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高回転が気持ちいいヤンチャバイクでスズ菌感染! スズキのミドルクラスロードスポーツ「GSX-8S」に乗ってみました〜夜道雪のちょっと寄り道〜

バイクのニュース / 2023年10月4日 12時10分

人気YouTuberで声優、モデルなどマルチで活躍する夜道雪さんが、バイクライフを綴る不定期連載コラム「夜道雪のちょっと寄り道」。連載第31回目では、スズキのミドルクラスのロードスポーツモデル「GSX-8S」に試乗してみました。

■GSX-8Sのヤンチャなルックスが、まさに夜道好み!

 お前ら夜道に気をつけろ! どうも夜道雪です!

 スズ菌感染者(スズキファンの通称)の皆様! 大変お待たせしました! 今回はスズキのGSX-8Sのインプレッションです!

もう、どっからどう見てもかっこいい!スズキ「GSX-8S」のインプレッションです!もう、どっからどう見てもかっこいい!スズキ「GSX-8S」のインプレッションです!

 じゃじゃーん!

 もう、どっからどう見てもかっこいい!

 このコラムを毎度読んでくださってる方はもうお気づきでしょう! まさに夜道好みなヤンチャデザインバイクでしょう!

「8」と「S」の文字がくっついて、GSX-8Sを表すひとつの記号のような感じになっている「8」と「S」の文字がくっついて、GSX-8Sを表すひとつの記号のような感じになっている

 だってほら! 「8S」のロゴとかめちゃくちゃよくない? 「8」と「S」の文字がくっついて、GSX-8Sを表すひとつの記号のような感じになっているの、よくない? 伝わってますか??

(ああ、、、もうこれだけで…今にも感染してしまいそうよ…。みんな私からハナレテ…)

 そして、みてみて! このカラーリング。

フレームとホイールのブルーが爽やかなGSX-8Sフレームとホイールのブルーが爽やかなGSX-8S

 青空に浮かぶ真夏の入道雲のようでしょう?

 うーん。もしくは、どこまでも広い海とキラキラと輝く白い砂浜かな。

 今回試乗するホワイトの他、ブルー、ブラックの3バリエーション展開だけど、夜道のオススメはホワイト! フレームとホイールのブルーが爽やか!

 このカラーリングの爽やかさとデザインのヤンチャさが絶妙なバランスで最高でしょ!

若者が乗ってもベテランが乗ってもイイね!と素直に思えるルックス若者が乗ってもベテランが乗ってもイイね!と素直に思えるルックス

 ヤンチャなルックスのネイキッドスポーツといえばKTMのイメージがあるけれど、KTMだと少しヤンチャすぎるかも…でも上品すぎるのも違うんだよなぁ…。そんな人にはピッタリのイイ塩梅なんじゃない?

 若者が乗っててもベテランが乗ってもイイね! と素直に思える、そんなルックスだね!

気になるのはこのシュラウド、真似てみた!気になるのはこのシュラウド、真似てみた!

 さらに気になるのはこのシュラウド。

 イイねー!イイねー!

 カッコよさのためだけに存在していそうなこのシュラウド! いいねー! 尖ってるね!

(ああああ、、、私はもうスズ菌感染者、、、わたしが、、、わたしでなくなるまえに、、、はやく、、ニゲ、、テ、、、アア、ア)

■最新の電子制御を実体験! わかりやすいディスプレイで楽しさ倍増!!

 では、さっそく足つきを見ていこう!

シート高810mmだけれど、身長155cmの私でも思ってたよりは足がつく!シート高810mmだけれど、身長155cmの私でも思ってたよりは足がつく!

細く作られているからこんなに足がつくのだな!

 しかもステップの位置もベストポジション! 停車時も走行時も足の収まりがとてもよい♪ これはあくまで私の体型(身長155cm)での感じ方なので、参考程度にしてね!

 個人的に見た目だけでいうと、かなり軽そうなバイクに見えたから、車両重量が202kgな事にビックリしたの。

 こういうデザインって軽いバイク多いじゃない?

 だからちょちょちょ、ちょちょ、ちょ、ちょっとだけ、ビビビビビっていたんだけれど…ちょっとだけね…本当にちょっと…。

 ここまでシートが細くなっていれば、シート高や車体重量などのスペック上の数字に怖がる必要はなさそう! やっぱりまたがってみないとわからないものだよね♪

3つの走行モードが選べるスズキドライブモードセレクター(SDMS)は左ハンドルのスイッチで操作可能3つの走行モードが選べるスズキドライブモードセレクター(SDMS)は左ハンドルのスイッチで操作可能

 ちなみに最新GSX-8Sの大きな特徴は、最新の電子制御のスズキインテリジェントライドシステム(S.I.R.S)です!

 まずは3つの走行モードが選べるスズキドライブモードセレクター(SDMS)! スポーティなAモード(アクティブ)、市街地走行やツーリングなどに適したBモード(ベーシック)、ウエットな路面や長距離走行向きのCモード(コンフォート)が設定されています。

 そして、「スズキトラクションコントロールシステム(STCS)」は、システムの介入レベルを3モードとオフから選択可能。好みや状況に合わせて多彩な乗り味が選べるのです! 最新システムにワクワクします。

 では、さっそく走らせろ! じゃない。走ってみよう!

