BMW Motorrad「R18 Roctane」 5番目のビッグボクサー搭載車を発売

BMW Motorradは、新型モデル「R18 Roctane」を発売しました。

■カスタム・バガー・スタイルの新型車

　BMW Motorradは、新型モデル「R18 Roctane」を2023年9月9日に発売しました。

5番目のビッグボクサー搭載車BMW Motorrad「R18 Roctane」

　クラシックなデザインと現代的なテクノロジーが融合したR18 Roctaneは、最高出力91ps／4750rpm、2000～4000rpmの領域では常に150Nm以上のトルクを発揮する排気量1801ccのビッグボクサーエンジンを搭載した「R18」ファミリー5番目のメンバーとなるクルーザーモデルです。

「ストリームライニング・デザイン」をリアセクションに取り入れたR18 Roctaneでは、これまでのR18同様にスチール製のダブルループチューブフレームと、リジッドフレームデザインの密閉式アクスルドライブ付きリアスイングアームを採用。

5番目のビッグボクサー搭載車BMW Motorrad「R18 Roctane」

　ブラックのハイグロス・カバー、ダーク・クロームのエキゾースト・システムとスターカウンター・ナットなどによりシックで上質な印象に仕上げられています。

　また、フロント21インチ、リア18インチのホイールを装備するR18 Roctaneでは、ミッドマウント・フットペグポジションのフットレスト、リアに向かってスリムに細くなる2段シート、ギアシフト・パドルと連動したランニングボードなどを採用することでアップライトでリラックスしたライディングポジションを確保しています。

　　そのほか、R18 Roctane では3つのライディングモード、ASC、エンジン・ドラッグ・トルク・コントロール（車両に強いエンジンブレーキがかかった場合などに起こるホイールロック制御するシステム）を標準装備することで、ライディングの楽しさと安全性を高次元で両立。

5番目のビッグボクサー搭載車BMW Motorrad「R18 Roctane」。クラシカルなデザインの丸型メーター内蔵ヘッドライトをR18ファミリーとして初採用しています

　1936年に登場したBMW R 5以降、1970年代初頭までのBMW製バイクのほとんどに採用されていた伝統的な特徴を、最先端のテクノロジーと現代的なデザインによって復活させたクラシカルなデザインの丸型メーター内蔵ヘッドライトもR18ファミリーとして初めて採用しています。

そのほか、坂道での発進を容易にするヒル・スタート・コントロール機能、手を暖めるグリップ・ヒーターなど、快適な操縦を可能にする装備も用意されているR18 Roctaneの価格（消費税10%込）は284万円からで、カラーはブラック・ストーム・メタリック、ミネラル・グレー・メタリック・マット（4万2000円高）の2色が用意されています。