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ずっと待っていなきゃダメ? 感応式信号が何分待っても変わらない時の対処法

バイクのニュース / 2023年12月6日 13時10分

信号待ちをしている車両を超音波で感知することで、青になる「感応式信号」という方式の信号が存在します。この信号はバイクを感知しにくく、多くのライダーを悩ませているようですが、対処法はあるのでしょうか。

■感応式信号はバイクと相性悪し!対処法はあるの?

 公道をバイクで走っている以上、安全のためにも無視することができないのが信号機です。一般道だけでなく、場所によっては高速道路にも設置されている信号は、円滑な交通を実現する上でなくてはならない存在となっています。

 そんな信号機にはさまざまな種類がありますが、ライダーを悩ませる信号機のひとつに「感応式信号」があります。多くの感応式信号は、信号待ちをしている車両を超音波で認識し、必要な場合にのみ青に変わる仕組み。幹線道路に合流する道などで、目にすることが多いと思います。

信号待ちをしている車両を超音波で認識し、必要な場合にのみ青に変わる仕組みの「感応式信号」信号待ちをしている車両を超音波で認識し、必要な場合にのみ青に変わる仕組みの「感応式信号」

 しかし、この感応式信号がバイクに乗るライダーの悩みの種となっている事もたびたび。その理由は、バイクの存在を感知してくれない時があるからです。クルマの場合は車体が大きい分センサーの出す超音波に当たりやすいのですが、バイクの場合は小型な物も多い為、センサーの真下に停車しないと反応してくれない感応式信号もあるようで、多くの感応式信号には押しボタンが備えられています。

 そのため、車道にいない歩行者はそのボタンを押してから信号が青に変わるのを待つ必要があるのですが、センサーに感知されにくいバイクもどうしても反応しない場合は、押しボタンを押すと良いでしょう。

 ただ厄介なことに押しボタンがない感応式信号もあり、その場合はセンサーが反応しなければ、青になることはありません。そのような場合は、どのように対処すれば良いのでしょうか。

「感応式信号」には、車体の小さなバイクは反応しない事がある「感応式信号」には、車体の小さなバイクは反応しない事がある

 警視庁交通相談コーナーの担当者は、次のように話します。

「一般的な感応式信号の場合は信号機の隣にセンサーがあるので、その下にバイクを止めたり、両手を広げたりしてセンサーにアピールするとよいです」

 感応式信号は停止線から上を見上げると、超音波を出してその跳ね返りを感知するセンサーのようなものがついているのを確認する事が可能。バイクの位置がずれている場合は、その真下まで移動し、信号が変わるのを待ちましょう。それでも変わらない場合は体を動かす、両手を広げるなど、センサーにひっかかるよう工夫する事が重要です。

 それでも青にならない場合の対応については「もし実際の交差点名がわかるのであれば、管轄する警察署の交通規制係に電話して、相談したほうがよいでしょう」とのことでした。

中には、バイクの場合は押しボタンを押して信号を変えなくてはいけない「感応式信号」もある中には、バイクの場合は押しボタンを押して信号を変えなくてはいけない「感応式信号」もある

 バイクをセンサーの真下に移動させ、両手を広げるなどしてもどうしても変わらない場合は、信号機の故障も考えられます。警察署に連絡することで修理され、今後の通行がスムーズになることもあるため、可能な限り連絡するようにしましょう。

 交差点名が不明な場合は、スマートフォン等で住所を調べ、伝えるのも有効な手段です。

 なお、三輪ではないバイクの場合、エンジンを切って歩けば歩行者扱いになります。そのため丁字路や幹線道路に合流する道で信号待ちをしているケースでは、歩道に入ることで赤信号を回避することも可能です。ただし歩行者の邪魔にならないよう、十分に注意しましょう。

 ちなみに、エンジンを切らずに押して歩いてしまうと歩行者扱いとはならず、バイクを運転している状態とみなされます。その状態で停止線を越えてしまうと信号無視となってしまうので、バイクを押して歩く際は必ずエンジンを切るようにしてください。

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