ベントレーがベンテイガシリーズに新しい快適装備を導入!さらにラグジュアリーなSUVシリーズへ
バイクのニュース / 2023年10月15日 15時0分
ベントレーモーターズは2023年9月29日、2020年に登場した2代目ベンテイガに、さらなるパフォーマンスとラグジュアリーバージョンを追加すると発表しました。
■ベンテイガの魅力がさらにアップする新しい装備品の数々
2023年9月29日、ベントレーモーターズが同社のラグジュアリーSUVシリーズを、これまで以上に魅力的なものにする数々の新機能の導入を発表。
2020年に登場した2代目「ベンテイガ」に、さらなるパフォーマンスとラグジュアリーバージョンが追加され、これまででもっとも成功したラグジュアリーSUVシリーズに進化します。
新しい快適装備が導入されたベントレー「ベンテイガ ファミリー」
変更点としては、エクステリアはフレッシュなままにエクステリアカラーを追加。7種類のサテンペイントの追加や、3種類の仕上げから選べる21インチホイールの追加など、パーソナライゼーションの幅がさらに広がりました。
そして新しいシャシー・テクノロジー、新しいエレクトリックアーキテクチャー、そしてフロント・ラジエーター・グリルの形状変更などの追加装備により、ドライバーとパッセンジャーのエクスペリエンスも最大化。
ベンテイガEWBにオールホイール・ステアリングが導入されたことで、ハンドリングと操縦性が向上するとともに、ターニング・サークルが1m近く短縮されました。
同システムは現在、ベンテイガ アズールと「S」の両モデルに標準装備されており、その他のモデルではオプションとなっています。
なお、EWBユーザーの2人に1人は、ポスチュラルアジャスト(姿勢調整)とシート・オートクライメイトを含むエアライン・シート仕様を選択しており、この世界をリードするテクノロジーは現在、すべてのスタンダード・ホイールベースのベンテイガにオプションとして用意されています。
後席の乗員が7段階から希望の温度を選択すると、オートクライメートシートが乗員の温度と路面湿度を25ミリ秒ごとに0.1度の精度で感知し、そして、暖房、換気、またはその両方を同時に行うかどうかをシステムが判断することで、乗員を最適な温熱環境に保つことが可能です。
新しい快適装備が導入されたベントレー「ベンテイガ ファミリー」の内装
一方、ポスチュラルアジャストシステムは、カイロプラクターとの共同開発によるアルゴリズムが用いられており、乗員の着座位置とツボを自動的に微調整してくれる仕様。同システムは、3時間の間に6つの完全に独立した圧力ゾーンにわたって、177の個別の圧力変化を最適化することができ、旅を通して快適性を向上させることで、疲労を最小限に抑えます。
さらに、時間とともにシート表面の形状を微妙に変化させることで、身体のどの部位も長時間の圧力疲労に耐える必要がなく、乗員は常に快適な状態を保つことが可能。
インテリジェント・パーク・アシスト(リモート・パーキングを含む)、3Dサラウンドビュー、エマージェンシー・アシストも搭載され、ドライバー支援機能が強化されるだけでなく、アダプティブ・クルーズ・コントロール、車線逸脱警報、ベントレー・セーフガードもさらに強化されました。
これらの新しいドライバーサポートシステムの多くは、インストルメントパネルに表示されます。
このインストルメントパネルにも、3種類の新しい文字盤スタイルと、ベンテイガモデル専用のユニークなスタイルを追加。新しいドライバー・インストルメント・パネルには、前方道路をリアルタイムで視覚化し、検出されたリアルな映像を3D描写(インタラクティブなエクステリア・ライトを備えたベンテイガの画像を含む)するだけでなく、ドライバー支援機能のステータスも表示されます。
新しい快適装備が導入されたベントレー「ベンテイガ ファミリー」の内装
キャビンの快適性では、エアコンも改良されました。新システムでは、粒子状物質センサーを用いて車内外の空気の質を測定。その情報は中央のインフォテインメント・スクリーンに表示され、自動的に「内気循環モード」が作動して車内への汚染物質の侵入を防ぎ、必要に応じて外気モードに戻ります。
