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新名神「土山SA」で滋賀県民のソウルフードと呼ばれる「近江ちゃんぽん」に出会った

バイクのニュース / 2023年8月30日 11時10分

高速道路のサービスエリアやパーキングエリアでは、その土地ならではの味に出会うことができます。新名神「土山SA」で注文した「近江ちゃんぽん」は、「長崎ちゃんぽん」とは全く異なる独自の進化を遂げ、最大の特徴は「酢」にありました。

■酢を入れて激ウマに味変!? 滋賀県の「ご当地ちゃんぽん」

 バイクで移動中に滋賀県甲賀市土山町にある新名神高速道路「土山SA」(上下集約施設)のフードコートに立ち寄ったところ、24時間営業のフードコート「まんぷく食堂」の中に「ちゃんぽん亭 総本家」がありました。「ちゃんぽん」の文字を見て、何気無くオーダーした「近江ちゃんぽん」は今まで食べたことがなく、長崎ちゃんぽんのようなものが出てくるのだろうと想像していましたが、全く別の食べ物でした。

新名神「土山SA」で初めて味わった「近江ちゃんぽん」(920円)は、昭和38年に滋賀県の彦根で創業した「麺類をかべ」という食堂の人気メニューがはじまりとのこと。長崎ちゃんぽんとは異なる、和風出汁のご当地ちゃんぽん新名神「土山SA」で初めて味わった「近江ちゃんぽん」(920円)は、昭和38年に滋賀県の彦根で創業した「麺類をかべ」という食堂の人気メニューがはじまりとのこと。長崎ちゃんぽんとは異なる、和風出汁のご当地ちゃんぽん

 長崎ちゃんぽんの麺は、小麦粉にカンスイの一種である唐灰汁(とうあく)を入れて作るもので、かなりモチモチした食感が特徴です。一方、「近江ちゃんぽん」の麺は一般的な中華麺のようなタイプで、サラッと食べることができます。

 スープもとんこつや鶏ガラではなく、削り節や昆布などを出汁とした色が薄めの関西風、和風醤油スープなのです。気になって後日「近江ちゃんぽん亭」のホームページを見ると、近江の「丸又醤油」と共同開発した、黄金色に輝く秘伝の出汁とのことでした。

 いわゆるタンメンのような感覚で食べ始めたのですが、ふと店内のポスターを見ると、「近江ちゃんぽん」のアンバサダーである芸人ダイアンさんの姿とともに「ゴイゴイスープにゴイゴイ酢ーーー!」というキャッチが気になりました。

 ものは試しと酢を入れてみたところ、これがとても良く合います。むしろ、酢を入れて食べることが前提なのでは? と感じるくらいです。よく見ると店内に「ちゃんぽんの食し方」の解説があり、半分くらい食べたところでレンゲ1杯分の「酢」を入れる、とありました。

「土山SA」は上下集約型の施設。どちらにも屋根が設置された2輪専用の駐輪スペースが備わっている「土山SA」は上下集約型の施設。どちらにも屋根が設置された2輪専用の駐輪スペースが備わっている

 これも後日調べて分かったことですが、この昆布酢は美濃「内堀醸造」と共同開発したもので、程よい酸味と利尻昆布の旨みが感じられるものだとか。一度で二度美味しさを楽しめる「近江ちゃんぽん」は、またオーダーしてみたくなる一品でした。

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