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珍しいバイクにテンションMAX!五洋ホンダ「CB190X」は懐かしくも新鮮な1台!クリステル・チアリのSUNNY RIDE

バイクのニュース / 2023年9月8日 13時10分

Aloha Happy Friday! 今週もクリステル・チアリの “The next station is...SUNNY RIDE!”今週もご乗車いただきありがとうございます!

■懐かしくて新しい「CB190X」の男前度チェック

 今週は中国の五羊ホンダが生産する小さなアドベンチャーモデル、「CB190X」で遊んできました。

 しばらく大きなマシンにしか乗っていなかったので、ある意味とっても新鮮。

 そして中国ホンダのマシンを日本で乗るのも初めてで、これもまた新鮮。

 バイクに乗りたくなったらいつもお邪魔する、レンタル819横浜東名店で、「なんか面白いバイクないですか?珍しいのとか」って聞いたら、店長が「これ知ってます?」と言いながら、車庫から運んできてくれたのは、なんとも小さなボディーに立派なキャリーがゴツゴツ付いている1台。

 店長「平行輸入だから国内での正式販売車種ではないんですが、なかなか面白いと思います!エンジンも183ccと小さく、昔はヤマハの「セロー225」、ホンダ「SL230」、スズキ「ジェベル」などが人気車種だったし、懐かしいイメージで、また新しいかもです」って笑顔で教えてくれた。

五羊ホンダ「CB190X」とクリステル・チアリさん五羊ホンダ「CB190X」とクリステル・チアリさん

 昔、クリスさんはジェベルの迷彩柄を大切に乗っていて、セローもSLも自分のバイクでは無かったけど、よく乗せてもらったー!

 ということで、このCB190Xどんな感じなのか、めっちゃ楽しみ。まずは恒例の、男前度チェックから参りましょっ!

 前から見るとキリッと細マッチョ。逆三角形で、キュッとポージングを決めたボディービルダーのようなフロントマスク。ハンドルカバーもしっかりと付いていて、シールドも縦に長くて大きい。ミラーも横長で大きめで、ハンドルカバーの黒とミラーのバランスが好き。

 横に回ってみるとフロントからシートにかけてのボリューム感がある。そして日本では、見ることが滅多にない「WUYANG HONDA」のロゴが新鮮。

 上のTOURISMの文字とのバランスで考えるとホンダの文字がめっちゃ小さいから、もう少し大きくてもいいのになぁ。というのは個人的な感想。

 それにしてもリアのキャリーがデカイ!存在感がハンパない!!!カクカクしていて見た目がちょっとロックで好きやけど、乗り降りする時に足首に当たるから、気をつけなあかんやつか。

 後ろに回ると、キャリーの存在感しか入ってこない(笑)なんかデカイ!

 小さいけどビッグガイ。テールランプがすっごく小さくて、可愛く見える。ふたつに分かれた赤いライト。ライトの下の凹み具合がカエルっぽくて可愛くて、ライトがCB190X一番のチャームポイントに決定!

■乗車時の注意ポイントは大きなキャリー

 ほな跨ってみよう。案の定、気をつけなあかんよ、って自分に言い聞かせてたのに、しっかりいつもの癖で足を大きく上げて乗ろうとしたら、思いっきり足首から脛らへんを、キャリーでガチコン当てました。

 みなさん、キャリーが付いているバイクはそっと跨りましょう。

五羊ホンダ「CB190X」の足つき(身長170㎝)五羊ホンダ「CB190X」の足つき(身長170㎝)

 跨った感じ、シートは薄めではあるけど、そこまで気にならない。ミラーも大きくて位置も最高。

 メーターもアナログのタコメーターとデジタルの速度計が組み合わせられていて、バックライトも付いているから見やすい。無駄がないシンプルさの中にデザインで遊びがあって、ハンドルまでのリーチも気持ちよく、姿勢もツアラーだから椅子に座った感じ。

 ステップに乗せた足も心地よくタンクも挟みやすくて、ここまではso far so nice!

 シート高は790mmだから、身長170㎝の私は足付きもべったりで安心。ただ、キャリーが3つ付いていると存在感と重さもあるので、ひとりやのに、ひとりやけどタンデムしてるみたいな感じなので、意識をしっかりと持たなきゃね。

 さ、ほな、エンジンをかけて走ってみよう!

 セルスイッチを押すと、キュルルルルっと高めの音。エンジンがかかるとカラカラカラカラってあんまり聞いたことのない音が新鮮。さ、出発!

五羊ホンダ「CB190X」のサイドビュー五羊ホンダ「CB190X」のサイドビュー

 走り出しは最近大きいマシンにずっと乗っていたせいか、めっちゃスロットルを開けてもゆっくり伸びやかで、最初は戸惑ったクリスさん。183ccやもんね。そう考えたら1速から2速、3速と引っ張って、早めにシフトアップして4速までしかないけど、トップに入れて走っていけば楽しめる。

 キャリーが空っぽの状態でもまぁまぁな重さになる分、走りだしのパワーが持ってかれているのかな。

 信号での右左折は、キャリーが重たい分注意しながら曲がってみた。コーナリングはスムーズにしっかり曲がってくれるので問題なし。

 ブレーキングに関してはどうしても荷物と私の体重が重い分、キュッとは止まってくれなかったので、早めにジワリジワリとギアを上手に使って落としてから止まると快適でした。

 キャリーは3つとも取り外しができるから、通勤など荷物が少ない時は外してしまえば重さもなって、快適に走れちゃう。そして大きなキャリーがあるおかげで荷物もいっぱい入るし、キャンプとか連泊ツーリングも余裕やね!

 こうやって小さい排気量に久々に乗ってみると、コンパクトで乗りやすくて面白かった。

 200ccの世界、昔乗っていたマシンを思い出して、とっても楽しいライドになりました!

 普段見たことないような、日本にないバイクがレンタル819さんは結構あるから、車種を選ぶ際は、並行輸入のバイクなどを聞いてみるのもいいかも。

 私も、せやなかったら出会えてなかったCB190X。面白い旅をありがとうございました!

 さ、次回は何に乗るかな。今週末も素敵なweekendになりますよーに!See ya!

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