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「サスペンス映画の神様」と呼ばれたアルフレッド・ヒッチコックを知るドキュメンタリー『ヒッチコックの映画術』

バイクのニュース / 2023年9月30日 18時0分

デビューから100年がたった現在でも色褪せることなく映画ファンを魅了する数々の名作を生み出した「サスペンス映画の神様」の偉業に迫る貴重なドキュメンタリー『ヒッチコックの映画術』が、2023年9月29日(金)より全国公開中です。

■ヒッチコックはいかにして観客のハートを掴んだのか

“サスペンス映画の神様”とも称されるアルフレッド・ヒッチコックの偉業を、貴重な初期作品フッテージなどと共に振り返り紐解いていくドキュメンタリーが『ヒッチコックの映画術』です。

(c)Hitchcock Ltd 2022(c)Hitchcock Ltd 2022

 イギリス生まれのヒッチコックは、サイレント映画時代からヒットメイカーとして君臨。イギリス映画界からハリウッドへ渡っても、監督作の『レベッカ』(1940年)が第13回アカデミー賞で作品賞を受賞するなど、輝かしいフィルモグラフィを積み上げてきました。

 未完成に終わった幻の監督作『Number 13』(1922年)でデビューしてから100年。映像が氾濫するこの時代においても、ヒッチコック作品はいまなお映画を愛する者たちを魅了し続けています。本作は「本人」が自身の監督作の裏側を紐解くスタイルで、その“面白さの秘密”を解き明かしていくドキュメンタリー作品。膨大なフィルモグラフィと過去の貴重な発言を再考察し、観客を遊び心と驚きに富んだヒッチコックの演出魔法の世界へと誘ってくれます。

 本作では、『白い恐怖』(1945年)や『めまい』(1958年)、『北北西に進路を取れ』(1959年)や『サイコ』(1960年)などの名作のヒッチコック演出が冴え渡るシーン解説の数々に加えて、現在日本では観ることが困難な『快楽の園』(1925年)や『ダウンヒル』(1927年)といった初期作品の本編フッテージを駆使しているのも嬉しいところ。ヒッチコックの演出テクニックが視覚的に解き明かされてゆくマーク・カズンズ監督流のアプローチも、この映画の大きな魅力のひとつです。

ツェンダップ200Sツェンダップ200S

 ヒッチコック作品には非常に多くの車が登場するので40〜60年代の旧車好きにはたまらないのですが、バイクがほとんど映り込まないことも特徴。それでも、ポール・ニューマンとジュリー・アンドリュースが共演した『引き裂かれたカーテン』(1966年)には、1955年製のツェンダップ200Sという伝説級のバイクが登場するので要注目です。

(c)Hitchcock Ltd 2022(c)Hitchcock Ltd 2022

『ヒッチコックの映画術』は2023年9月29日(金)より新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMA、角川シネマ有楽町ほか全国公開です。

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