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どこで使えば良いのか!バイクのフォグランプって何?

バイクのニュース / 2024年1月2日 13時10分

バイクにはさまざまなカスタムパーツがありますが、「フォグランプ」もそのうちのひとつ。では、具体的にどういった場合に使用すればよいのでしょうか。

■フォグランプをつけて悪天候や夜間走行時の運転を安全に!

 ヘッドライトは上下に照らすものですが、フォグランプは左右方向に広く照らすライトです。ヘッドライトのように取り付けの義務はありませんが、昨今ではヘッドライトを補助するライトとして取り付ける人が増えています。では、フォグランプはどういった場合に使用すればよいのでしょうか。

フォグランプには、視界を確保し、自分の存在をアピールする役割があるフォグランプには、視界を確保し、自分の存在をアピールする役割がある

 そもそもフォグランプには、いくつかのメリットがあります。

 まずひとつ目のメリットは、視界がさらに向上すること。「ヘッドライトで十分じゃないのか」と感じる人もいるかもしれませんが、濃霧の中ヘッドライトを使用すると乱反射が起こり、逆に周囲が見えなくなる場合があります。しかしフォグランプであれば左右方向に広く地面を照らしてくれるため、地面や周囲の状況が見えやすくなります。

 そもそもフォグランプには、いくつかのメリットがあります。

 まずひとつ目のメリットは、視界がさらに向上すること。「ヘッドライトで十分じゃないのか」と感じる人もいるかもしれませんが、濃霧の中ヘッドライトを使用すると乱反射が起こり、逆に周囲が見えなくなる場合があります。しかしフォグランプであれば左右方向に広く地面を照らしてくれるため、地面や周囲の状況が見えやすくなります。

 そしてふたつ目のメリットは、自分の存在をアピールできることです。フォグランプはヘッドライトよりも光が遠くに届くため、自分の存在をアピールできます。バイクはクルマに比べて車体が小さく、認識されにくいこともしばしば。そのため、対向車や歩行者にバイクの存在をアピールしないと、事故につながりかねません。
 
 特に天気が悪い日や夜間は、周囲のクルマや歩行者と衝突して事故が起こりやすいです。フォグランプで自分の存在をアピールすることで、事故を起こす可能性を減らし、天気が悪い日や夜間でも安全に走行できます。

 このようにフォグランプには、視界を確保し、自分の存在をアピールする役割があります。そのため、霧や雨など天気が悪い日や夜間走行時に使用するとよい機能と言えそうです。

 ヘッドライトを常時点灯していているとはいえ、濃霧や雨、夜間にバイクを運転して、視界の悪さに不安を覚えたことがある人も多いのではないでしょうか。そんな時のために、「フォグランプ」を装着しておくと安心かもしれません。

 ただし昼間につけていると、対向車や後続車など周囲のクルマの視覚を奪ってしまいます。フォグランプは常時点灯の対象ではないことを念頭に置いて、状況に応じて使用しましょう。

フォグランプを取り付ける際は、保安基準を満たしていなければいけませんフォグランプを取り付ける際は、保安基準を満たしていなければいけません

 なお、フォグランプを取り付ける際は、保安基準を満たしていなければいけません。フォグランプの基準については、「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」という法律で定められています。これによると、フォグランプの色は白色又は淡黄色で、左右同じ色でなければいけないとのことです。

 個数は定められていないものの、3個以上点灯しないように取り付けなければいけません。左右対称に2個ついていれば問題ないと言えそうです。また取り付け位置は、フォグランプで照らされる中心部分が、対向車のヘッドライトの照明部の中心部より下になるようにしなければいけないようです。ヘッドライトよりも上に付けていると、この基準に当てはまりません。

 またフォグランプの光線は、他の車両の妨げにならないようにすること、点滅しないようにすることが定められています。

 これらの基準を満たしていないと、車検に通りません。車検に通らない状態で走行していると、不正改造車だとみなされ法律違反となってしまいます。保安基準に満たしていないフォグランプの取り付けを実施した場合、6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金が科せられます。

 また、不正改造車で公道を走行した場合も法律違反です。取り締まりを受けたバイクには、整備命令のステッカーが貼られます。ステッカーが貼られてから15日以内に整備をし、運輸支局でチェックを受けなければいけません。命令を無視した場合は、車両の使用停止命令や50万円以下の罰金の対象となります。

※ ※ ※

 フォグランプは、霧や雨など天気が悪い日や夜間に走行するとき、視界をよくするために使用するライトです。安全に走行するために取り付けておいたほうがよいですが、取り付けるときは保安基準を満たすようにしましょう。

 また、取り付ける際も違反とならないように法律を確認しながら実施しましょう。心配な場合は、バイクショップに依頼するのもひとつの方法です。

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