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寒い! でも自転車に乗るしかない。冬を乗り切るために用意しておきたいグッズ5選

バイクのニュース / 2023年11月17日 8時10分

寒い季節、冷たい風を受けて走る自転車に乗るのはなかなか辛いものです。それでも日常生活においては自転車に乗らないわけにはいかないこともしばしば。迫りくる冬に備えて用意しておきたい防寒グッズを紹介します。

■寒さ対策に有効な、最低限の備え

 季節は巡り、朝夕の寒さが際立つ時期になってきました。これからどんどんと寒くなっていくなかで自転車に乗るのはなかなか辛いもの。とはいえ、日々の生活で自転車に乗らないわけにはいきません。そこで、冬に備えて用意しておきたい防寒グッズを紹介します。

寒い! でも自転車に乗るしかない。冬を乗り切るために用意しておきたいものとは寒い! でも自転車に乗るしかない。冬を乗り切るために用意しておきたいものとは

 自転車に乗っていて寒さを感じる最大の敵は「風」です。気温が低いことに加えて、首元・手首・足首などから入って来る冷風が寒さを倍増させます。また、細かい血管が集中している指先・つま先・鼻先に直接風が当たると、体温が奪われて体の芯まで冷え切ってしまいます。

 シティサイクル(いわゆるママチャリ)の平均的な速度は約15km/hと言われており、これを秒速に変換すると4.16m/sになります。天気予報などでよく耳にする「風速」は、1秒間に空気が1m移動する風の強さなので、自転車に乗っている人はだいたい風速4mを受けて移動していることになります。

 ちなみに、風速1mにつき体感温度は1度下がる、と言われているので、自転車に乗っている人は立ち止まっている人より、単純に4度も低く(寒く)感じることになります。このことからも、身体に受ける「風」への対策がいかに重要かが分かります。

 まず用意したいのは、「防風対策用の上着」です。もちろん日常使いのアウターでも重ね着をすれば衣服の間の空気の層により保温効果も期待できますが、風を通さない素材のアウター(ジャケット、パンツなど)を重ね着すればバッチリです。

 次に欲しいのは、首元に巻く「マフラー」です。顔の上まで引き上げて鼻先まで覆えばより暖かさが増すことでしょう。ただ、帯状のマフラーは長過ぎると予期せぬタイミングでほどけてしまい、車輪に絡まる恐れもあるので、ネックウォーマーやスヌードのような筒状のアイテムの方がオススメです。マフラーを使う場合は、先端をアウターの中にしまい込むようにして、勝手にほどけないようにしましょう。

 そして「手袋」は必須アイテムです。もちろん軍手や、掌の保護と滑り防止用の手袋でも、有ると無いとでは全然違いますが、袖口から入って来る冷たい風は衣服の中を巡って胸やお腹周りにも侵入してくるので、オススメは手首まで覆って風が入り込む隙間を覆ってくれるタイプの手袋です。

 足元の保温には、長めの厚手のソックスが心強い味方になってくれます。少しカッコ悪いですが、自転車に乗る時だけズボンの裾をソックスの中に入れると風の侵入を防いでくれるので、けっこうな防寒対策になります。「ソックスが伸びてしまう……」とお悩みの場合は、足首の裾をバンドなどで縛れば同じような効果を得ることができます。

 最後にオススメしたいのは「ヘルメット」です。自転車用のヘルメットは基本的に通気性が良くなっているので風対策にはなりにくいと思われがちですが、最近はヘルメットの着用が「努力義務」とされたこともあり、ラインナップが豊富になってきてインナーキャップ付きや耳当て付きといった、防寒対策を備えたヘルメットも見られるようになりました。

 以上が最低限揃えておきたい防寒グッズ5選ですが、それに加えてもうひとつ欲しいのが「タオル」です。

 寒い季節でも、自転車にしばらく乗っていれば体が温まってきて、目的地に着いたときには意外と汗をかいているものです。自転車を降りてその汗を放置すると、一気に体温が奪われます。そんな時のために、寒い時期でもタオルは常備しておいた方が良いでしょう。

 言われてみれば当たり前の防寒グッズですが、有ると無いとでは大違い。しっかりと防寒対策したうえで、寒い時期のサイクルライフを乗り切りましょう。

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