さらに、この新システムは、後席乗員が検知されないと自動的に停止し、後席への気流ノイズとエネルギー使用量を削減します。
また、地図データを使用することで、システムはクルマがトンネルに入ろうとしている時、つまり、より高い汚染が予想される場所を知ることが可能。トンネルに入る10秒前にシステムは内気循環モードに切り替わり、車内への汚染物質の侵入を防ぐだけでなく、出口では、さらに20秒以内にトンネルに入らない限り、システムは外気モードに戻る仕組みとなっています。
全モデルに標準装備されているキャビン・カーペットも、より持続可能なものとなりました。新しいキャビン・カーペットは100%リサイクル・ナイロン製で、従来のカーペットと同レベルの快適性と肌触りが実現されています。
■ベンテイガEWBが果たした超絶進化
ベンテイガEWBのために新たに設定されたスタイリングスペシフィケーションは、すでに印象的な存在感をさらに増幅させています。
大型のリアスポイラーは、横顔のルーフラインが拡大され、高速走行時の空力的安定性が高められました。
さらに、ハイグロスカーボンファイバー製ドアミラー、ユニークなエクステリアバッジをあしらったサイドシルを装備。両バンパーにはカーボンファイバーが追加され、フロントにはスプリッター、リアにはディフューザーが装着されています。
新しい快適装備が導入されたベントレー「ベンテイガ ファミリー」
エクステリアペイントカラーも新たに8色が追加されました。ブルーとグリーンを強烈にブレンドしたトパーズは、ターコイズブルーの宝石のような輝きを放ち、既存の112色に加わります。
標準およびエクステデットパレットに加え、マリナーはサテン・ペイントの新しいプレミアム・シリーズを用意。ロイヤル・エボニー、ライト・サファイア、オレンジ・フレイム、アルパイン・グリーン、ブリティッシュ・レーシング・グリーン、クリケット・ボール、キャンディ・レッドの7色が追加され、マットな表面仕上げとなっています。
さらにこの夏、エレガントでコンテンポラリーな21インチ・マルチスポークホイールも新登場。よりエレガントなデザインのこのホイールは、ラグジュアリー志向のモデルにふさわしく、3種類の仕上げから選ぶ事が可能。複雑なディテールのホイールは、シルバー、ブラックペイント、ブライトマシニング、ポリッシュ仕上げの3種類から選択する事ができます。
なお、ベンテイガ・ファミリーは、顧客の選択を容易にするために、それぞれが異なる強調点を持つ10のモデルラインナップが取り揃えられています。
フラッグシップのベンテイガEWBマリナーは、シリーズの最上位に位置し、ドライビング・プレジャーに集中したいユーザーは、卓越したダイナミック・パフォーマンスとグランド・ツーリング性能を備えたベンテイガ Sが最適。ウェルビーイングと車内での快適性を優先する方は、アズールシリーズがラグジュアリーなソリューションを提供します。
キャビンのインテリアでは、15色のレザーとカラーリングから選択できるカラースペシフィケーションが標準
そして9月からは、新たにラインアップに加わったシンプルに「A」と名付けられた新モデルは、顧客(一部地域)に、標準車とアズールの間のラグジュアリー志向の道を歩む最初の足がかりを提供。
Aモデルのエクステリアは、ストレートバンフロントグリル、ブラックロアバンパーグリル、「A」バッジ、21インチブラック&ブライトマシニングホイールによって特徴付けられます。
キャビンのインテリアでは、15色のレザーとカラーリングから選択できるカラースペシフィケーションが標準。フロント・シート・コンフォート仕様も標準装備され、マッサージ、シート・ヒーター、ベンチレーション、キャビン全体に施されたコントラスト・ステッチ、ディープ・パイル・オーバーマットが含まれます。
そして、クラウンカットウォールナットを標準とし、ダークバーウォールナットとコアが無償オプションとして用意されました。
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