1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

何かいい方法はある? 不快な夏のヘルメットの蒸れ対策

バイクのニュース / 2023年7月17日 9時10分

夏は、へルメットの中が蒸れたりして不快です。以前に比べればベンチレーションが工夫されるようになってきましたが、丸い筐体であるヘルメットという構造上、完全ではありません。そんな、暑い夏のヘルメットを少しでも快適にかぶる方法を考えてみましょう。

■まずは基本、内部を清潔に保つ

 暑い夏は、ツーリングの季節でもありますが、ヘルメットの中は蒸れたりして不快です。

 以前に比べれば各メーカー、ベンチレーションを工夫されるようになってきましたが、丸い筐体であるヘルメットという構造上、完全ではありません。頭部を覆う部分が小さいものを選べばいいですが、安全性も低下してしまいます。ちょっとしたひと工夫で可能な、快適アップ術を考えてみましょう。

暑い夏はヘルメットの中が蒸れて不快暑い夏はヘルメットの中が蒸れて不快

 夏場にヘルメットを被っていると汗が出てきて、それが内装にどんどんしみ込んでいきます。特に、頭に直接当たる部分はスポンジでできているのでなおさら。自分の汗なので気が付きにくいこともありますが、徐々にニオイが発生していきます。そのため、快適という点ではまず定期的なクリーニングが重要。被る頻度にもよりますが、夏場は小まめに行なうようにしましょう。

 ほとんどのヘルメットの内装は、外す事が可能です。はずすのが面倒とか、そもそも外し方がわからないなどの理由で、洗った事が無いという人も多いと思いますが、説明書を見たり、構造を確かめながら行なえば難しくはありません。

 また、内装を取り外すことで内側の点検にもなります。内装を外したら、固形石けんや洗濯石けんを使った水洗いで汚れを落とし、軽く絞って日陰で干せば完了です。

■ベンチレーションの向きやヘルメットの種類も快適性に影響大

 最近のヘルメットは、ベンチレーションを売りのひとつにしています。以前であればアゴの部分と前頭部程度だったのが、空力技術の向上もあって、シールドも含めたあちらこちらに付いています。

 基本的には開ければ空気が内部に入ってきて、こもった空気をかなり入れ替えることができるのですが、形状によっては開けているのか閉めているのかわからないヘルメットもあるので、今一度、自身のヘルメットのベンチレーションの場所を確認しておくといいでしょう。

 また、夏場だけジェットタイプのヘルメットをかぶるというのも、風の通しという点では大きな改善になります。ジェットヘルメットも最近はデザインがかなりよくなっていて、フルフェイスと遜色無い見た目のものも多く、安全性もかなり向上している為、一考の価値ありです。

夏はジェットヘルメットを選択するのも不快感を和らげる方法のひとつ夏はジェットヘルメットを選択するのも不快感を和らげる方法のひとつ

 さらに最近は、ヘルメット内を快適に保つグッズも増えています。

 一番よく見かけるのは、クールジェルや冷感素材を使ってもので、ヘルメットに限らず、猛暑対策グッズにもよく使われています。湾曲したヘルメット内部にも貼れるように十字型になっていて、テープなどで貼り付ける仕様。電気などで強制的に冷却するものではないので冷たいというほどではありませんが、サラリとはするので使わないよりは効果を感じることができるでしょう。

 もうひとつ、ヘルメット用で見かけるのがシリコンゴムを使ったもので、表面がトゲ状になっているタイプです。同アイテムを頭に乗せた上でヘルメットを被るので、少々使いにくいのですが、トゲの分、ヘルメットの内装と頭皮の間にすき間ができて、通気性が増すことで快適になる仕組み。

 また、髪の毛を強く押さないので、髪型が崩れにくいというのも売り文句のひとつです。

 実際に使ってみると確かに空間が増しつつ、密着感にはあまり変わりはありませんが、シリコンとはいえけっこうな厚みになるので、ヘルメットを被った際、浮いた感じになるのが難点。あご紐をしっかりと掛けられれば安全性に問題はありませんが、見た目については多少気になるという人もいるでしょう。

 ヘルメットの内部で、夏の暑さ対策を完結させようとすると限界があるのは事実です。

 最近ではネッククーラーなど、首を冷やすことで体全体をクールダウンさせるグッズも多く売られているので、ヘルメットの内部にこだわらず、周辺部分で対策してみるのもおススメです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください