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時価総額3000万円、125ccで時速200km!? 「世界最速の原付バイク」が秋田サーキットで走行テストを公開

バイクのニュース / 2023年11月16日 7時10分

株式会社コドルニスは、同社の近兼 拓史代表がライダーとして参加するスーパーミニマムチャレンジレーシングチーム(以下:SMC)の国内初となる公開テスト走行を開催します。

■非公式ながら記録更新を目指す

 株式会社コドルニスは、同社の近兼 拓史代表がライダーとして参加するスーパーミニマムチャレンジレーシングチーム(以下:SMC)の国内初となる公開テスト走行を秋田県のサーキット「大潟村ソーラースポーツライン」で開催します。

世界最速の記録を樹立した原付バイク「NSX-51」世界最速の記録を樹立した原付バイク「NSX-51」

 近兼 拓史代表が監督を務めるSMCは、日本製造業のオールスターチームが「日本のものづくり技術の素晴らしさを世界に示すために、世界最小最精密クラスで世界最速記録を達成する!」という目的で集結したスーパーミニマムチャレンジプロジェクトです。

2023スーパーミニマムチャレンジレーシングチーム(SMC)のスタッフ2023スーパーミニマムチャレンジレーシングチーム(SMC)のスタッフ

 SMCは、不可能と言われた世界最小のスーパーチャージャー付き50ccレーシングエンジンとターボ付き125ccエンジンをプライベートチームで開発。

 オリジナルフレームとオリジナルカウルも開発し、2019年にアメリカ・ボンネビルで開催されるFIM(国際モーターサイクリズム連盟)/AMA(全米モーターサイクル協会)公認レース「ボンネビル・モーターサイクル・スピード・トライアルズ(以下:BMST)」において、NSX-51(50cc+スーパーチャージャー)、NSX-02(125cc+ターボ)の2台合わせて、6つの世界最速記録を達成するという前人未到の快挙を成し遂げています。

世界最速の記録を樹立した原付バイク「NSX-51」世界最速の記録を樹立した原付バイク「NSX-51」

 SMCの発表によると、国内で世界記録を達成したランドスピード・レーサー(最高速チャレンジ専用マシン)が公開走行テストを行うのは史上初で、本テストのために全長5kmの直線コースを同サーキットコース内に特別に設定。

 全日本ロードレース選手権のメカニックが整備を行い、燃料もボンネビルとほぼ同スペックのガソリンを使用するという、本番さながらのデモンストレーションランが行われます。

大潟村ソーラースポーツラインコース図大潟村ソーラースポーツラインコース図

 なお、当日は非公認ながら光電管、スピードガン等の計測機器も準備され、世界最速記録更新が期待されています。

■公開テスト走行概要
場所:大潟村ソーラースポーツライン
期間:2023年11月22日(水) 10:00~2023年11月23日(木) 16:45
公開テスト内容:みゆき橋より北の橋手前折り返し点まで5kmの直線を使用した公開テスト。
コース設定内容:助走期間1000m、計測期間400mの平均速度(光電管計測)、400m出口地点に最高速度計測のスピードガン設置

タイムスケジュール:11月22日10時~コース設営準備、マシンチェック走行準備
          11時~エンジンテスト、コース清掃及びチェック
          13時~マシンセッティング、可能なら試走
          16時45分 準備終了 撤収作業開始

          11月23日10時~マシンチェック、コース清掃及びチェック
          13時~エンジンチェック、試走
          15時~公開テストラン(計測)
          16時45分 テスト終了 撤収作業開始

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