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補助金が出る自治体も! 電動アシスト自転車はシニアにもオススメ

バイクのニュース / 2023年9月1日 17時10分

運転免許証返納後の移動手段として、自転車は選択肢のひとつと言えるでしょう。シティサイクル(ママチャリ)からクロスバイクまで様々な種類がありますが、少ない力で漕ぐことができる電動アシスト自転車(e-BIKE)には補助金が出るケースもあります。シニア向けのサービスについて紹介します。

■運転免許証を自主返納したら、身近な移動手段にe-BIKEを

 いつの間にか自分がシニア世代と呼ばれる年齢になり、高齢者による自動車事故がニュースなどで取り上げられ、運転免許証の自主返納を前向きに検討する人もいるのではないでしょうか。

ヤマハがラインナップする三輪の電動アシスト自転車「PASワゴン」は、またぎやすい低床U型フレームや低いサドル、前後に大きなバスケット(かご)を装備するなど、便利機能が充実している。価格(消費税10%込み)は23万3200円ヤマハがラインナップする三輪の電動アシスト自転車「PASワゴン」は、またぎやすい低床U型フレームや低いサドル、前後に大きなバスケット(かご)を装備するなど、便利機能が充実している。価格(消費税10%込み)は23万3200円

 そんな中、身近な移動手段として自転車を選ぶ流れもあるようですが、一方で「昔は乗っていたけれど、体が覚えているのだろうか?」、「転倒しないだろうか?」という不安な気持ちも否めません。また、昔に比べて現在は自転車の種類も豊富で、どのように選べば良いのかも難しいところでしょう。

 体力の衰えや停止状態からの漕ぎ出しに不安を感じる人には、電動アシスト自転車(e-BIKE)が適しているのではないでしょうか。取り外し可能なバッテリーを自宅のコンセントで充電し、自転車に装着することで電気モーターが走行をアシストしてくれる優れものです。上り坂でも平坦な道と同じようにスイスイと進むことができるので、少ない力で楽に自転車を走らせることができます。もちろん、普通の自転車と同じように免許などは不要です。

 バッテリーや電気モーターを装備するので、普通の自転車に比べてだいぶ重い点がデメリットですが、持ち上げることがない限りその重さを感じることはまずないでしょう。

 シニア層に向けて、より安定感や安心感を向上させるため、2つの後輪を備えた三輪自転車タイプもあります。後ろにも大きなかごが装備され、買い物では便利な移動手段となります。また、サドルが低いタイプでは両足が地面に届きやすく、より安心感が高まります。

 しかし電動アシスト自転車は、普通の自転車に比べると高価です。数万円から購入できる自転車に対して、10万円以上がほとんどです。そのため、高齢者が購入する際に補助金を出している自治体もあるようです。

 茨城県つくば市の例を見ると、「高齢者交通安全講習」を受講した70歳以上の人を対象に、事前申請することで補助金が出るようです。三輪自転車なら本体価格の4分の3(上限12万円)が支給されるうえに、運転免許証を自主返納した人には3万円の上乗せもあります。

 自転車購入を検討するなら、まずは居住地の自治体に補助金制度があるかどうかを確認してみると良いでしょう。

 また、自主的に免許証を返納した人に向けて、電動アシスト自転車の購入時割引などの補助を行なっている自転車販売店もあるようです。

 ほかにも「一度の出費を抑えたい」、「まずは使い心地を試してみたい」という人には、月額1万円程度でレンタルできるサービスもあります。

 ながらく自転車の運転から遠ざかっていた人にとって、体力の衰えをサポートしてくれる電動アシスト自転車は身近な移動手段として最適と言えるかもしれません。

 まずは安全に留意しつつ、今あるサービスを有効に活用しながら、自転車ライフをイメージしてみると良いでしょう。

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