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【自転車×漫画】ロードバイクで走ってみたいと思わせてくれる? 『弱虫ペダル』と『のりりん』

バイクのニュース / 2023年10月22日 8時10分

映画や音楽、漫画、アニメといったさまざまなエンタメに登場する自転車。今回は読み進めていくうちに「自分もロードバイクに乗ってみたい!」と思わせてくれる自転車漫画を2作品を紹介します。

■昨今のロードバイク人気の火付け役

 映画や音楽(歌詞やミュージックビデオ)、漫画、アニメといったさまざまなエンタメに登場する自転車は、日常の風景を演出するために使われたり、登場人物たちの心情を表現するために登場したりと、さまざまな形で作品に出演します。漫画の分野では、自転車競技やロードバイクといった普段乗りのママチャリとは少し離れた自転車を取り上げた作品が多い印象があります。今回は数ある自転車漫画のなかから、「ロードバイクに乗ってみたい!」と思わせてくれそうな2作品を紹介します。

自転車漫画の大人気作品『弱虫ペダル』(秋田書店)自転車漫画の大人気作品『弱虫ペダル』(秋田書店)

 自転車競技の中でも、ロードレースを取り上げた作品として必ず挙がるタイトルが『弱虫ペダル』ではないでしょうか。2008年から渡辺航が『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で連載を開始した本格的なスポーツ漫画で、2023年7月の時点で累計発行部数3000万部を突破する大人気作品です。

 アニメ好きのオタク少年、小野田坂道が高校入学を機に、ひょんなことから自転車競技部に入部し、仲間とともにインターハイ優勝を目指すという王道の青春ドラマ。運動音痴で未経験者の主人公が自身の可能性を見い出し成長する姿や、ライバルとの死闘といった胸をアツくさせる物語が人気を集め、アニメや実写映画、舞台などさまざまな形で展開しています。

 昨今のロードバイク人気の火付け役となった作品であり、実際に『弱虫ペダル』に影響されてロードバイクに乗り始めた人も少なくないそうです。

 そこで、ロードバイクに興味を持った人にオススメしたいのが、『イブニング』(講談社)で2009年から2015年まで連載されていた、鬼頭莫宏の『のりりん』です。

自転車入門書とも言える大人の青春漫画『のりりん』(講談社)自転車入門書とも言える大人の青春漫画『のりりん』(講談社)

 単行本は全11巻完結です。それまで『なるたる』や『ぼくらの』など、ハードな展開が印象的なSF作品を描いてきた作者が、自転車をテーマにした作品を描くと聞いたときは驚きました。コメディ要素もある明るい作風の群像劇となっています。

 物語は、自転車嫌いの主人公がとあるきっかけで自転車に乗らざるを得ない状況に追い込まれ、次第にその魅力に目覚めていく様子を描いています。

 ペダルを踏む力がダイレクトに推進力に変わる感覚や、自転車に乗っている時に感じる風、音、振動……そして公道を走行する時の位置取りの重要性など、主人公の視点で自転車という乗り物の特性が描かれており、自転車ビギナーが入門書として読むのにもちょうど良い作品になっています。

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