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勘違いしてたら超絶危険!色違いなどの似た標識が表す意味

バイクのニュース / 2023年12月20日 9時10分

公道には多くの標識が設置されており、四角や三角、丸のほかにも赤色や青、黄色など色や形状も多種多様です。中には、同じ形で同じ模様でも、色が違うだけで意味が変わるものも少なくありません。安全に走行するためには似たデザインの標識の意味もしっかりと理解しておきたいところですが、いったいどのような標識があるのでしょうか。

■色が変わると意味も変わる?さまざまな標識が存在

 道路を走行していると、たくさんの標識を目にします。形も四角や三角、丸形などさまざまですが、同じ形で同じ模様でも、色が違うだけで意味が変わるものも少なくありません。

 たとえば、赤丸の中に赤い斜線がひいてある標識の場合、赤丸に斜線の背景が青なら「駐車禁止」の標識ですが、背景が白なら「車両通行止め」を示しています。

赤丸に斜線の背景が青なら「駐車禁止」の標識赤丸に斜線の背景が青なら「駐車禁止」の標識

 駐車禁止とは、文字通り駐車をしてはいけない場所であることを示しています。ちなみに駐車の定義は、運転手が車両から離れた状態や、5分以上車両を停めている状態のこと。そして車両通行止めは、車両が入ってはいけない道路であることを示します。

 さらに、ほかにも駐車禁止や車両通行止めに似た標識があり、まず「駐停車禁止」の標識は、背景は駐車禁止と同様に青色ではあるものの、赤丸の中が斜線ではなくバツ印となっているもの。そして、赤丸にバツ印かつ背景が白い標識は「通行止め」を示しています。

 というように、線が一本増えたり背景の色が異なるだけで、意味が大きくかわるものがほとんどで、似ている標識の中にも、イラストなどが追加されることにより意味が変わる標識もあります。

 その一例として挙げられるのが、背景が白色で赤丸に斜線の中に、青色でバイクに乗った人のイラストが描かれている標識。一見すると車両通行止めの標識に似ていますが、バイクが追加で描かれると「二輪の自動車・原動機付自転車通行止め」となり、バイクや原動機付自転車のみ進入禁止の道路であることを表します。

車両通行止めの標識に青色でバイクに乗った人のイラストが二人描かれている場合は、「大型自動二輪車及び普通自動二輪車二人乗り通行禁止」車両通行止めの標識に青色でバイクに乗った人のイラストが二人描かれている場合は、「大型自動二輪車及び普通自動二輪車二人乗り通行禁止」

 また、青色でバイクに乗った人のイラストが二人描かれている場合は、「大型自動二輪車及び普通自動二輪車二人乗り通行禁止」を示しており、設置されている道路は、バイクに運転者以外の人を同乗させて通行することはできません。

 バイクの通行は可能ではあるものの、二人乗りでの通行はできないので、標識にイラストが描かれている場合は、よく確認してから通行するようにしましょう。

 ちなみに、やってはいけないことや特定の方法に従って通行するよう規制している標識を、「規制標識」と呼びます。そして規制標識の下に、長四角の標識で規制内容が補足されている場合がありますが、これは「補助標識」と呼ばれるもので、規制標識に示されている事項以外に追加や除外する内容が示されています。

 たとえば、通行止め標識の下に「日曜・祝日を除く」などと記載された補助標識があった場合は、平日は通行止めだけど日曜と祝日は通っても大丈夫、という意味です。

 なお、「一方通行」を示す標識は、白い矢印に青色の背景で表され、「左折可」を示す標識は青い矢印に白い背景で表されています。

 この一方通行は規制標識ですが、左折可は補助標識に分類されているのも大きな違いです。色が反転しているだけで意味が大きく異なるので、認識を間違えて通行することがないよう十分に注意しましょう。

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