リニューアルオープンしたばかりの『小田原アジフライセンター磯のや』へ
バイクのニュース / 2023年11月27日 10時50分
アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえる店を紹介します。リニューアルオープンしたばかりの『小田原アジフライセンター磯のや』を訪れました。
■アジフライへの愛が溢れたド直球の店
美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)が愛車のホンダ「XR250」で向かったのは神奈川県の小田原です。久しぶりに会った知人から「小田原に新しいアジフライの店ができた」と聞いて早速、西湘バイパスを走ってJR「小田原駅」近くまでやってきました。
大きなアジフライを模した看板が目印。JR「小田原駅」近く、「お堀端通り」にオープンした「小田原アジフライセンター磯のや」
目的の店に到着すると、なんと! 新装開店、オープン当日だったのです! 店の名前は「小田原アジフライセンター磯のや」と、ド直球にアジフライへの愛が溢れています。
取り急ぎ、バイクを駅近くの駐輪場に停めて徒歩5分ほど、店の前には1mくらいのアジフライのオブジェがそそり立ち、壁面にはアジの開きが泳いでいる絵、店名も店の雰囲気もアジフライが盛りだくさんです。
中に入ってテーブル席についてメニューを見ます。メニューもアジフライの形、壁にもアジフライをモチーフにした大漁旗、絵やアートが多数飾られています。メニューのカバーには店のこだわりが書いてあります。それだけで美味しそうなアジフライが見えてくるようです。
メニューを開くと、左ページにアジフライの定食メニュー、右ページには天ぷら・寿司・海鮮丼が並んでいます。ベーシックな「アジフライ定食」はアジ半身揚げが3枚で、「満ぷく!アジフライ定食」はアジ半身揚げが5枚。ほかにも「アジフライと地魚刺身定食」や、なめろうと刺身がセットの「アジづくし定食」も魅力的です。
さんざん悩みましたが基本を知らねば、と「アジフライ定食」をオーダー。アジフライにはオススメの「ワサビおろし醤油」に加えて、5種類のソースからひとつを選びます。筆者は「磯のや特製ソース」を選びました。
以前は海鮮丼の店だったそうですが、小田原名産のアジを盛り上げるために、アジフライを主役にリニューアルオープンしたそうです。「熱々の揚げ上がりを食べてほしい」との思いで、オーダーを受けてからパン粉を付け、フワッと揚がる黄金タイムで提供、などと書かれたメニューのこだわりを読んでいると、揚げたてのアジフライが出来上がってきました。
「小田原アジフライセンター磯のや」の「アジフライ定食」。ほかにもアジフライに刺身や寿司がセットのメニューもある
「アジフライ定食」は、半身のアジフライが3枚、ワサビおろしと筆者が選んだ「磯のや特性ソース」、サラダ風のキャベツの千切り、小鉢にはポテトサラダ、豆アジ唐揚げ、ガリ昆布、そして海苔、ごはんとみそ汁が並びます。盛りだくさんな料理が嬉しい定食です。
アジフライは150g以上の大判アジを使用しているということで大きめです。揚げたてで熱々のサクサク、小田原名産のアジはふっくらしてかなり美味しいアジフライです。そのまま食べてもアジの旨味で十分に美味しい。これはソースではなく「小田原柑橘塩」が正解だったかも? と思うアジそのものの味です。
オススメの「ワサビおろし醤油」ですが、天然のワサビの後からくる辛みがアジフライに良く合います。筆者的には醤油は少なめの方が素材の味が引き立つ気がしました。「磯のや特製ソース」もアジフライの基本の味という感じで美味しいです。別料金で構わないので「小田原梅のタルタルソース」など5種類のソースを全て試してみたくなります。
最初はアジフライ3枚では足りないかな? と危惧していた筆者ですが、食べ終わってみるとお腹も気持ちも満足な量でした。
■あてもなく小田原から真鶴方面へ走ると……
小田原から真鶴まで、国道135号で海を眺めながら走る
店の外に出ると、先ほど見たアジフライ看板の下に「アジフライ研究所認定店」と書いてあります。アジフライの研究所があるのか? これは後日調査すべきかもしれません。
店を後にして、駐輪場から国道135号へ出てあてもなく真鶴方面に走ります。じつは今回、「XR250」に新装備を導入したのです。ここのところ100km以上走るとお尻が痛くなることが多いので、プロトのゲル内蔵座布団「ゲルザブ」、オフロードバイクのシート形状にフィットする「ゲルザブD」を装着しました。往復で100km以上走りましたがお尻は快適、疲れも少なくなりました。
そして同じくプロトのツーリングバッグ「IGAYAエックスシートバッグ」です。本来はシートバッグですが、工夫次第で固定方法が自在な「バッグ本体に固定用バックルを持たない設計」で、サイドバッグとして装着してみました。
素材にはタフなコーデュラ500を使用していてオフロードバイクにも良い感じです。ちょっと走りに行く時にレインウエアやインナーダウンなどを入れるバッグが欲しかったのでぴったり。容量は10Lとコンパクトですが、途中で購入した湯河原名産のみかん5kgも楽勝で収納できました。
美味しそうなみかんが売っていたので5kg購入。レインウエアだけを入れていた「IGAYAエックスシートバッグ」に楽勝で収納
真鶴まではシーサイドランを満喫したので、眺めの良い旧道経由で帰路に就く筆者でした。
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