スズキ「Vストローム800DE」はずっと見つめていたい美しさ！ クリステル・チアリのSUNNY RIDE

Aloha Happy Friday! 今週もクリステル・チアリの “The next station is...SUNNY RIDE!”今週もご乗車いただきありがとうございます！

■スズキ「Vストローム」のラインナップを半分コンプリート！

　前回と前々回は続けてスズキ「Vストローム800」を、いっぱい楽しませていただきましたが、2023年の最後は「Vストローム800DE」！

　その前に乗った「Vストローム250」と「Vストローム250SX」でもかなり違って面白かったので、今回の800DEについてもクリスの期待値は上がりまくり。いつも、バイクに乗りたくなった時に連絡すると、すぐに乗りたいバイクを手配してくれるレンタル819東名横浜店で、今回も色々と教えてもらいながら楽しんできました！

　250㏄に比べると大きくて、取り回しが不安に思える800㏄クラス。大きさはグンと上がる分、足付き問題は出てくるけど、一旦走り出したらパワーもあるし、座った時の安定感も最高でした。

　しかも800DEはロードよりと言うより250SXみたいに、オンもオフもどちらも満喫できるように作られていて、シート高がさらに高くなっていますが、果たしてどんな乗り味が楽しめるのか。まずは恒例のオトコマエチェックからスタートします。

スズキ「Vストローム800DE」に跨るクリステル・チアリさん

　まずはフロント。ライトは800と同じ縦長のものが２つ。イエローとブルーのカラーリングがとっても鮮やかで、目立つ印象。

　ベースカラーになっている黄色にインパクトあって、ライト周りのサイズ感がとってもボリューミー。ハンドルカバーも付いているから、余計にそう感じるのかもしれないけど。

　ハンドルの真上にくるミラーも大きく、ハンドルカバー、ライトの周りとカクカクしたデザインの統一感がとっても美しい。ゴールドのフロントフォークも、ブルーとイエローの車体をバランスよく全体的に整えているようで、ずっと眺めていたい感じ。

　タイヤもオフ用やから石畳のように綺麗なテトリス状態で、ジーッと見ていてもあきへん。

　このバイクのプラモデルあったら、マジで飾っておきたいと乗る前からハマってしまいました。

　そしてウィンドスクリーンは250もそうやったけど、ロード仕様よりサイドがシュッとしていて縦に長い上に高さも３段階で調節できるようになっているから、自分の身長に合わせられてありがたい。

クリステル・チアリさんが試乗したスズキ「Vストローム800DE」

　サイドに回ってみると、タイヤもゴールドで太陽の光が当たるとめっちゃキラキラしていて、スポークホイールがとっても素敵。フロントから流れる黄色のクチバシスタイルは、やっぱりオトコマエや。そして大きいから迫力が出る。

　タンクからシート、リアまでの青のラインも海の様に深くて鮮やかで、お尻が上がっているシルエットもキュッとしていて好き。後ろからの眺めはエンジンをかけると、リアのライトがカクテルグラスに見えて、ちょっとハートにも見える。その上に装着されたキャリアも大きめで、インパクト大。10kgまでの荷物が置けるらしい。

　でも10㎏って、旅に出る方にとってこれは少ないんかな？ちょうどいいんかな？

　そんな疑問で、また考え込んでしまいそうや。私的には買い物をした食料品はもちろん、ホームセンターで重い物を乗せられるからありがたいなとも思えたけど、車体が大きい分、後ろに重い物を乗せて走るのは大丈夫かなと、少し心配。でも、タンデムをすることを考えたら、軽いか。うん。せやな。はい、解決。

スズキ「Vストローム800DE」の足つき(身長170㎝)

　シートはしっかりクッションもあって、フロントもリアも厚みがあるから長時間移動も大丈夫そう。シート下の形状がカクカクしていて、800の時は足付きを考えて座る位置を最初は迷ったけど、今回は多分、大丈夫と思って跨ってみた。

　いやいや、迫力あるわ。大丈夫ではないな、足付きがさらに悪い！

　見た目が黄色いからボリューミーに見えるんかなって思っていたけど、実際に跨ってもボリューミーや。数字でスペックを見てみると、800DEは全長2345mm、全幅975mm、全高1310mm、ホイールベース1570mm、シート高855mmで車重は230kg。Vストローム800が全長2255mm、全幅905mm、全高1355mm、ホイールベース1515mm、シート高825mmで車重は223kg。

　シートも３cm、800より高くて幅も7㎝増えて、重さも7㎏増。立った状態やと爪先立ちが過ぎるけど、走り出したら問題ないはずや！

　ステップに両足を乗せて、身体をちょっと後ろにずらしてみたら、シートのカクカク問題は問題なし。そしてタンクを太ももで挟んでみると、こっちの方がシュッと両膝から腿にかけてフィットする感じがする。

　ほな走ってみよか。2023の走り納め。

　エンジンをかけると、低めの深い音が体中に響く。横浜の街を楽しんできまーす！

　2023年もクリステル・チアリのSUNNY RIDE読んでくださりありがとうございました！

　2024年も、どうぞ皆様よろしくお願いします！Have a wonderful New YEAR!!!良いお年をお迎えくださいね！そして年末年始もride safely!!!