1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

一体どうすればいい? 圏外のトンネルでバイクが故障してしまった際の対処法

バイクのニュース / 2023年7月12日 13時10分

携帯電話の繋がらない、GPSの届かないトンネルでバイクが故障してしまった場合、どのように対処するべきなのでしょうか。

■トンネル内でバイクが故障した際は、非常電話を活用しよう

 最近ではトンネル内であっても電波が途切れない場所も増えてきましたが、いまだに携帯電話の電波が通じないトンネルも数多く存在します。電波が通じる場所でバイクが故障した際は、自分のスマートフォン等を使用して外部へ連絡し、レッカー車の手配などをおこなうことができますが、圏外の場所では、そうはいきません。

 では、そういった場所でバイクが故障してしまった場合の対処法はあるのでしょうか。

トンネルなどスマホの電波が通じない場所でバイクが故障したら、まずは安全な場所に停めるトンネルなどスマホの電波が通じない場所でバイクが故障したら、まずは安全な場所に停める

 まず、可能な限り本線上で止まらないことが重要です。しかし路側帯に十分なスペースがあれば路側帯に退避することもできますが、トンネルの場合は路側帯が狭い、もしくはほとんどないケースが多々あります。

 その場合は、トンネル内には原則として750mごとに非常駐車帯が設置されているので、極力非常駐車帯まで惰性で走行するようにしましょう。そしてバイクを停止させたら、万が一追突された時に本線側に飛び出さないようバイクのハンドルを左側に切ります。

 三角表示板や停止表示灯などを用いて、後続車両に事故や故障で停止していることを知らせる事も忘れないでください。あまり知られていないかもしれませんが、高速道路や自動車専用道路上での故障の際は、バイクにも停止表示機材の表示が義務付けられています。

 高速道路を走る際は、三角表示板やLED停止表示灯などの停止表示機材を携帯するようにしましょう。

 なお、万が一この表示義務を怠ってしまうと道路交通法第75条の11「故障等の場合の措置」内の「故障車両表示義務違反」に該当。二輪車の場合は1点の違反点数と、6000円の反則金が科せられます。

安全が確保できたら、非常電話で通報する安全が確保できたら、非常電話で通報する

 そしてバイクを停止できたら、すぐガードレールの外側や非常口などの安全な場所に避難。安全が確保できたら、非常電話で通報しましょう。トンネル内には200mおきに非常電話が設置されており、受話器を取るだけで自動的に道路管制センターにつながるようになっています。

 まずは故障や事故の状況を伝え、管制センターに指示を仰いでください。非常電話はかけた時点でおおよその位置がわかるようになっているため、GPSの繋がらないトンネル内の事故でも非常に役立ちます。

 なお、上り線か下り線のどちらかで事故を起こしたかなど、電話口で簡単な情報を聞かれることがあります。その場合、自分がどこから高速道路に乗ってどこに向かおうとしていたのかを言えば、上り線と下り線のどちらにいるかは理解してもらえます。また、必要に応じてレッカー会社に電話を繋いでもらい、そのままレッカーの手配を要請することも可能。

 自身のスマホが圏外だからと焦らずに、まずは身の安全を確保した上で、非常用電話を活用して迅速に対処することが重要です。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください