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暗いところではとにかく目立つこと! 自転車の夜間走行で必須装備と安心感を増すアイテム

バイクのニュース / 2023年10月31日 7時10分

自転車で暗い夜道を走行する機会も増える季節になりました。そんな時に必ず装備しておかなければいけないパーツと、あると安心感が増すアイテムを紹介します。

■夜道ではとにかく自分の存在をアピールすべし!

 季節は夏から秋へと移り、日没の時刻もだいぶ早くなりました。日が沈んだ後の薄明の時間も短く、太陽が見えなくなったと思ったらすぐに暗くなります。そうなってくると、自転車で暗い夜道を走行する機会も増えてきます。そんな時に必ず装備しておかなければいけないパーツと、あると安心感が増すアイテムを紹介します。

自転車のリアリフレクター自転車のリアリフレクター

 まず、必ず装備していなければならないパーツの筆頭はライト(前照灯)です。しかしじつは、ライトの装備は道路交通法上では義務ではありません。「じゃあ無くてもいいの?」と思ってしまうかもしれませんが、そうとも言えません。

 自転車で夜間やトンネルなどの暗い道を走行する場合は、前方を照らす明りを点灯させる義務があり、ライトを点けずに走行する“無灯火”の場合に、道路交通法違反になります。解釈によって混乱してしまうところもありますが、日常生活で自転車を使っていて暗い道を走行しないということはまずないと思うので、ライトは必須装備と思って良いでしょう。

 次に、夜間走行では尾灯(テールライト)もしくは後部反射板(リアリフレクター)の装備が必須です。こちらは道路交通法第63条の9で、どちらかは必ず装備していなければならないパーツと規定されています。違反した場合は5万円以下の罰金が科されます。

 前方に向かって照射するライトは、夜間走行中の障害物にいち早く気づくことに重点を置いていますが、後方に向けたテールライトやリアリフレクターは、夜道を走っている自分の存在を、後続車にアピールするための役割を担っています。

 自ら発光して後方に存在を知らせるテールライトであればなお良しですが、光を反射してくれるリアリフレクターでも十分なアピール力があります。単純に鏡などにライトを当てた場合、反射した光は分散してしまいますが、リフレクターは「再帰性反射」という、光がどのような方向から当たっても光源に向かってそのまま反射する仕組みになっているので、後方からヘッドライトなどの光に対してしっかりと存在感を放ってくれます。電池切れの心配がない分、テールライトよりも利便性は高いかもしれません。ただし、反射面が汚れていると十分な能力を発揮できないので、キレイな状態を保つよう注意しましょう。

 以上の2点つについては必ず装備すべきパーツです。自分の自転車にしっかり装備され、機能を発揮しているかどうか確認しましょう。

 これらに加えて、さらに安心感を増すためにオススメしたいのが、車輪のスポークなどに取り付けるサイドリフレクターと、ハンドルやフロントフォークなどに取り付けるフロントリフレクターです。リアリフレクターと同様に当たった光を反射してくれるので、夜道で自分の存在をアピールするのに一役買ってくれます。いずれも安価で手に入り、最近では100円ショップなどでも見かけます。取り付けも簡単なので、気になる方はぜひ装着してみてください。

 リフレクター以外にも、夜間に走行する際は反射素材を使用したアウターを着用するなど、とにかく自分の存在をアピールすることを心がけることで、より安全な走行につながるのではないでしょうか。

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