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世界に誇る日本のトップ・カスタムビルダーが広島に集結 第2回“CUSTOM WORLD JAPAN in HIROSHIMA”開催中

バイクのニュース / 2023年9月13日 13時10分

広島の大型商業施設“基町クレド・パセーラ ”で“CUSTOM WORLD JAPAN in HIROSHIMA”の第2回が開催中です。

■世界から注目を浴びるビルダーの作品が集結

 2021年1月16日から2月14日まで広島県広島市中区にある大型商業施設である“基町クレド・パセーラ ”で第1回が開催され、好評を博した“CUSTOM WORLD JAPAN in HIROSHIMA”の第2回が2023年8月26日から9月24日の約1ヵ月間、同会場で開催されていますが、これはまさに日本のトップビルダーたちのマシンが一堂に会する、ファンにとって夢のようなイベントといえるものです。

まさに世界に名を知られるトップビルダーの作品が一堂に会した“CUSTOM WORLD JAPAN in HIROSHIMA”の初日と2日目は出展ビルダーたちも会場に登場まさに世界に名を知られるトップビルダーの作品が一堂に会した“CUSTOM WORLD JAPAN in HIROSHIMA”の初日と2日目は出展ビルダーたちも会場に登場

 現在、世界規模で見てもアニメやゲームが高い評価を受け、注目を集める“ジャパニーズ・コンテンツ”ですが、じつはバイクのカスタムにしても然り。BMWMotorradやハーレーダビッドソンといったメーカーが日本のカスタムビルダーにメーカーのコンセプト・カスタムを依頼し、それが世界各地のイベントで披露され、注目を集めるのがひとつの流れになっています。

 今回の“CUSTOM WORLD JAPAN in HIROSHIMA”にしても過去にバイクを出展したビルダーたちが再集結。

2020年6月と8月に“HEIWA CUSTOM WORLD”をパセーラで開催し、2021年には“CUSTOM WORLD JAPAN in HIROSHIMA”を主催する広島の平和モーターサイクルの木村健吾氏はHCS2022に出展したトライアンフ・カスタムを披露。シンプルな中に“平和らしさ”を存分に感じさせる1台です(撮影:マツモトカズオ)2020年6月と8月に“HEIWA CUSTOM WORLD”をパセーラで開催し、2021年には“CUSTOM WORLD JAPAN in HIROSHIMA”を主催する広島の平和モーターサイクルの木村健吾氏はHCS2022に出展したトライアンフ・カスタムを披露。シンプルな中に“平和らしさ”を存分に感じさせる1台です(撮影:マツモトカズオ)

 地元、広島に拠点を置き、同イベントの運営において中心的な役割を担う平和モーターサイクルの木村健吾氏や、カリフォルニアに拠点を置き、多くのハリウッドスターを顧客に持つChabottエンジニアリングの木村信也氏、2022年に公開された映画、“THE BATMAN”や仮面ライダー50周年記念作品としてアマゾンプライムで公開された“仮面ライダーブラックサン”の劇中車を製作担当し、海外にも顧客を持つ東京のチェリーズカンパニーの黒須嘉一郎氏や、2022年に日本最大のアメリカンモーターカルチャーの祭典であるYOKOHAMA HOTROD CUSTOM SHOW(以下HCS)でベスト・オブ・モーターサイクルを獲得し2023年9月29日にドイツのミュンヘンで行われる“BMW Motorrad Customizing Championship”でもゲスト審査員として選ばれている滋賀のカスタムワークスZONの吉澤雄一氏。

今回の“CUSTOM WORLD JAPAN”に初登場したのが京都のラックモーターサイクルの杉原雅之氏。レッドホットチリペッパーズのメンバー、Fleaからバイク製作を依頼されたことで知られるのはもちろん、米国や東南アジアのショーにもゲストで招かれる人気カスタムビルダーです(撮影:マツモトカズオ)今回の“CUSTOM WORLD JAPAN”に初登場したのが京都のラックモーターサイクルの杉原雅之氏。レッドホットチリペッパーズのメンバー、Fleaからバイク製作を依頼されたことで知られるのはもちろん、米国や東南アジアのショーにもゲストで招かれる人気カスタムビルダーです(撮影:マツモトカズオ)

 さらにはHCSで2006年、2007年と連覇を果たし、海外にも顧客をかかえる神奈川のヒデモーターサイクルの富樫秀哉氏や過去のHCSでベストヨーロピアンを獲得するだけにとどまらず“レジェンド・オブ・クラシックス”などのレースでも活躍する山梨の46ワークスの中嶋志朗氏、そして同じく過去のHCSでベストヨーロピアンやベストドメスティック(国産バイク)のアワードを獲得した東京のウェッジモーターサイクルの二平隆司氏といったこれまでの面々に加え、米国のバンド、“レッドホットチリペッパーズ”のメンバー、Fleaを顧客に持ち、海外のショーイベントにもゲスト招聘される京都のラックモーターサイクルの杉原雅之氏という面々がそれぞれカスタムマシンを持ちより、“パセーラ”にて1ヵ月間の作品展示を行っているのですが、これはともすれば日本のカスタムファンよりも海外のファンにとって垂涎の催しといえるような気がします。

もはやレジェンド・ビルダーといっても過言ではない活躍を世界でみせるカリフォルニアのChabottエンジニアリングの木村信也氏も初日と2日めにはパセーラに登場。YAMAHA SRの生誕40周年を記念し、2018年に製作した“Crystal Trophy”を披露しています(撮影:マツモトカズオ)もはやレジェンド・ビルダーといっても過言ではない活躍を世界でみせるカリフォルニアのChabottエンジニアリングの木村信也氏も初日と2日めにはパセーラに登場。YAMAHA SRの生誕40周年を記念し、2018年に製作した“Crystal Trophy”を披露しています(撮影:マツモトカズオ)

 その初日と2日目の8月26~27日の2日間は出展ビルダーの皆さんが集まり、ファンの方たちと交流を温めたのですが、この日はChabottエンジニアリングの木村信也氏も拠点を置く米国のカリフォルニアから帰国。

 2018年のHCSで海外ゲストとして来日した際に披露したYAMAHA SRをベースにしたカスタム、“Crystal Trophy”を展示しているのですが、世界のセレブを魅了するマシンを生で観るまたとないチャンスとなっています。

日本が誇るレジェンドビルダー、Chabottエンジニアリングの木村信也氏もこの日は多くのファンと交流し、イベントを楽しんだ様子。普段は米国を活動拠点としているだけに直接、サインをもらえる機会はかなりレアです。(撮影:マツモトカズオ)日本が誇るレジェンドビルダー、Chabottエンジニアリングの木村信也氏もこの日は多くのファンと交流し、イベントを楽しんだ様子。普段は米国を活動拠点としているだけに直接、サインをもらえる機会はかなりレアです。(撮影:マツモトカズオ)

 その他、チェリーズカンパニーが出展する“仮面ライダーブラックサン”のバトルホッパーやカスタムワークスZONによる昨年のHCSチャンピオンマシンの展示など見所も満載です。

 2023年9月24日まで入場無料で開催されている第2回“CUSTOM WORLD JAPAN in HIROSHIMA”。カスタムファンはもちろん、世界から注目を集める“ジャパニーズ・コンテンツ”の現在進行形と凄まじさを肉眼で確認する上で一般の方たちにも。ぜひともオススメしたいイベントです。

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