トライアンフ「Tiger1200」 シート高が最大20mm下がる「アクティブ プリロード リダクション機能」を実装

トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社は、「アクティブ プリロード リダクション機能」を「Tiger 1200（タイガー1200）」シリーズの全モデルに実装しました。

■進化を遂げたタイガー1200シリーズ

　トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社は、最新型サスペンションシステム「アクティブ プリロード リダクション機能」を「Tiger 1200（タイガー1200）」シリーズの全モデルに実装しました。

トライアンフ「タイガー1200 RALLY」

　トライアンフがラインナップするタイガー1200シリーズは、最高出力150PS、最大トルク130Nmを発揮する排気量1160ccの3気筒エンジンを搭載する大型アドベンチャーモデルです。

　現在、タイガー1200はオンロード向けの「GT」ファミリーとオフロードでの走破性を高めた「RALLY」ファミリーの2タイプが用意されていますが、同モデルでは2021年11月に先進のShowa製セミアクティブサスペンションを初搭載。

　新たに追加されたアクティブ プリロード リダクション機能は、時速65km／h以下でリアサスペンションのプリロードを低減し、ライダーとパッセンジャーの体重、および積載物の重さに合わせて停車時にシート高が最大20mm下がるもので、ローシートと組み合わせることでさらに足つき性を向上させることも可能です。

　今回の発表に際し、CPO（チーフプロダクトオフィサー）のスティーブ・サージェント氏は次のようにコメントしています。

「新型タイガー1200シリーズは既に世界的な成功を収めており、この競争の激しい市場でも新しいファンを獲得し、トライアンフのシェアを伸ばし続けています。

新しいこの機能は時速65km／h以下であれば走行しながらでもオン／オフができ、低速走行時に重心を下げることでライダーに扱いやすさと安心感を与え、停車や制動時の接地性も向上します」。

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　なお、同機能は既存のタイガー1200オーナーにも次回の整備時に正規販売店を通して提供されます。