1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

ヤマハ「YZF-R125/R15」は公道からサーキットまで楽しみ尽くせるスポーツバイク!レーシングライダー大久保光の市販車インプレッション

バイクのニュース / 2023年12月19日 12時10分

レーシングライダーの大久保光選手が試乗したヤマハ「YZF-R125/R15」を、インプレッションしてくれました。

■サーキットでも十分楽しめるポテンシャルを持つ2台

 皆様こんにちは!レーシングライダーの大久保光です。

 今回は先月茂原ツインサーキットで行われましたヤマハ125プレス試乗会で試乗した、ヤマハ「YZF-R125/R15」のインプレッションを書いていきたいと思います。

 このバイクは言わばスポーツタイプと呼ばれるバイクで、実際に見た目もYZF-R1にそっくりなのが特徴です。マシンの車格は、もちろんR1に比べて小柄なものとなっていますが、その走りは軽快で、びっくりしたというのが第一印象でした。

ヤマハ「YZF-R125」の走りを楽しむ大久保光選手ヤマハ「YZF-R125」の走りを楽しむ大久保光選手

 R125は排気量が125ccということもあり、とても扱いやすいエンジン特性で、スムーズな走りを実感することができました。実際にサーキットで試走した際にも、すぐに膝を擦るところまでバイクを寝かせることができる車体のポテンシャルに驚きを隠せず、低速走行の際にも高い安定性を発揮してくれました。

 そしてR15は、R125に比べてとてもパワフルなエンジン特性をしていました。実際には、排気量がR125は124ccでR15は155ccと、31ccしか変わらないのですが、体感ではそれ以上の違いを感じさせてくれます。

 アクセルを開け始めた際にもしっかりトルク感があり、体が少し置いていかれるような感覚になります。

ヤマハ「YZF-R15」の走りを楽しむ大久保光選手ヤマハ「YZF-R15」の走りを楽しむ大久保光選手

 実際に茂原ツインサーキットのメインストレートでは、R125は4速まで入るところがR15だと3速で引っ張ることができるという違いも。

 また、この両車には電子制御でトラクションコントロールが装備されており、試乗当日は路面状況が少し濡れている難しいコンデジションでしたが、寝かした状態で無理にアクセルを開けてもトラクションコントロールがしっかりと働いて、変なマシンの挙動が起きにくく、とても安心して乗ることができました。

ヤマハ「YZF-R15」に搭載された水冷SOHCエンジンには、中低速での操作性を高めるハイパフォーマンスなVVA(可変バルブ)を採用ヤマハ「YZF-R15」に搭載された水冷SOHCエンジンには、中低速での操作性を高めるハイパフォーマンスなVVA(可変バルブ)を採用

 レーサーポジションと言われるセパレートハンドルということもあり、公道はもちろんのこと、サーキット走行でもしっかりと実力を発揮してくれるバイクという印象。またR1などの大型バイクに比べてマシンが一回り小さいことから足つきも非常によく、大きいバイクはちょっと足が届きにくくて不安という方でも、安心して乗ることができると思います。

 ポジションもレーサーポジションではありますが、そこまで窮屈な感じはありませんでした。街乗りとサーキットの両方を楽しみたい方には、ぜひお勧めしたい1台となっています。

 価格(消費税込)は、YZF-R125が51万7000円、YZF-R15が55万円です。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください