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プロポーズの翌日に失踪した女性の壮絶な人生を杉咲花が熱演する重厚な人間ドラマ『市子』

バイクのニュース / 2023年12月7日 18時20分

壮絶な人生を生きる一人の女性の半生を、観る者の心に焼き付けるような凄まじい熱量で杉咲花が演じる『市子』が、2023年12月8日(金)より全国公開されます。

■なぜ彼女はプロポーズ直後に疾走したのか……

 杉咲花の主演最新作『市子』は、一人の女性の壮絶な人生と魂の叫びが観る者の心を捉えて離さない、そして安易な“理解”を押し付けない重厚な人間ドラマです。

(c)2023 映画「市子」製作委員会(c)2023 映画「市子」製作委員会

 川辺市子(杉咲花)は、3年間一緒に暮らしてきた恋人の長谷川義則(若葉竜也)からプロポーズを受けた翌日に、突然失踪。途方に暮れる長谷川のもとを訪れたのは、市子を捜しているという刑事・後藤(宇野祥平)でした。後藤は、長谷川の目の前に市子の写真を差し出し「この女性は誰なのでしょうか」と尋ねます。

 市子の行方を追って、昔の友人や幼馴染、高校時代の同級生と、これまで彼女と関わりがあった人々から証言を得ていく長谷川は、かつての市子が違う名前を名乗っていたことを知ります。そんな中、長谷川は部屋で一枚の写真を発見し、その裏に書かれた住所を訪ねることに。捜索を続けるうちに長谷川は、彼女が生きてきた壮絶な過去と真実を知ることになり……。

 原作は、監督の戸田彬弘が主宰する劇団チーズtheaterの旗揚げ公演作品でもあり、サンモールスタジオ選定賞2015で最優秀脚本賞を受賞した「川辺市子のために」。観客から熱い支持を受け再演された人気の舞台を映画化しました。

 痛ましいほどの過酷な家庭環境で育ちながらも、「生きること」を諦めなかった川辺市子を演じるのは杉咲花。抗えない境遇に翻弄された彼女の壮絶な半生を、凄まじい熱量で体現。芝居を超えて役を生き抜く姿を鮮烈に観る者の心に焼き付けます。

 市子が3年間一緒に暮らしていた恋人・長谷川を演じるのは若葉竜也。ほか共演陣に、森永悠希、渡辺大知、宇野祥平、中村ゆりなどが名を連ね、市子の底知れない人物像や過去が第三者の目線から描かれていきます。

スズキ「GSX400インパルス」スズキ「GSX400インパルス」

 そんな本作で、市子の最初の恋人である田中宗介を演じるのが倉悠貴。倉さんが今年11月公開の映画『OUT』で乗っているのが、スズキのGSX400インパルス。作風は全く異なりますが、幅の広い存在感を存分に発揮しています。

(c)2023 映画「市子」製作委員会(c)2023 映画「市子」製作委員会

『市子』は2023年12月8日(金)より全国公開です。

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