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どちらを選ぶ!同じ見た目のベネリ『レオンチーノ250』と『レオンチーノ125』を比較検証してみた!〜小野木里奈の○○○○○日和〜

バイクのニュース / 2023年8月21日 12時10分

『小野木里奈の○○○○○日和』は、同じ外観を持つ、ベネリの『レオンチーノ250』と『レオンチーノ125』を比較検証していきます。排気量の差以外の違いを細かく比較します。

■似てる見た目のベネリ「レオンチーノ」

 皆さん、こんにちは!バイク好き女優の小野木里奈です。さて、今日は私のコラムでもお馴染みの「どっちが好きか検証シリーズ」でございます!

 今回検証するバイクは、ベネリの『レオンチーノ250』と『レオンチーノ125』です。同じレオンチーノで一見排気量の差だけなのかと思うこの2台…乗り比べた立場として比較をお話しした後で、私的な目線で率直に判定したいと思います!

ベネリの『レオンチーノ250』と『レオンチーノ125』を比較しますベネリの『レオンチーノ250』と『レオンチーノ125』を比較します

 まず外見を見比べてみると同じレオンチーノなので大まかな形状はほとんど変わらない印象でしす。タンクからシートにかけてのフォルムやホイール・ミラー・ハンドルなどの位置バランス、ヘッドライトの形は特に変わらないように見えます。

 もちろん、可愛らしい小さなライオンのオブジェも同じ場所に装飾されていました。

左:「レオンチーノ125」、右:「レオンチーノ250」左:「レオンチーノ125」、右:「レオンチーノ250」

 一方、マフラー、エンジン周りのフレーム、ホイールに施されたデザインなど、細かい箇所に違いがあります。マフラーは、「レオンチーノ250」の方が太く存在感を増していて、排気量の大きさをなんとなく感じさせています。

 ちなみに、カラーの種類は「レオンチーノ250」が5色展開、「レオンチーノ125」が3色展開で、「レオンチーノ250」の方がカラーレパートリーも豊富です。見た目については、引き分けです!

全長×全幅×全高が同じ数値(上:レオンチーノ125、下:レオンチーノ250)全長×全幅×全高が同じ数値(上:レオンチーノ125、下:レオンチーノ250)

 車体のサイズですが、どちらも「全長2030mm×全幅840mm×全高1115mm」で全く同じです!

 排気量の差があると、車体の大きさも比例して差ができるのではないかと思いきや、まさかの同じでびっくり。

「レオンチーノ125」は、原付二種だけど一見250ccクラスとあまり変わらない大きい車体を持っている優越感を味わえるし、「レオンチーノ250」はコンパクトな車体として扱える軽快さに魅力を感じてしまいました。この点はどちらにとっても強みなのではないでしょうか!(笑)

■足つきを比較してみます

 私(=身長160cm)が跨るとこんな感じ。「レオンチーノ125」はシート高795mm、「レオンチーノ250」はシート高800mm。わずか5mmの差で、跨った時の車体の幅もほとんど変わらずなので特に違いは感じられません。

左:「レオンチーノ125」はシート高795mm、右:「レオンチーノ250」はシート高800mm左:「レオンチーノ125」はシート高795mm、右:「レオンチーノ250」はシート高800mm

 個人的に思ったことは、「原付二種と250ccの小さい排気量クラスであれば、どちらももう少しシート高が低くなって足つきが良くなってほしいなぁ」ということです(笑)足つきは「レオンチーノ125」が勝利!

 車両重量は、「レオンチーノ125」は145kg、「レオンチーノ250」は162kgです。この8kgの差は取り回しの時に感じました。見た目がほとんど変わらないサイズのバイクだったからこそ重さを感じたのかもしれません。250ccクラスで162kgという扱いやすい重さに惹かれたので「レオンチーノ250」が勝利!

■エンジンの違いを検証します

 出だしのエンジン音はどちらもカラッとした低く唸るようなエンジン音で似ています。発進して加速していくとエンジン音の違いを段々感じることができるのです。

速度が上がると唸るような音が大きくなる「レオンチーノ125」速度が上がると唸るような音が大きくなる「レオンチーノ125」

「レオンチーノ125」はちょっとずつ唸るような音が、スピードとともに大きくなることに対し、「レオンチーノ250」は時速60kmあたりから急に「ボォーーーーー!」と船の汽笛が混ざったような音を奏でてくれます。

 エンジンパワーの大きさの違いが関係するのか、これはちょっと新しい一面を見せてくれて楽しくなりました。

時速60kmあたりから急に「ボォーッ!」と船の汽笛が混ざったような音を奏でてくれる「レオンチーノ250」時速60kmあたりから急に「ボォーッ!」と船の汽笛が混ざったような音を奏でてくれる「レオンチーノ250」

 運転ポジションは、どちらも上半身がリラックスできてスリムな車体をニーグリップできるという点では初心者ライダーにとってもありがたいです。どちらもくるくる小回り運転ができるのもバイクの運転が楽しいと思わせてくれます。

 特に「レオンチーノ125」は原付二種ということを忘れてしまう元気いっぱいな走りに驚かされます。たしかに、「ここもうちょっとパワー出て欲しかった…」と思う瞬間は「レオンチーノ125」に対してあったのは事実。

原付二種ということを忘れてしまう元気いっぱいな走りに驚かされる原付二種ということを忘れてしまう元気いっぱいな走りに驚かされる

 だけど、原付二種にしては十分だし、私の中で原付二種ということを忘れてしまうほどのアクティブさがあるからこそ、そう考えてしまったのかなと思います。優秀なのでライダー心をさらに欲張りにさせてしまうのでしょうね(笑)

■原付二種と軽二輪の差は価格に反映されている

 気になるお値段は、「レオンチーノ125」は45万3200円(税込)、「レオンチーノ250」は64万9000円(税込)です。約20万円の金額差!

たしかに『レオンチーノ250』は高速道路も走行できるので、20万円で一気に行動範囲を広げることができると考えれば妥当なのでしょうか。うーん!バイクの価格に関しては個人差があるので難しい!

※ ※ ※

 最終的な判定として、私が好きなのは……『レオンチーノ125』!!

最終的な判定として、私が好きなのは…『レオンチーノ125』!最終的な判定として、私が好きなのは…『レオンチーノ125』!

 価格面と原付二種とは思えない外見の存在感、活発に走り回ってくれる元気の良さはコストパフォーマンスの良さを感じました。

 見た目が大きい排気量の250ccともほとんど変わらない迫力も個人的には、重視させていただきました。

 それでは、また次の月曜日にお会いしましょう!

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