッドデザイン賞 2016：ベスト100」など、その優れたデザインと走行性が高く評価されたネオレトロな外観のスポーツヘリテイジモデルです。

　2022年にフルモデルチェンジし、“The Expert of Equestrian（伝統馬術のエキスパート）”をコンセプトに開発された最新型では、排気量を845ccから888ccへと拡大した直列3気筒の新エンジン、最新の鋳造技術を駆使した軽量新フレーム（最低肉厚1.7mm）と軽量ホイール（従来比前後役700g軽量化）、IMU（Inertial Measurement Unit：慣性計測装置）を活用し運転操作を支援する各種制御、新丸型LEDヘッドランプやフルカラーTFTメーターなどを採用。

　足つきやニーグリップ時のフィット感を考慮したフューエルタンクやサイドカバーなどを備えることで、走行時も停車時もライダーにとって一体感を感じさせる一台に仕上げられています。

ヤマハ「XSR900」用のカウルキット装着車（左）。純正のカラーにあわせているため、違和感なく装備することが可能です

　大阪モーターサイクルショーで車両に装着された状態で参考出品されたカウルセットは、車両本体のカラーリングとグラフィックに合わせてデザイン設計されたもので、シートカウル用にレースマシンのゼッケンプレートをイメージしたグラフィックを同梱。ユーザーの好みに合わせて配置することが可能です。

ヤマハ「XSR900」用「Authentic Sports Blood line外装セット」

　また、同じく大阪モーターサイクルショーで展示されたAuthentic Sports Blood line外装セットは、1970～80年代に人気を博したレーサースタイルとカラーを現代に復刻させたもので、タンク部分には、かつて使用されていた旧音叉ロゴマークを配置することで、当時の車両イメージを再現。

　シートカウルには、往年のレースマシンのゼッケンプレートをイメージしたグラフィックが配置されています。

　2022年以降のモデルに対応するカウルセットの価格（消費税10%込）は10万7800円、数量限定のAuthentic Sports Blood line外装セットは22万円となっています。

　なお、シートカウルの取り付け時は、乗車定員変更に該当するため改造申請が必要なほか、ラジエターサイドカバー／ウインカー移設キットとの同時装着は不可となっています。