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舗装路からダートまで、どこでも行ける!中型アドベンチャーバイク5選

バイクのニュース / 2023年11月30日 9時10分

走破性能の高いアドベンチャーモデル。国内・国外問わず多くのモデルがラインナップしていますが、中型アドベンチャーモデルとして、どのような車種がラインナップしているのでしょうか。

■長距離ツーリングを快適に!中型アドベンチャーモデルの魅力とは

 バイクに乗る人の中には、バイクでいろいろな場所を巡ってみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。いろいろな場所に行くためには、高速道路や山道などさまざまな道を通ることになりますが、どのような道でも走りやすいよう設計されているのが、アドベンチャーモデルです。

快適性や積載性にも優れているアドベンチャーモデル快適性や積載性にも優れているアドベンチャーモデル

 またアドベンチャーモデルは、快適性や積載性にも優れています。旅をするのに重要になるのが、荷物の積載性。アドベンチャーモデルはバイクの中でも優れた積載性を誇っていますが、パニアケースなどを装着すれば、より荷物を載せることができます。加えてオフロードバイクのような車高の高さがあるため、疲れにくいライディングポジションで走行することができます。

 アドベンチャーモデルは大型が多い傾向にありましたが、近年中型も登場しています。大型だと重量が重く慣れるまでの扱いが難しいですが、中型であれば比較的軽量なモデルも多く気軽に乗りやすいため、多くの人が楽しみやすいモデルと言えそうです。

 では、中型アドベンチャーモデルにはどのようなモデルがラインナップしているのでしょうか。

◼︎ホンダ「400X」

ホンダ「400X」ホンダ「400X」

「400X」は2013年に登場したアドベンチャーモデル。2013年に登場した当時は前後17インチのタイヤを装着しており、オンロードバイクの要素が強い印象でした。しかし、2019年のモデルチェンジによって、400ccクラス唯一のアドベンチャーモデルに変化しました。

 また2023年11月現在発売されている400Xは、2019年モデルから足回りが変更されています。足回りの変更によって、大型バイクに負けないくらいの安定感のある走りを実現しました。安定感があるにもかかわらず、車両重量は400ccの中でも軽めの199kg。この軽さによって、引き起こしや押し歩きが楽にできます。

 扱いやすさと安定感のある走りを求める人に、おすすめのバイクと言えそうです。

 ホンダ「400X」の価格(税込)は、85万8000円です。

◼︎ホンダ「CRF250 ラリー」

ホンダ「CRF250ラリー」ホンダ「CRF250ラリー」

 2017年に本格的なラリーマシンスタイルとして登場したのが「CRF250ラリー」です。ダカールラリーで活躍する「CRF450ラリー」を彷彿とさせるスタイルをしており、注目を集めました。

 ダカールラリーを彷彿とさせる姿をしていますが、走りは多くの人が楽しめるようになっています。加えて、高速道路や山道、街乗りなどさまざまな状況でも柔軟に快適に走れるようになっているようです。

 またフロントスクリーンと、快適さと扱いやすさを追求したライディングポジションによって、長距離でも疲れにくくなります。加えて、12Lと大容量タンクを装備しているので、給油の心配が少なくて済みます。CRF250ラリーは快適に長距離を走りたい人にぴったりのバイクと言えるかもしれません。

 ホンダ「CRF250 RALLY」の価格(税込)は、76万4500円です。

◼︎KTM「390アドベンチャー」

KTM「390アドベンチャー」KTM「390アドベンチャー」

 モータースポーツで活躍するメーカーであるKTMから発売されたアドベンチャーモデルが、「390アドベンチャー」です。390アドベンチャーのいちばんの特徴は、車両重量が161kgと軽量にも関わらず400cc級のエンジンを搭載している点。

 高性能ホイールをはいているため、舗装されていない道でもしっかり走れるバイクでもあります。またオフロードモードに切り替えることができ、舗装されていない道でも安全に走行可能です。

 KTM「390 ADVENTUER(2020)」の価格(税込)は、75万9000円でした。

◼︎スズキ「Vストローム250」

スズキ「Vストローム250」スズキ「Vストローム250」

「Vストローム250」は、スズキのアドベンチャーモデル「Vストローム」シリーズでもっとも排気量が小さいバイクです。Vストロームシリーズはスズキの伝統的なスタイリングである、鳥のくちばしのようなデザインが特徴的です。

 通常のバイクに多い前後17インチのホイールをはいているので、悪路を走り抜けるというよりは長距離ツーリングを重視したバイクと言えます。また長距離走行に向いている理由は、ホイールだけではありません。

 Vストローム250は、純正オプションにトップケースとサイドケースがあるため、積載性にも優れています。スズキ独特のデザインと長距離走行を楽しみたい人にぴったりのバイクと言えそうです。

 スズキ「V-Strom250」の価格(税込)は、64万6800円です。

◼︎カワサキ「ヴェルシスX250ツアラー」

カワサキ「ヴェルシスX 250ツアラー」カワサキ「ヴェルシスX 250ツアラー」

「ヴェルシスX250ツアラー」は2017年に登場したモデルです。ヴェルシスX250ツアラーの特徴として、スポーティな走りと標準装備が優れていることが挙げられます。

スポーツバイクであるNinja250のエンジンを、アドベンチャー用にセッティングしたエンジンを搭載しているため、スポーティな走りを味わえます。また、パニアケースやエンジンガードなどが標準装備されており快適な長距離ツーリングができるようになっています。

ただし2022年10月に発売された2023年モデルで生産終了してしまっているため、ヴェルシス250Xツアラーが気になる人は中古市場で探してみるとよいでしょう。

カワサキ「VERSYS-X 250 TOURER」の価格(税込)は、72万6000円です。

※ ※ ※

中型アドベンチャーモデルは、高速道路や山道などさまざまな状況でも走れて長距離走行にぴったりのバイクです。旅の友となるバイクを見つけて、長距離ツーリングを楽しんでください。

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