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間違えやすい青い矢印の看板!これってどういう意味?

バイクのニュース / 2023年11月5日 13時10分

道路を走っているとたびたび「青矢印の看板」を目にしますが、似たようなデザインの看板が2種類あるようです。それぞれどういった意味の看板なのでしょうか。

■混同しやすいふたつの看板!あなたは大丈夫?

 バイクで道を走っていると、さまざまな標識に出会います。多くの標識はシンプルなデザインであることもあって、意味を理解することはそう難しくありません。基本的には教習所で習った通り、標識に従って安全に走行することができます。

多くの標識はシンプルなデザインで、意味を理解することはそう難しくない多くの標識はシンプルなデザインで、意味を理解することはそう難しくない

 しかし、中にはデザインが似た標識もあり、慣れないうちは意味を混同してしまうことも。似たような標識としてはさまざまな例がありますが、今回取り扱うのは「四角で青い矢印看板」です。

 日本の道路にはふたつの「四角で青い矢印看板」が存在します。ひとつ目は青一色の看板の中に白い矢印が描かれたものであり、比較的頻繁に目にするものです。

 ふたつ目は、青い枠の白い看板に、青い矢印が描かれたものです。こちらはあまり頻繁に目にしないこともあり、意味を忘れてしまっている人もたびたび見受けられます。

 もちろんこれらの看板はまったくの別物であり、それぞれ違う意味を持っていることは言うまでもありません。しかし、免許を取ったばかりの人や、運転する機会が少ない人の中には意味を混同してしまっている人も少なくありません。

 標識の意味を間違えてしまい、本来の交通ルールから逸脱した運転をしてしまうと、重大な事故に繋がってしまうことも考えられるでしょう。

 そこで、これらの看板の示す意味について、改めて確認します。

青地に白矢印の看板は、「一方通行」を意味している青地に白矢印の看板は、「一方通行」を意味している

 まず、前者の青地に白矢印の看板は、「一方通行」を意味しています。住宅街などでよく見かけるため、多くの人が意味を知っているはずです。

 これを見落として本来進んではいけない方向に進んでしまうと通行禁止違反となり、2点の違反点数と二輪車の場合6000円の反則金が科せられます。

 また、場合によっては補助標識で「軽車両を除く」や「二輪・軽車両を除く」と書いてあります。一方通行だからといって対向車がいないと想定し、安全確認を怠るライダーもいますが、これは大変危険な行為だと言えます。

青矢印の看板は、「左折可」を表している青矢印の看板は、「左折可」を表している

 一方、後者の白地に青枠、青矢印の看板は、「左折可」を表しています。前方の信号が赤の場合でもこの看板があれば、左折しても構いません。比較的車線の多い幹線道路でよく見られるため、日常的に幹線道路を走らない人の場合、この看板を目にする機会は少ないと言えるでしょう。

 この看板を知らない場合、本来は進めるはずの交差点で無駄に信号待ちをしてしまうこともあります。後続車にクラクションを鳴らされてしまうというトラブルも発生しているため、この看板の有無は注意して確認する必要があります。

 また、左折可能とはいえ、左折先で合流する際には直進車が優先となるので、十分注意して走行することが必要になります。

 このように、ふたつの標識は見た目こそ似ているものの、それぞれ全く違う意味を持った標識です。それぞれ重要な意味を持った標識であり、混同しないよう気をつける必要があると言えるでしょう。

※ ※ ※

 教習所では習ったはずなのに、いざ公道に出ると標識の意味を忘れてしまうことは十分に考えられます。また、似たような標識があったらなおさら意味を混同してしまいやすいかもしれません。

 こうしたトラブルを防ぐため、日常的な標識に関する知識の再確認は非常に重要だと言えます。自信のない人はアプリや問題集の活用も視野に入れつつ、安全運転に努めましょう。

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