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新たな出会いが満載!?新規参入の電動バイクメーカーも盛りだくさん!レーシングライダー大久保光の「EICMA」レポート第5弾

バイクのニュース / 2023年12月16日 13時10分

レーシングライダーの大久保光選手が、イタリアで行われた世界最大のモーターサイクルショー「EICMA」を訪問。そのレポート第5弾です。

■気になるのはやっぱり電動バイクメーカー

 皆様こんにちは!レーシングライダーの大久保光です。

 12月になり今年もあと僅かとなりました。今回は、11月にイタリアで行われたEICMAレポート第5弾。

 今回の記事でEICMAシリーズは終わりとなりますので、まだ1から4を読んでいない方は、この記事をお読みになる前に読んでいただければと思っています。早速ですが、本題に入ってきましょう。

Cakeというメーカーの電動バイク。なかなか独特な形をしています。Cakeというメーカーの電動バイク。なかなか独特な形をしています。

 まず初めに紹介したいのは、「cake」というスウェーデン発の電動バイクメーカー。こちらのバイクの特徴としては、デザインがとてもシンプルでバッテリーなどもむき出しになっているという、他のメーカーではあまり見ないバイク形状となっている点。

 他のメーカーの電動バイクはバイクらしい形を残したものが多く、エンジンの部分にバッテリーを積んだだけというデザインが多いのですが、こちらのcakeという電動バイクメーカーのマシンはまさに一目で電動バイクとわかるようなデザインをしているのが特徴です。

 マシンのラインナップもさまざまあり、中にはペダル付きという、電動自転車のようなものもありました。主に街中で使うことが想定されているみたいで、簡単な荷物を積むところがある設計や意外とコンパクトな車格など、その需要に合わせたデザインが特徴。

 日本でも来年から販売が開始されるとのことなので、気になる人は是非、新しいパートナー候補として考えてみてはいかがでしょうか。

Arctic Leopardの電動バイクです。跨ってみた感じは乗りやすそうでした。Arctic Leopardの電動バイクです。跨ってみた感じは乗りやすそうでした。

 続きましては中国の電動バイクメーカー、「Arctic Leopard」。EICMAには、チャイナタウンのような場所がブースの端っこの方にあり、そこには小さなスペースで、数多くの新規中国メーカーがマシンやパーツを展示していたりします。

 雰囲気的には市場のような感じで、その中で私的に一際目立ったメーカーが、このArctic Leopardというメーカーです。こちらでは主に電動モトクロス、電動トライアルのマシンが展示してあり、実際に担当者と詳しく話したところ、まだ市場的には規模は小さく、他の中国メーカーに比べてマイナーですが、今後ヨーロッパで展開していきたいということで、今回のEICMAへの参加に踏み切ったとのこと。

 実際にマシンの価格自体も他のメーカーに比べて安価で、注文があればどの国でもマシンを発送してもらえるとのことでした。

 またディーラーをしてもらえるビジネスパートナーも募集中とのことで、後日、担当者の方とWe Chatを使ってやり取りをしてみたところ、ドイツにはすでに代理店ができたらしく、ヨーロッパへの発送は今までより簡単になったとのこと。

 日本にも送料を払ってもらえればマシンを送ることができるとのことなので、試しに1台輸入してみるのも良いかもしれません。

 写真の中にパンフレットを載せておきますので、是非、見てみてください。

 いかがでしたでしょうか?これにて2023年のEICMAに関する記事は終わりとなりますが、毎年新しいものや見たことないメーカー、パーツ屋さんが出展していて、かなり面白い展示会となっているので、来年も機会があれば現地を訪れて、また皆様にこのような形でご紹介できればと思います。

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