新東名「NEOPASA浜松」の“家康ブーム”に乗った強気のラーメンセットを実食！

NHK大河ドラマ『どうする家康』は、各地の商戦にも影響を与えています。家康公ゆかりの地でもある新東名「NEOPASA浜松」のフードコートでは「家康公グルメ」を展開。強気の1600円という価格設定のラーメン炒飯セットを食べてみることにしました。

■家康公をイメージしたラーメンと炒飯の味、意外と美味かった

　新東名高速道路「NEOPASA浜松」（上り）は、NHK大河ドラマ『どうする家康』のブームに乗り、建物のエントランスには徳川家の家紋「三つ葉葵」や、「家康公ゆかりの地　出世の街　浜松」の文字が踊り、中に入ると「家康公グルメ」の看板も立ちます。バイクで高速道路を移動中、サービスエリア（SA）やパーキングエリア（PA）に休憩で立ち寄ると、浜松に限らず家康公にゆかりのある地では、家康関連のお土産なども見かけます。

新東名「NEOPASA浜松」（上り）で発見した「八丁味噌ラーメンと麦飯炒飯の家康セット」（1600円）は、一見ただのラーメン炒飯セットだが、八丁味噌や麦飯など、家康公が好んで食したと言われる食材が使われている

　さて、フードコートに行ってみると、麻婆豆腐と担々麺の専門店「陳建一監修 中華の鉄人」（※高速道路初出店だとか）で、「もろ家康！」と言える「八丁味噌ラーメンと麦飯炒飯の家康セット」（1600円）を発見しました。

　そんな店が提供する「家康セット」は、ラーメンに八丁味噌、チャーハンに麦飯を使っているようです。八丁味噌は家康公の生誕地、愛知県岡崎市の名産品の豆味噌であり、麦飯は健康オタクでも知られる家康公が好んで食べていたと言われています。健康にも良さそうな食材であり、中華料理ながら家康公のイメージに沿っているところが面白いと感じました。

　それにしても1600円とはなかなか強気、味の方が気になります。出来上がった家康セットをいざ実食です。

　ラーメンは濃厚なスープに細麺で、上には煮卵、大きなチャーシュー、青菜、白髪ねぎなどが盛られています。八丁味噌ならではの酸味や風味が感じられ、特徴のある味ながらとても食べやすいです。岡崎市には八丁味噌ラーメンを食べられる店があるようなので、現地の味も試してみたくなりました。

屋根が設置された2輪専用の駐車スペースも確保されている

　栄養が豊富な麦飯を使った炒飯は、プチプチの食感が意外にも炒飯との相性が良いことが分かりました。パラパラっとした本格炒飯の味わいです。

　ほかにも「八丁味噌かつ丼」（1023円）、「八丁味噌うどんと麦飯しらす丼の家康セット」（1750円）、「出世大名 家康くん」の焼き印が付いた「特選クリームパン」（259円）なども、「家康公グルメ」として展開されていました。気になる方は試してみてはいかがでしょうか。