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【MotoGP第18戦マレーシアGP】「非常に厳しい週末」中上貴晶選手は決勝レースを18位で終える

バイクのニュース / 2023年11月14日 10時10分

MotoGP第18戦マレーシアGPが2023年11月10日から12日にかけて、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行なわれました。中上貴晶選手(LCRホンダ・イデミツ)は決勝レースで転倒しながらもレースに復帰、18位でゴールしました。

■転倒からの復帰、苦しい状況は改善されず

 マレーシアGPは2023年シーズン18戦目のグランプリであり、また、ここから始まる3連戦がシーズン最後の連戦となります。この3連戦最後のグランプリであるバレンシアGPが、今季の最終戦です。

【MotoGP第18戦マレーシアGP】中上貴晶選手(#30/LCR Honda IDEMITSU)【MotoGP第18戦マレーシアGP】中上貴晶選手(#30/LCR Honda IDEMITSU)

「ここで新しいパーツの導入はありません。残り3戦、今のパッケージで自分たちのパフォーマンスを最大限に出して頑張っていこうと思っています。(プラクティスを)トップ10で終えてQ2に進出することが、初日の目標です」

 木曜日の時点でMotoGP.comのインタビューに対し、そう語っていた中上選手ですが、マレーシアGPでも厳しい走り出しとなりました。

 初日午後に行なわれた、Q2へのダイレクト進出がかかるセッション、プラクティス(Q2ダイレクト進出を果たせば、予選上位12番手が確定する)で21番手。タイヤ選択にかかわらず、リアグリップの不足に苦しみます。

 土曜日午前中にQ1から臨んだ予選は11番手で、21番手からスプリントレース、決勝レースを迎えました。土曜日、10周のスプリントレースは19位。日曜日に20周で行なわれた決勝レースでは13周目、9コーナーで転倒を喫し、レースに復帰して18位でフィニッシュしています。

「非常に厳しいウイークとなってしまいました」と、レース後に語っていた中上選手。3日間のレースウイークを通じてバイクのフィーリングについて改善がなく、「昨日のスプリントと同じようなバイクのフィーリングで、スタートしてすぐにフロントの切れ込みがかなり強かったんです」ということでした。そうした状況を理解していたにもかかわらず、9コーナーでフロントが切れ込んで転倒してしまったのです。それほど難しいレースだったのでしょう。

【MotoGP第18戦マレーシアGP】21番手からのスタートとなった中上貴晶選手(#30/LCR Honda IDEMITSU)【MotoGP第18戦マレーシアGP】21番手からのスタートとなった中上貴晶選手(#30/LCR Honda IDEMITSU)

「序盤はなんとか(同じホンダライダーの)ジョアン(・ミル)やマルク(・マルケス)と近い位置でレースできていたのですが、10周をすぎたあたりからリアのグリップも急激に落ちてしまって、かなり難しい状況でした。最終的には9コーナーでフロントから切れ込んで転倒しましたけど、正直、驚きはないです。転倒してしまったのは残念ですが、転倒がなくてもポイントは獲れなかったと思います。本当に苦戦してしまったウイークでした」

 マレーシアGPで苦戦を強いられたのは中上選手ばかりではなく、ホンダ勢全体でした。

 予選では全4人のライダーがQ1を突破できず、スプリントレースと決勝レースでは、ファクトリーライダーのマルク・マルケス選手、ジョアン・ミル選手も転倒を喫したのです。

 中上選手は連戦となる次戦カタールGPに向け、「こういう順位や症状で終えないように頑張りたいです」と語っていました。

 MotoGP第19戦カタールGPは、11月17日から19日にかけて、カタールのルサイル・インターナショナル・サーキットで行なわれます。

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