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「攻殻」シリーズ最新作劇場公開! 持続可能戦争を背景に人類の脅威と戦う『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』

バイクのニュース / 2023年11月21日 18時0分

鮮烈なSFアクションと時代を予見したかのような世界感が多くのファンを虜にするサイバーパンクSFのシリーズ最新作『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』が、2023年11月23日(木・祝)より3週間限定で劇場公開されます。

■経済行為として行われる持続可能な戦争

 士郎正宗によるサイバーパンクSFの金字塔「攻殻機動隊」シリーズ最新作であり、Netflix『攻殻機動隊 SAC_2045』のシーズン2を再構成した劇場版アニメーション『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』が、3週間限定で劇場公開されます。

(c)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊 2045 製作委員会(c)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊 2045 製作委員会

——2045年。全ての国家を震撼させる経済災害とAIの爆発的な進化により、世界は計画的かつ持続可能な戦争へと突入しました。電脳社会に突如出現した新人類“ポスト・ヒューマン”による電脳犯罪を阻止すべく、全身義体のサイボーグ・草薙素子率いる公安9課は、先の大戦で廃墟と化した東京へと向かいます。奪取された原子力潜水艦による核大戦の危機が迫るなか、公安9課、アメリカ、ポスト・ヒューマンによる三つ巴の戦闘が激化していき……。

 1989年に士郎正宗により発表された原作コミック「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」を起源とし、アニメ化やハリウッドでの実写映画化など様々な作品群が展開されてきた「攻殻機動隊」。

 経済行為としてコントロールされた戦争、サスティナブル・ウォー(持続可能戦争)が各地で繰り広げられている2045年を背景に、突如出現したポスト・ヒューマンと呼ばれる人類の脅威との対峙が描かれるシリーズ最新作『攻殻機動隊 SAC_2045』は、『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズの神山健治と、『APPLESEED』シリーズの荒牧伸志が共同監督としてタッグを組み、田中敦子、大塚明夫、山寺宏一ほか『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズのオリジナルキャストが再集結しています。

(c)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊 2045 製作委員会(c)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊 2045 製作委員会

 同シリーズは「Production I.G」と「SOLA DIGITAL ARTS」により制作され、Netflixにて2020年4月よりシーズン1、2022年5月よりシーズン2が世界独占配信。また、シーズン1を再構成した劇場版『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』は2021年11月に劇場公開され、その鮮烈なSFアクションと時代を予見したかのような世界感とドラマにより、新たなファンを獲得し続けています。

『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』は、シーズン1を再構成した前作『持続可能戦争』に続き、日本アカデミー賞6部門受賞の『新聞記者』や『ヤクザと家族 The Family』など、実写映画で活躍する藤井道人が引き続き監督を務め、シリーズ集大成となる“もう一つ”のラストが描かれます。

ホンダ「NM4-01(2016)」ホンダ「NM4-01(2016)」

「攻殻」のハリウッド実写版『ゴースト・イン・ザ・シェル』(2017年)は“押井守監督の世界”を実写に落とし込もうと試行錯誤していましたが、スカーレット・ヨハンソン演じる草薙素子少佐が乗っていた近未来バイクはホンダ製。なんとデザイン自体もホンダが手掛けていて、NM4をベースに映画用に制作・提供されたそうです。

(c)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊 2045 製作委員会(c)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊 2045 製作委員会

『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』は2023年11月23日(木・祝)より3週間限定で劇場公開です。

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