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ヤマト・インダストリーとIATがJAPAN MOBILITY SHOW 2023に合同出展!EV2車種の展示を発表

バイクのニュース / 2023年10月24日 20時10分

ヤマト・インダストリー株式会社と株式会社IATが合同で、JAPAN MOBILITY SHOW 2023への出展を発表。日本市場に導入予定の新型EV商用バンと、IAT独自開発のEVプラットフォームが採用されたフルサイズピックアップトラックのコンセプトモデルが展示されます。

■ヤマト・インダストリーとIATの業務協力事業

 2023年10月25日から東京ビッグサイトで開催される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023(ジャパンモビリティショー)」に、ヤマト・インダストリー株式会社と株式会社IATが合同でブースを出展すると発表。

 ブースには、日本市場へ導入予定の新型EV商用バンと、IAT独自開発のEVプラットフォームが採用されたフルサイズピックアップトラックのコンセプトモデルが展示されます。

ヤマト・インダストリーとIATがJAPAN MOBILITY SHOW 2023へ合同出展するブースヤマト・インダストリーとIATがJAPAN MOBILITY SHOW 2023へ合同出展するブース

 ヤマト・インダストリーは2023年8月10日にIAT Automobile Technology Co.,Ltd.との業務協力に関する意向書締結に関するお知らせにて、以下3つの事業について展開していく事を、東証に開示しています。1.改造EV商用車の受諾ビジネス展開、2.汎用リチウム電池モジュールの開発、3.高機能樹脂材料による軽量化自動車部品の開発。

 今回の合同ブース出展は、上記3事業を展開する端緒となるものです。

 ヤマト・インダストリーは1937年に創業し、樹脂部品及び物流機器の製造・販売事業を通して国内の多くの産業に貢献してきた企業長きにわたり日本の物流業界と密接な繋がりをもっています。

 そして同社と資本・業務提携したIATは、2001年に日本で創業した自動車エンジニアリング会社。現在では中国最大の自動車開発代行企業に成長し、中国と日本の両市場でのEV関連技術開発の知識と経験を有しています。

 そんなヤマト・インダストリーは、自動車の新規開発・量産とは異なるアプローチで日本の電動モビリティ事業分野へ参入すべく、「JEMY」ブランドを新たに設立。

 JEMYは「Japanese Electric Mobility by Yamato Industry」の頭文字で、「日本の電動モビリティ文化をヤマト・インダストリーが変えて行く」という想いが込められています。

■ヤマト・インダストリーとIATが合同出展するブースでの展示車両とは

●JEMY EV48(市販予定)

 EV48は、中国の新興企業「金琥汽車(JENHOO Auto)」が2023年春から量産を開始したEV物流車です。

 このクルマに日本独自のニーズを踏まえた商品変更を加え、JEMYブランドの完成車第一号として、ヤマト・インダストリーが日本に輸入、販売を行う予定です。

JEMY EV48(市販予定)JEMY EV48(市販予定)

 EV48は構想段階からBEV物流車として最適化されており、リアに配置されたモーターによる後輪駆動、バッテリーの車両中央配置、ロングホイールベース、ショートオーバーハング、完全フラットフロア設計などが採用されています。

 また、人員輸送用途を考慮せず100%貨物用途に割り切る事で、サイドパネルは窓枠プレスが一切無いスムーズな形状。ユーザーの自由なグラフィック表現が可能となっています。

 さらに、運転席/助手席と荷物室を完全に隔離できる引き戸式のパーティション、長尺物でも側面から積み降ろしが可能な助手席側Bピラーレス構造と大開口スライドドア、ワンタッチで作業机に変身する助手席などで、物流現場の様々なニーズに対応。

 日本向けの仕様は、スーパーハイルーフと組み合わせることで完全ウォークスルーが可能となり、貨物配送作業者が前屈みになることなく、自然な姿勢で荷物室内を移動できるため、身体的負担が軽減できます。

 なお、EV48の日本での販売は企業向けのBtoBが予定されており、時期については未定です。

●T-MAD(コンセプトカー) 

 日本では初公開となるT-MADは、IAT独自開発のEVプラットフォームを採用したフルサイズピックアップトラックのコンセプトモデルです。

T-MAD(コンセプトカー)T-MAD(コンセプトカー)

 IATは世界の自動車メーカーの要望に応えるEVプラットフォームを、大型から超小型まで複数有。そのなかでもT-MADは大型EVプラットフォームに合計600kWの高出力モーターをフロントとリアに1基ずつ搭載するモデルで、1充電あたりの航続距離は600kmですが、拡張バッテリーを追加すれば800kmの走行が可能です。

 デザイン開発はIATデザインと株式会社SN DESIGN PLATFORM(以下SNDP)が、SNDP代表の中村史郎氏ディレクションのもと、共同で行いました。
 
 デザインコンセプトは「未開の地を走破するスペースシップ」です。大開口のピラーレス観音開きドアを持つエクステリアは、一目見たら忘れない大胆なフォルム。

 室内レイアウトは、コクピット感のあるセンタードライビングポジションと特徴的な菱形シートレイアウトが採用されました。

 ロングスライド&回転シートなどによる多彩なシートアレンジにより、快適なコミュニケーション空間が提供されます。

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