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街中での機動性はピカイチ!細部まで作り込まれた車体も魅力的なホンダ「CB125R」に試乗〜高梨はづきのきおくきろく。〜

バイクのニュース / 2023年11月28日 12時10分

毎月8の付く日は『高梨はづきのきおくきろく。』。CBシリーズの末っ子「CB125R」に試乗していくよ。コンパクトな車体やライディング時の目線も高く、街中では最強の部類に入る「CB125R」の魅力に迫っていくよ。

■細部にもホンダらしさを表現している「CB125R」

 皆さんこんにちは、高梨はづきです。本日のコラムではホンダ「CB125R」について、試乗記をお届けするよ!

ホンダの原付二種スポーツモデル「CB125R」の試乗記をお届けするよ!ホンダの原付二種スポーツモデル「CB125R」の試乗記をお届けするよ!

 CBシリーズというと、まだライダーにリターンして間も無くの頃、CB250Rに試乗したことがあったな。その時の印象は、コンパクトでかなり乗りやすく、初心者にもかなり扱いやすいバイク!っていうイメージだったのを記憶しているよ。

 今回、対面したのは、排気量が下がった原付二種モデルのCB125Rということだけど…まずの見た目は、迫力のある力強いボディデザインで、CBR250Rと比べても車格で遜色ないね!

 カラーリングは3色展開されているんだけど、その中で、わたしが試乗した赤いカラー(キャンディークロモスフィアレッド)は深みがある色合いが特徴。ホンダのコーポレートカラーだけあって、大人の雰囲気を醸し出しつつ引き締まったデザインだね。赤ボディにフロントフォークの金色が差し色になったら某ヒーロー、アイアンマンが一瞬よぎったのはわたしだけ?かっこいいよね、アイアンマン。

あまり見ないデザインをしているのもCB125Rの特徴あまり見ないデザインをしているのもCB125Rの特徴

 ウィンカーがメーター横に付いていたりと、あまり見ないデザインをしているのも特徴で、幅を最小限抑えていて、全体的にコンパクトに造られているような感じだよね。CBというと操作性の高いネイキッドバイクのイメージだけど、実際はどうなのか?いざ、乗ってみよう!

■恒例の足つきチェックから!

 タンクが大きくて存在感があるのがいいね!ここがスカスカだとどうしても安っぽく見えてしまうので、よく考えられているなぁと思ったよ。そこからシートがキュッとくびれているので、ライディング時にフィットしやすくなってて嬉しい。

シート高は815mm、身長158cnの私の足付き性はつま先ツンツンシート高は815mm、身長158cnの私の足付き性はつま先ツンツン

 ただ、125ccクラスらしからぬ立派な車格通り、シート高が815mmあるので、わたしの身長(158cm)で意外にもつま先ツンツンだったよ。でも、視線が高い位置にきて見晴らしがよくてまだ跨っただけなのに気持ちがいい。

 車重は130kgで、そこそこの重さ。ここでも125ccとは思えない重厚感が感じられて、どっしりとした雰囲気が漂っている。おもちゃっぽく感じさせない重厚感と、スタイリッシュなエッジのあるデザインに惹かれしまう人の気持ちがわかったよ!

■さっそくエンジン始動!

 マフラー音は中高音で、心地よい音域。足回りが軽いせいか、ハンドルを左右に振るのが楽々。私は知ってる。これはカーブが楽しくて待ち遠しくなるやつだ!

アクセルをクイッとひねれば、従順に走り出すアクセルをクイッとひねれば、従順に走り出す

 アクセルをクイッとひねれば、従順に走り出す。素直に反応してくれるのは当たり前なんだけど嬉しいね。さすがホンダって感じ。

 最初の走り出しは、そっとスタートして少しずつスピードをあげて試してみる。やっぱり、125ccは回転数がすぐに上がるから、早い段階でギヤチェンジの切り替えが必要なんだけど、忙しい反面、ガチャガチャ変速できるのが素直に楽しいよね。それも、ミッションが6速設定なのがいい。ちなみに、1速の粘りはそこそこあったけど、1速から2速の変化はそこまで大きな変化はなかったよ。

純粋に125ccの排気量帯の中では優秀そのもの純粋に125ccの排気量帯の中では優秀そのもの

 思いっきりひねった時のスタートダッシュはどうかな?わたしは、ほんのすこーしだけ、物足りないと感じたのだけど、よく考えてみると、これは最近大きい排気量ばかり乗って、それに慣れてしまったわたしの感覚のせいかも…と反省。純粋に125ccの排気量帯の中では優秀そのものだと思う。

 交通量の多い都心や、そこそこスピードが出ている走行中の自動車のラインにすぐに乗れる力は十分にあるから、街中で焦ることは一切なかったよ。ガチャガチャとギヤチェンジして街中の最適ギヤを探ってみたけど、4速〜5速が楽だったかな。6速まで上げる機会はそこまで訪れなかったのも付け加えておこう。ただ、速度60km/hで長い時間公道を走るようなら6速にして安定して走るのが快適そうだなぁと思ったよ。

コーナーでは車体が軽いおかげで、よく曲がってくれるコーナーでは車体が軽いおかげで、よく曲がってくれる

 コーナーでは軽いのが正義!って感じでよく曲がる。倒立フォークが採用されてるんだけど、これはレーサーレプリカとかオフロードに付いてるグレードが高いパーツってイメージがあるんけど、それがCB125Rについてるのって、かなり贅沢モデルなのかも。その恩恵も十分感じられたよ。それにライディング時の目線が高いから、旋回する時に余裕も感じられて良かったなぁ。

 カーブで車体をグイッと倒しても、直線ですぐに起こせるパワーもあるから頼もしい。前にSNSでカーブが直線のように感じると書いていた人がいたのを思い出して、なるほどな〜と思った。しっかり身体ごと倒し込むのが楽しいバイクなので、ハンドルをしっかり握ってコントロールすれば峠などのキツいカーブもガンガンついていけると思うな〜!

 …こんだけ意気揚々と話してるけど、この感想は倒立フォークだから出てくるものなのかな?笑
 足回り性能に詳しい人、正解を教えて〜><!

■最後に細かい部分!

 CB125Rのスペックの気になるところね。燃料タンクの容量は10Lで、満タン時航続距離540km/Lなんだって!たとえば…東京から盛岡まで535kmなので、単純計算した時に、一回の給油で岩手まで行けちゃうの驚異すぎるね!笑

CB125Rは、セカンドバイクと言わず、メインバイクとしてもアリ!CB125Rは、セカンドバイクと言わず、メインバイクとしてもアリ!

 岩手でわんこそば食べて寝て、翌日給油してまた戻ってくる弾丸ツアーとか、そのまま北上してフェリーに乗って北海道巡るのも楽しそうだ……って想像してみたけど、CB125Rでロングツーリングはキツイかもね。高速使えないしね。笑

 街中で乗るのはもちろん、日帰り範囲で楽しむのがちょうど良さそうだけど、気合入っている人は是非どこまでいけるのか試してみてね!

 税込47万3000円 という価格は125ccクラスでは高い方だと思うけど、足回りやこだわりが詰まった高スペックバイクだから一度手に入れたらなかなか手放せなくなるはず。セカンドバイクと言わず、メインバイクとしてもアリだよね。

…ということで本日はここまで!
 また8のつく日にお会いしましょう♪

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