夢の水素エンジンが現実に!? スズキがJAPAN MOBILITY SHOW2023に「水素エンジンバーグマン試験車両」を技術展示

スズキが、2023年10月26日から11月5日まで、東京ビッグサイトで開催されるJAPAN MOBILITY SHOW2023に、二輪技術展示予定の「水素エンジンバーグマン試験車両」を公開しました。

■70MPaの水素タンクと水素エンジンを搭載

　2023年10月26日から11月5日に、東京ビッグサイトで開催されるJAPAN MOBILITY SHOW2023に、スズキが出展を発表。

　出展テーマは「世界中に、ワクワクの、アンサーを」で、「将来のカーボンニュートラルにむけたスズキの多様な取り組みを、スズキらしいモビリティやサービスでお客様にお届けする」というメッセージとともに、楽しさ(ワクワク)を体感できるブース展示、演出がおこなわれる予定です。

スズキがJAPAN MOBILITY SHOW2023で二輪技術として参考出品する「水素エンジンバーグマン試験車両」

　スズキブース最大の目玉は、二輪技術展示予定の、「水素エンジンバーグマン試験車両」。

　同社がカーボンニュートラルの実現に向けたマルチパスウェイでの取り組みのひとつとしておこなっている水素エンジンの研究開発｡それらの研究成果として、市販モデルの「バ―グマン 400ABS」に70MPaの水素タンクと水素エンジンを搭載した試験車両のカットモデルが展示されます。

　会場では説明パネルや走行動画も公開され、水素エンジンに対するスズキの取り組みを紹介予定。なお、同モデルは二輪技術展示としての出品の為、発売時期や価格については未定となっています。