クラッチやスロットル操作をせずに、シフトのアップダウンができる「双方向クイックシフトシステム」を搭載クラッチやスロットル操作をせずに、シフトのアップダウンができる「双方向クイックシフトシステム」を搭載

 うふん! クイックシフター最高ね…。

 ライダーがクラッチやスロットル操作をせずに、シフトのアップダウンができる「双方向クイックシフトシステム」を搭載しています。オフにすれば今まで通りのシフト操作もできちゃいます。

 GSX-8Sが自ら自動調整してくれるので、最高にスムーズなシフトチェンジができる…! これはもうサーキットとか走らせちゃったりすればよいのでは?

 サーキットまで自走している最中の運転もめちゃくちゃ楽しいのでは!? もう…どんだけ夜道を喜ばせてくれるの?

 あと、液晶ディスプレイが素晴らしい!

液晶ディスプレイは、カラフルに色分けがされててとてもわかりやすい!液晶ディスプレイは、カラフルに色分けがされててとてもわかりやすい!

 画面が大きく明るく、なによりもカラフルに色分けがされててとてもわかりやすい! 数字やメーターだけの判断だったところが、そこに色の効果も加わってさらにわかりやすい! トラクションコントロールの設定もモニターでわかりやすいしとにかく充実!!

 どうしてこの価格帯でここまでの機能性をつけられてしまうの?

 あのー、お手頃な価格帯で限界まで高級感を出すの、やめてもらっていいですか?

 スズキさん。そうやって感染者増やすのよくないと思うよ! ご時世的にも!

■高回転が気持ちよすぎる! パワー負けしないフィット感が魅力

 もう街乗り程度なら十分、いや、ありあまるくらいのこのスペックの豊かさ。さあ、次はGSX-8Sの本気を見るためにもぶん回してみよう!

高回転が気持ちよく、力強い走りをしてくれる高回転が気持ちよく、力強い走りをしてくれる

 高回転が気持ちよすぎる!

 めちゃくちゃ力強い走りをしてくれて、スポーツ走行として走っても十分なパワー!

 乗ってるとそのパワーに体が負けそうになってもおかしくないのに、先にも話したように、タンク、シート、ステップの位置が私の体にフィットするおかげで、自然とベストなポジションになっていて操作しやすい! 風にも路面のショックにも怯まない体勢で乗り続けることができるの。

 だから、ついついどこまでも行けそうな気分にさせてくれる。タンクの形状に関しては体型関係なく、どんな体型の人でもしっくりきそうだなと感じました。

 奇抜なデザインながらも、乗り心地を損ねるような箇所がないから、いつもより体が自然とニーグリップをしてより安定感が出るんだと思う。

タンク、シート、ステップの位置が私の体にフィットするおかげで、自然とベストなポジションになっていて操作しやすいタンク、シート、ステップの位置が私の体にフィットするおかげで、自然とベストなポジションになっていて操作しやすい

 気がついたらガニ股になっていた…みたいなことは試乗中に一度もなかった! 高すぎないステップの位置や、クイックシフターによる滑らかな変速もポイントなのかも!

 高回転が楽しい快活なエンジンに、高回転に対応するボディの組み合わせが、本当にずるい! ズルすぎる! どこまで行っても楽しいのに、まだその先に行きたくなる。あなたは乗り手をワガママにさせるバイクなのね。

どこまで行っても楽しいのに、まだその先に行きたくなるどこまで行っても楽しいのに、まだその先に行きたくなる

<<GSX-8Sまとめ>>
・ルックスよし、カラーよし、装備よし、エンジンよし、ボディよし、夜道的には最高のバイクでした!
・見た目は型にハマらない新時代のバイクって感じがして、見ても走ってもドキドキする。ついにトゲっちいバイクの時代が来たな! と思わされました。
・その上こんなにカラーリングがオシャレだから、女性ライダーもきっと気になるんじゃないかな?
・でもやっぱり「中型から大型へステップアップしたい!」って考えてる人だと重量200キロ台という数字にちょっとビビっちゃうと思うの。でもでも! 実際に乗ってバイクを起こしてみると、シートが薄くて足つきもよいから、想像よりも重さの恐怖はないの! でもでもでも…! あとちょっと、10キロくらい車体が軽くなれば…100キロ台に収まれば…更に気軽に楽しく乗ることができそう!
・マフラーとかホイールとか換えちゃったら一発だあ! カスタムがはかどるってもんですわ!

そのまま乗って100点、いじり甲斐まであって120点!そのまま乗って100点、いじり甲斐まであって120点!

 そのまま乗って100点、いじり甲斐まであって120点! こんなん感染不可避じゃない?

 それでは、完全にスズ菌に感染してしまったので、次回もスズ菌コラムとなってしまいそうです!

 それでは、またねー!

(スズキスズキスズキスズキスズキスズキスズキgsx8sgsx8sgsx8s鈴木雪鈴木雪……………)

■SUZUKI GSX-8S

全長×全幅×全高:2,115×775×1,105mm
軸距:1,465mm
最低地上高:145mm
シート高:810mm
車両重量:202kg
エンジンタイプ:水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒
総排気量:775cc
内径×行程:84.0mm × 70.0mm
圧縮比:12.8:1
最高出力:59kW(80PS)/8,500rpm
最大トルク:76N・m(7.7kgf・m)/6,800rpm
始動方式:セルフ式
燃料タンク容量:14L
タイヤ:前 120/70ZR17M/C(58W)、後 180/55ZR17M/C(73W)
ブレーキ形式:油圧式ダブルディスク(ABS)、 油圧式シングルディスク(ABS)
懸架方式:前 テレスコピック式(倒立)、後 スイングアーム式
フレーム形式:ダイヤモンド

■メーカー希望小売価格:106万7000円(税込)

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