BMW Motorrad「F800GS」 排気量を拡大した「F750」の後継機種が登場

BMW Motorradは、新型モデル「F800GS」を発表しました。

■進化した直列2気筒アドベンチャー

　BMW Motorradは、新型モデル「F800GS」を発表しました。

BMW Motorradの新型モデル「F800GS」

BMW Motorrad「F750GS」の後継機種として登場したF800GSは、排気量を895cc（F750GSは853cc）まで拡大した直列2気筒エンジンを搭載するミドルクラスアドベンチャーモデルです。

　最高出力64 kW（87 hp）／6750rpm、最大トルク91Nm（6750rpm）を発揮するF800GSは、ピークパワーが10psと大幅に向上したことに加え、トルクカーブがより豊かになったため牽引力が増し、加速の向上。

　シャーシのダンピングを状況に自動的に適応させ、タイヤと地面の接触を改善ダイナミック電子調整サスペンション、コーナーでのブレーキング時にマシンの制御性が維持されるABS Pro、グリップ状態が変化したときの後輪の空転を防ぎ、安定性を高めるダイナミック トラクション コントロール (DTC) などの電子制御も搭載されています。

　また、F800GSではハンドプロテクターやUSBポート、Bluetooth 経由でスマートフォンを接続できる6.5 インチ TFT ディスプレイ、グリップヒーターなど、利便性を向上する装備も採用されています。

　なお、F800GSではライトホワイトソリッド、Sport（レーシングブルーメタリック）、Triple Black（ブラックストームメタリック）の3色が用意されています。