トヨタが米国で「タコマ」の2024年モデルを発表！ 最大278馬力の2.4Lターボエンジン搭載でパワーアップ

トヨタは2023年11月28日、カリフォルニア州マリブで、同社の中型ピックアップ トラック「タコマ」の2024年モデルを発表しました。

■2023年12月にトヨタ販売店に入荷予定

　2023年11月28日、カリフォルニア州マリブで、トヨタの中型ピックアップ トラック「タコマ」の2024年モデルが公開されました。

トヨタ「タコマ」の2024年モデル

　タコマは、約20年にわたって中型ピックアップ トラック セグメントを独占しているモデルです。そして2024型タコマは、現代のトラックの新たな標準を確立することを目指して開発されました。

　完全に再設計され、再考されたタコマは、ドライバーが野心的な冒険のやりたいことリストを実現させる事に役立ちます。同新世代のタコマに関し、トヨタのエンジニアは、その豊かな歴史の品質、耐久性、信頼性に焦点を当てながら、最新の技術、頑丈なスタイル、どこにでも移動できる機能を組み込んでいます。

　トヨタグループ副社長兼ゼネラルマネージャーのデイブ・クライスト氏は「このトラックは、テクノロジー、スタイル、機能など、すべてを魅力的な価格で顧客に提供します。

　これはトヨタが何年にもわたって担ってきたセグメントであり、今回のタコマの次期バージョンはその水準をさらに引き上げるだけだと私たちは感じています」とコメントしています。

トヨタ「タコマ」の2024年モデルの内装

　そんな2024年型タコマには、「タンドラ」、「セコイア」、そして次期「ランドクルーザー」と共有されるトヨタのTNGA-Fグローバルトラックプラットフォームが採用されました。他製品と同様に、ブランキングとレーザー溶接が施された高張力鋼がシャーシ全体に使用され、剛性も向上しています。

　ボディ上部にはアルミを採用することで、軽量化を実現。フレームクロスメンバーも強化されて耐久性も向上し、ルーフトップテント、ハイリフトジャッキ、キャンプ用冷蔵庫など、トヨタディーラーで入手可能なアクセサリーギアを搭載する事も可能です。

　さらに、ルーフには統合された取り付け穴が装備されており、すべてのモデルにルーフ ラック レールを簡単に追加することもできます。

トヨタ「タコマ」の2024年モデル

　そんなタコマの購入者は、さまざまな需要を満たすトラックを必要としており、トレーラー、ボート、UTVを牽引するなど、牽引能力も重要な機能。

　タコマの最大牽引能力は6500ポンド、さらにSR5 i-FORCE、TRD PreRunner、XtraCabグレードでは最大積載量が増加する事に加え、NEWモデルでは最大積載量が1710ポンドに増加しています。

　価格は3万1500ドルから。2023年12月に、米国のトヨタ販売店に入荷予定となっています。