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「今、読むべき」と話題沸騰中の漫画を実写映画化! 馬場ふみか主演『コーポ・ア・コーポ』

バイクのニュース / 2023年11月16日 18時0分

大阪の安アパートの訳ありな住人たちを取り巻く人間模様を描いた“今、読むべき漫画”を、多彩なキャストで映画化した『コーポ・ア・コーポ』が、2023年11月17日(金)より全国順次公開されます。

■一癖も二癖もある面々

 ジャンル不問のコミックサイト「COMIC MeDu (こみっくめづ)」に連載され、独特の世界観でコアなファンを量産し続ける漫画『コーポ・ア・コーポ』が実写映画化されました。

(c)ジーオーティー/岩浪れんじ(c)ジーオーティー/岩浪れんじ

「苦役列車」「無銭横町」など破滅型の私小説で知られる芥川賞作家の西村賢太氏が生前に称賛を贈った漫画「コーポ・ア・コーポ」。大阪の安アパート・コーポの訳ありな住人たちを取り巻く人間模様を生々しく飄々と、時に温かな眼差しで描き、“今、読むべき漫画”として注目を集めています。

 家族のしがらみから逃げ、どこか人生を諦観しているような主人公・辰巳ユリを演じるのは、女優、モデルとして活躍する馬場ふみか。劇中でスカジャンを羽織り、終始無気力そうな表情でタバコを吸う姿は、原作のユリを見事に体現しています。いつもきちんと背広を着ているサラリーマン風情ながら、実は女性に貢がせて生計を立てている中条を『Winny』での好演も記憶に新しい東出昌大。

 そして日雇いの肉体労働者であり、すぐ部屋に女性を連れ込む石田には、映画やドラマで幅広く活躍する注目の若手演技派俳優・倉悠貴。人当たりが良いが怪しげな商売を営む宮地を演じるのは、個性的な存在感を発揮している名バイプレーヤー・笹野高史。ユリたち四人を中心に、彼女たちの過去や人間関係が徐々に紐解かれていく中で、しぶとく生きる人間の底力が描かれていきます。

ホンダ「ゴールドウイング(1988)」ホンダ「ゴールドウイング(1988)」

 本作の多彩なキャストの中でも意外やバイクに縁深いのが、もはや顔を見たことはない日本人はいないであろう名優、笹野高史さん。かつて、ご自身のSNSアカウントで「こんな時代もあったのです」というコメントとともにアップした写真には、BMWのR100Rと共に写る若かりし笹野さんの姿が。思い返してみれば、かの人気シリーズ第42作『男はつらいよ ぼくの伯父さん』(1990年)でホンダのゴールドウイングに乗って登場した笹野さんは、大型バイクに乗り慣れているように見えました(役柄は強烈でしたが)。

(c)ジーオーティー/岩浪れんじ(c)ジーオーティー/岩浪れんじ

『コーポ・ア・コーポ』は2023年11月17日(金)より全国順次公開です。

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