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知ってる? バイクを洗車する際に気をつけたいポイントとは

バイクのニュース / 2023年9月18日 15時10分

バイクをキレイに保つには、洗車をすればいいのですが、正しい洗車方法を知っていますか?今回は、バイクの正しい洗車方法を解説します。

■バイクを洗車するときの注意点とは?

 バイクは乗っているうちに次第に汚れてくる事は、仕方のないことです。綺麗にするためには洗車をすればいいのですが、正しい洗車方法を知っていますか? 

 定期的に洗車をしている人でも誰かに習ったわけではなく、自己流と言う人がほとんどでしょう。

 エンジンなどがむき出しのバイクを洗車すること自体に抵抗があるという声を耳にする事もあります。しかし、正しい方法で行なえば問題はありません。そこで今回は、バイクの正しい洗車方法を解説します。

バイクを洗車する際は水をかけても問題は無いが水をかける向きが重要バイクを洗車する際は水をかけても問題は無いが水をかける向きが重要

 バイクに水をかけて洗うと、水が奥に入り込んだりしてトラブルになりそうという心配をしている人も多いと思います。しかしバイクは雨の中でも走ることができるように開発されているため、水をかけて洗車をする事に問題はありません。ただし、無遠慮に水をかけてもいいというわけでもないのも事実。

 雨の場合、基本的には上から落ちてくるものなので、下からはタイヤが巻き上げる水しぶき程度。そのため、フェンダーによって車体にかかることはありません。

 この水の向きがポイントで、洗車するときはできるだけ上から水をかけるようにしましょう。下から上や奥のほうに噴射することは避けてください。カギ穴やスイッチまわりなどは防水テープを貼るなどして、対策をする事もおススメです。

■使用する洗車用品は?

 洗車に使うものはそれほど多くなく、特殊でもありません。汚れを落とすためのシャンプーとスポンジ、あとは水分を拭き上げるためのクロスぐらいでOK。

 もちろん水は必要ですが、高圧洗車機でなくても、水道につないだホースで十分ですし、近くに蛇口がない場合はバケツにくんだ水でも十分可能です。

洗車用品はクルマと共用でも問題は無い。洗車用品はクルマと共用でも問題は無い。

 それぞれのアイテムについてもう少し詳しく説明すると、まずシャンプーはクルマ用でも構いませんが、中性洗剤は成分的に塗装にシミが付くことがあるので、避けたほうが良いでしょう。

 スポンジも同様にクルマ用と兼用で問題ありませんがバイクの場合、入り組んだ部分も多いので、サイズは小さめを推奨。スポンジそのものの注意点としては、食器洗い用のような硬めで目が細かいものではなくて、ソフトで目が荒いものを選ぶようにしましょう。ソフトであれば塗装へのダメージも最小限に抑えられ、目が荒いほうが汚れを取り込みやすくなります。

 拭き上げ用のクロスは、最近よく見かけるマイクロファイバークロスがオススメ。100均でも手に入りますが、安いものはゴワゴワしているので、購入の際は実際に手で触って確認すると良いでしょう。

■洗車の手順と洗う際の注意点

 洗車は、シャンプーで洗って汚れを落とす事がメインですが、いきなり洗いだすのではなくて、全体に水をかけて汚れやホコリをできるだけ落としてから、シャンプーで洗っていきましょう。シャンプーは原液タイプと水で薄める希釈タイプに分かれますが、そこは好みでOK!使う製品の指示に従うのが基本です。

 洗う順番は上から下へというのが基本。逆に行なってしまうと洗ったところに汚れを含んだシャンプーが再度落ちてくるため、効率も悪くなってしまいます。

洗車の泡を流す際も水をかけるのは上から下洗車の泡を流す際も水をかけるのは上から下

 場所はどこからでもいいのですが、車体を一周しながら全体を洗っていきましょう。その際に下の部分はしっかりと腰を落として洗うことで、洗い漏れを防ぐことが可能。中腰で行ないがちですが、そうすると目線が上からになってしまい、下に向いている部分を洗い忘れる可能性が高まってしまうので注意してください。

 シャンプーを全体にかけ終わったら、水をかけてすすいでいきます。この際も上から下へというのが基本で、中腰になりつつ、流し漏れがないか確認しながら水をかけていってください。この場合、ホースの水のほうが余裕をもって確実にすすぐことができます。

 高圧洗車機もいいのですが、当てる角度などに注意が必要なので上級者向けのアイテムと言えるでしょう。

 最後にマイクロファイバークロスで拭き上げていきますが、点検も兼ねているという意識を持って行う事が重要。拭き取る際は必ず手で触れるので、各部の緩みやガタつきがないかを確認することができる点も、洗車をするメリットです。

■気をつけておきたい部分

 基本的に、バイクは水をかけてかまいませんが、入り込んだら面倒な部分があるのも事実です。具体的にはブレーキのキャリパーやドラム、マフラーの排気口などで、かける水は最小限になるよう意識する事が重要。

 バイクの場合、キャリパーのピストンにダストシールがないというのが理由だったりしますが、念を入れるという点で、洗車が終わったら10分程度でいいので周囲を走ると、中に入り込んだ水分を飛ばすことができます。

洗車後は少し走って水分を飛ばしてから駐車する事がおススメ洗車後は少し走って水分を飛ばしてから駐車する事がおススメ

 そのほかの部分ではシートとタンクの下にはバッテリーを含めた電装系が配置されているので、集中的に水をかけると中に入り込んで思わぬトラブルになることがあります。

 最後に全体的な洗車のコツですが、シャンプーがけや拭き上げの際には力を極力入れないようにしましょう。

 カウルに使われている樹脂やタンクなどの塗装は見た目以上にデリケートなので、ソフトなスポンジやマイクロファイバークロスを使っても厳密に言うとキズは付いてしまいます。

 致し方ないことではあるのですが、できるだけ付けないようにすることでヘタリを遅らせることが可能。きれいにしようとしてゴシゴシするようなことは避けましょう。

 最後に、昨今は猛暑が続きますが、炎天下での洗車は水分があっという間に乾いてシミになるので、曇りや夕方に行なうと良いでしょう。専用のシャンプーを使っても、化学薬品には変わりないので、できるだけダメージがないように時間や場所を考慮することが、洗車をするコツです。

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